金繕いの図書はいろいろと持っていますが、また新しいいい図書を入手しました。

ざっと目を通して。
例えばこのページ。
右側にそれぞれの作業がどれほど期間を要するかも書かれています。
何と、約2か月。
私も一応本格的な手法も経験していますが、ベースの修復は2液混合の接着剤を利用することで、うんと修復の日にちが短縮できるので、もっぱらその手法で。
学ぶことも多い図書ですので、最初から丁寧に読み直して。
気になる部分はアンダーラインを引いて。
筆の手入れの仕方も、テレピンやアルコールできれいにして最後にはサラダ油をあまり強くふき取らないようにしていたのですが、サラダ油が筆に残っていると漆の渇きが遅くなるという記述もあって。
ああそうなんかと。
金の丸粉は5号に加えて3号も使うとあります。
驚きですね。
この本の前に参考にしていたものでは2号を使っていて、私が使っているのはそれより粒の大きい3号です。
何とさらに粒の大きな5号をベースに3号を上から重ねるなんて。
とても費用が掛かりますよね。
引き続き、読み込んで、川西の金繕い教室で参考となるポイントを披露しましょう。