次の繕いは私のものです。
丹波立杭焼の最古の登り窯で使われていた作品台です。
この台の上に作品を置いて焼成されます。
何回も使っているうちに、この台が傷んで廃棄処分されてしまいます。
何べんも登り窯の中で焼かれているので、とても素晴らしい窯変が出ていて、これを捨てるのはもったいないと、だいぶ前に頂いてきたものです。
二つの品物、最近コロナの関係で自宅にいる時間が増えて、長い間放置していたのですが、ようやく取り組みスタートです。
一つ目です。
沢山の大きな亀裂が入っています。
上に置いた作品がうまく焼成できるように、台のところと底の部分が大きく開けられています。
もう一品は、少し高さが低めのものですが、割れてしまっています。
ちなみに玄関の正月の生け花に使っている花器も同じものです。
窯変がとてもきれいに出ていて、風格がありますね。
今回の2点、この品物と違って、繕いがとても大変なようなので、長く放置していたのでした。
さあ、低めの作品から作業のスタートです。
割れた部分をはめ込んで。
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