tsubowの忘れた頃に書き込むログ

できれば社会に有益な情報を載せたいと思います。(愚痴もあり)

尾張旭市、ランボルギーニの修理代を支払う。

2013-10-07 23:35:49 | 持論
スーパーカーが道路のくぼみで破損したので、すぐに尾張旭市は誠意ある対応をしました。

ランボルギーニの修理代を全額負担して、すぐに市道の問題箇所を修復した尾張旭市の対応は決して
間違っていないと思います。新聞には早速、市の対応を批判する投稿が掲載されていました。
曰く「交通弱者が車椅子で走行するのに危険な、道路の傾斜の修復をいくらお願いしても
直してくれないのに・・この役所は交通弱者に対して冷たい・・うんぬん」
一見正論に見えますが、この投稿には大事な視点が欠如しています。
それは、道路を治すにはお金がかかるということです。
役所が執行する予算は、言うまでもなく税金です。大げさにいえば血税です。
ではその税金はだれが収めているのでしょうか?
言い方を変えれば、より多くの税金を収めているのは誰なのか?ということです。
いやらしい言い方かもしれませんが、車椅子で外出する人よりランボルギーニを乗り回す
人のほうが何十倍、いや何百倍も納税していると推測されます。
行政から見たら、とても大事にしたい大口納税者様なのです。
道路不備による損害賠償と路面修復のクイック対応は、極めて当然です。

行政はビジネスではないと、反論する方がお見えになると思いますが、経済論理を
踏み外した政は失敗する運命なのは、過去の事例をあげるまでもありません。
行政が出来る範囲での弱者保護や救済は否定しませんが、明らかに財政赤字で行えば
ツケは必ず最終的に救済すべき弱者にたどり着きます。
多くの日本人の悪い点は「お金持ちを妬み、不都合の多くを行政が悪いからとすることです。」
「まずは自己責任はないのか」という当たり前の事が、何故か多くは否定されます。

最近、日本を脱出する富裕層が増えているといいます。凡人は成功者を妬み、ポピュリズムに
支配された政治家は、大衆ウケする富裕層の課税強化を政策にする輩も増えています。
この傾向が加速すれば、日本から大口納税者たる富裕層はいなくなり、年金などの社会保障は支払えず
、国債も金融機関の富裕層資金が流出するので買えなくなり、早々に国家財政は破綻することになります。
要するに、ジャパニーズ・ドリームを政策的に促進して(特に事業成功者は)彼らを国が優遇をすることこそ
国家財政を好転させることになるのです。
能力や才能のある若者は、すでに成長の止まったような会社の正社員になりたいという、チープな夢を捨てて
どんどん起業できるような環境整備が急務です。そして成功者を優遇する社会の構築が最重要です。
金の卵を生む鳥を、日本はあまりにも冷遇しすぎです。


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