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金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

抹茶茶碗の繕い依頼 その3

2021-05-03 16:19:04 | 陶器の繕い例

依頼されている可愛い抹茶茶碗、ちょっと気になる箇所があって。

 
この右側の箇所などです。

 

それで仕上がってからの追加の作業です。

艶黒漆を塗って、銀の丸粉を蒔いて。
そして、テレピンで薄めた生漆での粉固めの処理です。

 

鯛の牙(たいき)で磨いて完了です。

 

こんな風に仕上がって。


抹茶茶碗の繕い依頼 その2

2021-04-28 14:43:41 | 陶器の繕い例
可愛い抹茶茶碗の繕いの続きです。
 
次は繕い箇所に艶黒漆を塗って。

 

そして、本銀の丸粉(3号)を蒔いて。

 

漆を乾かした後、粉固めの処理です。

生漆をテレピンでうんと薄めたものを塗ります。

すぐにキムワイプできれいにふき取って。

今回は粉固めは2回処理して。

 

そして、いよいよ仕上げです。

しっかりと木綿布で磨いた後、鯛の牙(たいき)で磨きます。

 

内側に、もう少し処理した方がいいかなと気になる箇所がありますね。

 

一応終了ですね。

 

周りの模様からして、やはり金粉よりも銀粉を使った方が正解でしたね。


抹茶茶碗の繕い依頼 その1

2021-04-28 14:43:41 | 陶器の繕い例
こんな可愛い抹茶茶碗の繕いの依頼です。
 
口の部分に少し欠けた箇所があります。

 

その下に亀裂が入っています。

 

先ずは、繕い箇所をヘアードライヤーで熱くなるまで熱して。

接着剤を注入する作業から。

 

傷んだ亀裂の部分には、地の子を混ぜたもので補強して。

 

内側も。

 

こんな形で接着剤が固まるまで。

 

そのあと、傷んだ亀裂部分に、弁柄漆を塗って。
漆が乾くまで待って。

続きます。


妻のコーヒーカップの繕い

2021-04-07 12:08:13 | 陶器の繕い例

次の繕いの依頼は、妻からです。

愛用しているコーヒーカップを傷めてしまって。
 
欠けを貼り付け、もう一か所の欠けはありませんので復元して。
 

 

ベースを直した後は、艶黒漆を塗って、銀の丸粉(3号)を蒔きました。

 

そして、漆が乾いてから、生漆をテレピンで薄めたもので粉固めです。

 

粉固めを2回繰り返して、乾燥させてから鯛の牙での磨きです。

 

終了です。

これからは電子レンジが使えなくなって、不便なようですが。


子供陶芸教室での陶板のトラブル

2021-04-02 16:41:34 | 陶器の繕い例
陶板の線彫りの段階で割ってしまった子供陶芸教室の作品。
 
ずっと何とかならないものかとの試行しましたが、なかなか難しいものです。
 
結局本焼き後も繕いです。
本焼きを終えて、こんな姿で。

 

いつものように接着剤に地の子を混ぜて。

接着です。

 

裏側も補強して。

 

接着剤が固化した後、「新うるし」での色合わせです。

 

こんな仕上がりで、まあ、いいでしょうかね。