落ちこぼれ社会人学生の戯言

当初はMOT取得が目的でしたが、現在は諸事情により中断しています。
本文は趣味の口調です。 ご理解下されば幸いです。

8/15

2007-08-15 22:38:18 | Weblog
今日は終戦記念日。
戦没者の方々の御冥福を心からお祈り申し上げます。


戦争の記憶の風化が叫ばれて久しいが、TVでは追悼番組や戦争の特集番組は無い。(NHKで九条の特番はやっているけど)
自分にとってはどうでもいいバラエティ番組ばっかなんで、高校野球以外でTVを点ける事は無かった。
目先の利益ばかりを追い求めるマスコミに、「何か」を期待しても無駄なんだろう。


話は変わって・・

図書館に所蔵されている本で、読みたいのだけど先約がどっさり詰まっている・・なんてのがあったのだが、どうにか自分の番が回って来た。

・「特攻からの生還―知られざる特攻隊員の記録」鈴木勘次著

前に読んだ「特攻」って本の中で少し紹介されていて、それで興味を持った。
銀河(海軍の双発爆撃機)単機で出撃し、空母に突入寸前に撃墜され、(敵に)救助された搭乗員のお話。

特攻で出撃して、天候や機器不調等の理由で引き返した特攻機は意外と多いのだけれど、目標に突っ込む寸前まで行って生還したのは、多分この人だけじゃないだろうか?
「特攻隊員が突入寸前にどのような心境であったか、それは生きている人がいないから判らない・・」・・などと記された特攻関連の書籍はいくつもあるのだけれど、それを語る事の出来る人が存在した!

搭乗員は、特攻隊員として出撃する(そして死ぬ)日付は事前に(大体は)判っているから、その間非常に苦悩する事が多かったとか。
酒飲んで暴れたり・・なんて事も少なからずあったらしい。
自分が確実に死ぬ日付が前もって判っているなんて、どれほど辛いことだろうか・・
出撃し、機上の人となった時、何を想ったのだろうか??


さっき、Webで図書館の予約状況を見ると、まだ「受け取り可能」にはなっていなかった。
出来れば盆休み中に読みたいが、盆休み期間中なんで、前の人の返却が遅れる・・とかあるかもしれないな・・

図書館は明日もやってるから、ちょっと聞いてみようかな。