役所 信太のひとりごと。。。(カウントダウン365×4→0)

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第42日理想の年収に思うこと

2009年06月29日 01時28分40秒 | Weblog
gooのニュースの欄に記載されていた
婚活の項目に女性から見た
理想の年収、を見て
少し気になり、
思うことを並べてみました。

女性側の相手に求める理想の年収は
600万円以上で
妥協できる年収は
400万円以上とのことです。

女性の社会進出がめまぐるしい現代に
現実を知っているはずなのに
昔と同じとは
少しびっくりです。
玉の輿や突然セレブにあこがれるのは
昔と同じなんですね。

社会の構造が変化してきて
終身雇用や年功序列が崩壊し始め
どこの企業も
費用のかさむ「人件費」を減らすことに
重点を置くようになり
非常勤や派遣、
アルバイトで賄うようになりました。
ルーチン業務は
機械化や合理化の名の下
人がどんどん減っています。

悪いことではないのですが
企業も会社もみんな
人間で成り立っています。
その人間を削減してしまっては、
将来
企業や会社が
トラブル発生の時に
頼れる人間が居なくなるのでは
ないでしょうか。
営利や内部留保も重要なのは
百も承知です。

また、人には、
愛着がないと離れていってしまいます。

熟練した職員を持続的に継続的に育てないと
愛社精神が生まれない。
愛が無いと
熟練した有能な人材が
条件の良い方へ流れ
それを引き止めるのにさらに人件費がかかるように
なるような気がする。
目先の欲より
将来を見据えないと
とんでもない格差社会が到来すると思う。

公務員でも同じことが起こっています。
結婚相手の理想の職業が
公務員
であることは昔からずっとそうですが
今のご時世
手当ての廃止や
給与の削減等で
入所10年目くらいで
年収300万円ちょっとになります。

自分も15年公務員しましたが
14年目で
400万円初めて超えました。
しかも、
時間外勤務手当てが150時間付いての
金額です。
勤続20年を超えないと
常時400万円は無理です。

課長級以上になっても
今は管理職手当が据え置かれているので
ヒラと余り変わりません。

お仕事も人件費削減で
非常勤やアルバイト、退職者の再雇用など
正規職員がかなり減っています。
10年前の1.5倍は業務量増えているのに
給料は微増です。
また、やっかいなのは
親方日の丸をよいことに
最低限しか働かない職員が
半分くらいいる現実です。
その人たちのお仕事は
誰かが肩代わりして成り立っています。
それが役所です。
暇な部署や
季節的繁忙のある職場もありますが、
今時の公務員で
毎日9時5時なんてありえないです。
業務量半端なく多いですよ。
法律や政令・省令他法令を習得する
だけでも大変ですよ。
早く帰れる
そういった人は
お仕事を任せられないダメ職員です。
お仕事すると
尻拭いのお仕事が増えるからです。
最近は役所内で病気になる人が
増えてます。
うつが一番多いかな・・・。

どこの会社も企業も役所も
勤務時間が長くなって
人が疲弊しています。
しかも、いつ体を壊して働けなるか
わからない。

で、理想の年収のはなしですが、
結婚には理想の年収は
邪魔になるような気がします。

理想を掲げるなら
自分の生活費は自分で稼ぐ
くらいの気持が必要ではないでしょうか。

そして、
相手には
人間性を求めることが一番ではないでしょうか。

あいさつができること、
感謝の気持を素直に表せること、
人に教えを素直に乞えること、
人を妬まないこと、
金銭感覚が同じであること、
怒りたい時に深呼吸できること、
トラブルに焦らないこと、
柔軟に考えられること、
極端な宗教にはまらないこと、
尊敬できること、
健康であること、
誠実であること、
前向き思考であること、
ユーモアセンスがあることなどです。

理想の収入600万円以上、
妥協点400万円以上とするより
婚活するなら
年収は気にせず、
人間性を見極めたほうがよいかもと思いました。

休日の朝、
河原で朝陽を2人で眺め
青空とすがすがしい空気に
幸せを感じあえる関係。
至福のひとときと思います。


。。。。

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