役所 信太のひとりごと。。。(カウントダウン365×4→0)

旅先で感じたことや報道など私的に思うこと

第14日 人とのかかわり

2009年06月12日 00時56分11秒 | Weblog
人とのかかわり・・・。
39年生きてきて
未だに悩むことばかり・・・。

かといって
避けて通ることはできない。

そう思って生きてきたが、
転機というものがある。

15年間
役所に勤めてきて
いろいろな業務に携わりました。

保健センターでの新規事業や
母子保健事業移管、
2000年問題の年金システム更新、
保健所の立ち上げから
軌道に乗せるまで等・・・。

自分では
大きな仕事をやってのけたと思っている。
特に
新規事業の立ち上げや
保健所の設置に尽力してきた。
人の嫌がる業務も
何食わぬ顔してこなしてきた。
3人分の業務は肩代わりしてきた。

でも・・・・、
何か自分の居場所ではないような・・・

そんなわけのわからない感覚が、
日に日に強くなる。

気が付けば、
交感神経と副交感神経の
働きが機能不全に、
セロトニンシステムが
崩壊の危機に陥ってしまった。

保健所勤務6年のため
症状は患者を生で見てきているため
重症化にはいたらなかった。
体調の悪いときは
お休みをとりながら出勤していました。

人には知られたくなかったので
ひたすら隠し通しました。

そんなある日、
介護施設の現場を見る機会がありました。
トイレすら自分でできない老人、
TVを観ながら愚痴っているだけの日常、
外出せず終日部屋に籠もっている老人。
これが介護施設の現状・・・。

こんなことのために
保険料を納付しているとは
人間とは
実に愚かな存在だと思う。

自分がこのまま歳をとったら・・・。
何かの事故で、
病気で介護を受けなければ
ならなくなったら、と思うと
非常に焦りのような感覚を覚える。

その前に
私は大きな病を体験しています。
現に32歳の時に「脳血栓の疑い」
で4日間入院した。
というより勝手に退院した。

朝起きると
頭が割れるような痛み・・・
頭痛薬が効かない・・・

そんな苦しむ私を
早く発見してくれた人が「いた」という偶然が重なり
(本当なら数時間後に・・・死んでいたらしい)
発見が早かったため
点滴でちらすことができ
事なきをえた。
驚くような回復ぶりで
5日後には普通に戻ってた。
左手はしびれていたけど・・・

話は戻って・・・
もし年を取り
体の大きな自分が
介護が必要になってしまったら
介護など誰もできない。
190センチ90キロある体格を誰が抱えられるか。

老醜はさらしたくない。

鏡を見て
日々老いに近づく姿が醜くて、
しかたがない。

病院のベットで寝ていて
死ということが現実になり
今まででは
考えていなかったことを
夢に浮かぶように考えるようにもなった。

いろいろ死について考えるようになった。

一人の好きな私にとって
死ぬことを考えることは
人生設計が間違っていたような
感覚にも捕えられるのでした。

いろいろ考える時間が多いと
死が自分の目の前に現実にある
という思いが強くなり
病院で寝ていられませんでした。

うまく表現できていないです。
ゆっくりブログに書いていきます。
しばらくは生きていますから・・・。

でも決めたことがあります。
それは・・・、

残りの人生を有限にして、
余力があるうちに
この世から
去ることにしたということです。

もうすぐ40歳。
来年は41歳。
だらだらと生きていても
「生」に未練が残り、
息絶えることを
悔やむような気がする。
4年後の2月にこの世を
去ります。

一度ゼロに戻して、
残りの有限の人生を始めたいと
思います。

そして私は、退職しました。
人間関係をゼロにしました。
役所での立場を利用し
上から目線でものを見ることはやめました。

人とのかかわり。
それを絶って早半年。
女性関係もすべて絶って
携帯電話もまったく鳴らない毎日。
孤独を感じるかな、と思ったけれど
あまり感じなかった。
それより
沖縄に移住するつもりで行き
また帰ってきてそして、
2か月間沖縄に行き、
再び大阪に戻ってきて
1か月、
誰とも口を聞いていない・・・。
それが心地よくて。
気楽ですごく楽しい。

人に迷惑をかけず、
ひっそりと人の幸せを喜び、
怒りたいときは、再思考し
冷静に沈着に・・・。
集団討論では、聞きに徹するが
主張する時は主張し、独善的にならない。
平和主義。
贅沢はやめ、質素に慎ましやかに。
日々を神に感謝。

あと4年、こうして行こうと決めました。
日本人に生まれた意味
そして今と昔の違い
平和を幸せに思うこの気持ちを
もっとうまく表現して
そしてフェイドアウトして行きたいと
思っています。

また、
いつかこんな話を書くかもしれません・・・。
矛盾するかもしれません・・・。
それもまた
自分自身の真実の姿です。


。。。。