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金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

次の繕いの依頼 その2

2021-03-26 17:50:22 | 陶器の繕い例

急須の蓋の繕いの続きです。

 
弁柄漆が乾いた後、次は銀粉(丸粉3号)を蒔くために艶黒漆の処理です。

 

銀粉をこんな風に蒔いて。

 

漆が乾いた後、粉固めの処理です。

生漆をテレピンで薄めて。

 

この処理の後は、最後の磨きです。

木綿でしっかりと磨いた後、鯛の牙(たいき)の出番です。

 

ピカッと輝いて。

仕上がりです。


次の繕いの依頼 その1

2021-03-25 11:19:54 | 陶器の繕い例
次の繕いの依頼です。
依頼者は、以前利用していた立ち飲み店で親しくしていた方。
 
こんな品物です。
湯飲みの蓋ですね。
小さな欠片もあって。

 

さあ、繕いのスタートです。

小さな破片もうまく収まって。

 

そして、接着剤が固まった後の水ペーパーでの手入れです。

 

そのあと、まずは弁柄漆を塗って。

この直しは、銀の丸粉(3号)を蒔いた繕いで丁寧に仕上げてあげましょう。

 

裏側の様子です。

器の色からは、この弁柄漆のままでもいい感じですね。

続く。


次の繕いは友人からの依頼

2021-03-19 12:46:20 | 陶器の繕い例

次の繕いは友人からの依頼で、土鍋の蓋です。

 
こんな感じに割れていて。
 

ひびも入っているので、まずはその修理から。

ひびの部分をトーチで熱くして、接着剤を浸透させます。

そして、こんな風にガムテープで。

 

そして、次は割れた部分の接着です。

 

欠けた部分も補填して。

 

接着剤が硬化してから次の作業です。

ミニルーターと水ペーパーを使って修理箇所をきれいにして。

 

この後、この器が黒色なので、艶黒漆で仕上げるだけにして。

何日かおいて漆が乾いたら終了です。

 

内側です。

割れていた部分とひびが入っていた部分。

欠けていた部分。


繕いのやり直し依頼 その3

2021-03-12 10:59:57 | 陶器の繕い例
マグカップの繕いの続きです。
 
生漆をひびの部分にしみこませる方法を3回繰り返して、こんな具合です。
漆のきれいなラインが内側にも入っています。
 
上出来かな。

次は、漆がはがれやすい磁器ですので、ミニルーターで傷をつける処理を施します。

そして、注文していた新しい漆も京都の鹿田漆店さんから届いて。

強力ガラス漆の3種類です。
初めて使います。
ついでに仕上げの磨き用のトクサも送っていただいて。
 

先ずは、艶黒漆の処理です。

内側の線引きは難しいですね。

少し太くなってしまいますね。

この後、また漆の乾燥です。

本格的な手法、とても時間がかかりますね。

 

続く。


次の繕いの依頼

2021-02-10 12:55:02 | 陶器の繕い例
次の繕いの依頼です。
 
依頼者は、妻の従弟で陶芸をされています。
 
ご自分の作品の土鍋。
口のところが欠けてしまって。

 

早速、取り組んであげました。

欠けた部分のはまり具合を確認して。

 

接着開始です。

 

手順を確認したのですが、なかなか入りづらくて。

何とか収まりました。

次は、しっかりと接着ができてからですね。

 

接着剤が乾燥して。
欠けていた口の部分を接着した後の手入れです。

 

そして、仕上げに艶黒漆を塗って。

釉薬が黒色ですので、今回は金属粉を蒔かずです。

 

それから、底の部分も少し亀裂が見えたので漆だけを塗っておきました。

 

さあ、仕上がりました。
しっかり漆を乾かした後、依頼者に届けてきました。