たわ言

思いつくまま

月下美人 開花

2010-10-09 10:03:47 | 日記
 今日は雨、ここ2・3日忙しく働いた畑はお休み。 余裕で休める。

 月下美人が昨夜開花しました。
 昨夜6時ごろ、澄んだようなバラの香りが匂ってきて、 開花を確信した。
 6時50分開花しはじめ、7時30分ラッパ状に開いた。白い花びらは蓮の花よりやや狭い8枚が三重に、その外に花を覆っていた細い萼が20数枚2列。 直径11cmになった。 その中に舌状の弁に雄しべが上向に沢山生え、舌の先に雌しべは先が15・16本にヒトデ状に分かれいる。花の奥にも輪状に雄しべが並んでいた。

 20時完全に開いた。直径23cmにもなった。匂は何というか知らないが、薫いたことのある化粧品の匂いというか、お香の沈香・シャムより少し辛い、スマトラ産タニ種に近いのような香りである。 21時も同じ、 24時には花が開きすぎ、反り返ってきた。

 午前3時には咲き始めのように凋んできて、朝には鎌頚をあげていた花柄はだらりと下向きになってしまった。  なんか男のシンボルの一夜を象徴しているようだ。

 こんな夜中に、この香りに惹かれてくる昆虫は何か、本で調べてみた。 それは昆虫でなくコウモリということだった。 コウモリはホバリングしながら密を吸うときに交配・受粉させるそうであるが、他家受粉でないといけなくて、日本にある月下美人は葉柄を採って挿して増やしたクローンであるので、実がなることがないそうだ。

 小苗を貰って10年近い。花は何回も咲いていたのに、開花をみるのは2回目、今回はじっくり観察させてもらった。    眠い。    まいる
コメント
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