たわ言

思いつくまま

牛肉の味

2010-10-25 17:19:30 | 日記
 何日ぶりかの雨、秋霖・一日しとしとと続いている。 昨日の畑の移植は正解。
 外に出られないので、11月ウォーク「信貴山」のレジメづくり。 ウォークの活動の場を県下に絞っているので、114回目を迎えると県下は行くところがなくなって・・・。
 
 今日の夕ご飯。何にしようかで思うこと。
 日本人は魚は天然ものにこだわる。価格も養殖ものより格段に高い。魚を食べて何千年の食文化の結果である。

 和牛は大昔は食べていたのであろうが、仏教伝来以来食べなくなって、牛を食べるようになったのは100年余りの歴史しかない。それも肉を出汁にした野菜を食べるのが主流だったが、最近は肉自身を食べ、野菜は添え物になってしまったのに、霜降りの肉を好む。 この味って若い牛の脂肪の味でしかない。 脂肪の味を旨いと言い出したの近年のことである。 私は肉牛の産地に育ったので、肉を熟成させ独特の香ばしさを求めるが、最近は出くわさない。
 それにしても

 和牛は穀類の濃厚飼料で肥育させた養殖ものだ。そんなもん食っているから肥満するのは当たり前の話。 外国旅行してステーキは「藁草履」を食べているようだと表現する人もいるが、そのほうが天然ものの味、本来の味かも知れない。よく噛めばその味がわかるかも知れない。
 千年後といかないまでも百年後にはどんな牛肉が好まれるのか、見ものだ。 魚同様、本来の味、自然の中で育った天然ものにこだわっているのではないか。 夕食を前にして      まいる   
コメント
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