私の「認識台湾」

個人的な旅行(写真)の記録を主眼としつつも、実態は単なる「電子落書き帳」・・・・

陳総統、台日の普遍的価値観の更なる深化を

2005年12月31日 | 台湾
<極東三国>との関係は極めて険悪だったこの一年ですが、台湾筋からもこの一年を振り返っての談話が報じられているようですので、部屋掃除の前にこれを見ておくことにいたしましょう。(う~ん、飛行機が14時で、自宅から空港までタクシーで20分程度とはいえ、掃除は越年だなと既にやる気ないモードですが・・・・)◆陳総統「民主、自由、人権は台日の普遍的価値観」(台湾週報)◆許代表、今年を振り返り「台日関係の立法化 . . . 本文を読む

〝チャイナ・リスク〟も色々でした・・・・

2005年12月29日 | 極東情勢(日本とその周辺)
今年は「安全神話の崩壊」や「予想し難い出来事」が散見された年でもありました。建築、食物、JR、敵対的買収に塾、東証の発注ミス等々・・・・福岡の震災何かは今思えば勝手に「安全」だと思い込んでいた次第ですが、拙宅では電子レンジが壊れたまま放置してあります。(要はそれで影響はないということなのでしょうが・・・・)<チャイナ・リスク>に関してはまぁ、何かしら起こるのは予見されたものの、反日暴動(記事)やら . . . 本文を読む

台湾 基隆・義二路~朝日新聞、アジアの街角

2005年12月27日 | 台湾
「後期試験終了→2月の格安期に欧米放浪」という貧乏性がしみついているせいか、年末年始の劇高期には海外に出かけるのは躊躇してしまう(単に今も貧乏ということなのでしょうが・・・・)次第で、今年は霧島で過ごすことにしたのですが、気がついてみたら今年も後四日となってしまいました。凡人であっても「師走」とはこれ如何にと苦笑してしまう次第です。「二月は暇になるだろう」という根拠に乏しい予測の下に、台湾にまた物 . . . 本文を読む

日中関係「政冷経涼」化でようやく適温に

2005年12月24日 | 極東情勢(日本とその周辺)
ほんの数日前だったかと思いますが、日経朝刊に中国・杭州の一面広告が出ていました。 特区も今年で四半世紀、かつてリアルに自転車のペダルを漕いでいた人民の中からは自動車を手にする者も出たのでしょうが、外資を呼び込み、〝自転車操業〟で突っ走らざるを得ない構図が浮き彫りになっているような印象を受けましたね。 ◆日中関係、「政冷経熱」が「政冷経涼」に 新華社通信 (朝日) ◆【中国】相次ぐ「不満」報道、ソ . . . 本文を読む

【反日】馬英九・中国国民党主席(4)~寒波到来で相次ぐ国民党反日警報

2005年12月19日 | 台湾
鉄ヲタの私などは、東海道新幹線の徐行のニュースなどで冬を感じてしまう(関が原越えの辺りですが、車窓からの雪景色は綺麗ですね)次第ですが、先週立て続いた忘年会で風邪を引いてしまい、週明け早々代休取っております。【反日】馬英九氏の怨念だか何だか存じませんが、北部九州は3日の台湾の地方選と期を一にして急激に寒くなったんですよねぇ。そんな訳で何かムカツクということで・・・・ ◆早い話が:台北が抗日都市にな . . . 本文を読む

『物言えば 唇寒し 民主党』~日米で高まる対中脅威世論

2005年12月18日 | 極東情勢(日本とその周辺)
夏頃でしたでしょうか、とある会合でお会いした民主党の議員秘書の方は「民主党は多士済々の集まりです!」と胸を張っていらっしゃいましたが、どうやら〝烏合の衆〟といったところが正確なところのようで・・・・ ◆前原代表 胡主席と会談断念 日中問題「永遠に解決せず」(産経)◆前原代表に強い風当たり 鳩山、菅両氏が相次ぎ苦言 - 日中関係特集 ◆前原代表に厳しい批判続出 民主党大会始まる(産経)前原代表って、 . . . 本文を読む

小泉流〝のぞみ301号外交〟の妙と今後の課題

2005年12月16日 | 極東情勢(日本とその周辺)
開業以来「ひかり号」の途中停車駅は原則名古屋、京都の二駅のみ。とりわけ毎時00分ジャスト発の博多行き「ひかり号」は山陽区間も岡山、広島、小倉のみ停車の最速達列車で、国鉄の末期には二階建て食堂車の新型車量が投入されるなどステータスの列車でした。(判り易いダイヤだけに平均乗車率は8割強と指定券も取りづらかったようですね・・・・)長らく続いてきたこのパターンに地殻変動が起きたのが1992(H4)年3月1 . . . 本文を読む

「合衆国には憤懣やる方ない!」、台湾英字紙社説

2005年12月11日 | 台湾
昨日は異業種交流の仲間と「忘年会」とやらで山間の温泉に赴いたのですが、何故か帰宅したらどっと疲れが・・・・やはり温泉は一人でノンビリが一番だと思うのですが、一名で宿泊できる宿を見つけるのが中々難儀何ですよねぇ。◆Editorial: Bush, an emperor with no clothes(Taipei Times) ◆米製兵器 調達予算案が難航 台湾、国民党に主導権(産経) ◆米国製のキ . . . 本文を読む

【反日】馬英九・国民党主席(3)~全国紙社説も反日路線を警戒

2005年12月10日 | 台湾
李登輝前総統の訪日で昨年の今頃、「・・・・春の総統選で〝ゴルゴ13〟を地で行く銃撃事件があったようだけど、結局台湾って今どういうスタンスなの?」と関心を抱いた記憶があります。「一年経つのは早いなぁ」というより、師走がバタバタするのは毎度ですねぇ。◆台湾株が上昇・地方選での与党大敗で(日経)◆宋楚瑜氏、国民党と親民党の合併を推進(なる台NEWS)◆台湾の国民党主席「中台統一は天安門事件見直しが前提」 . . . 本文を読む

角を矯めて牛を殺す

2005年12月07日 | 極東情勢(日本とその周辺)
所謂「アーミテージレポート」には、日本経済が「失われた10年」から脱却し、長期的な健全性を取り戻すためには、日本の政治家が実行したがらなかった短期的な犠牲を伴う大胆な改革が不可欠だと記されていました。「痛みの伴う聖域なき構造改革」「改革なくして成長なし」を標榜し、三年間の零成長の忍従を説いた発足当初の小泉内閣でしたが、当初掲げた改革目標の多くは<抵抗勢力>の存在や景気動向等で先送りや頓挫を余儀なく . . . 本文を読む

東アジア共同体という幻想

2005年12月06日 | 極東情勢(日本とその周辺)
何の拍子だったでしょうか、中学の頃「日本はアジアか否か?」という件について友人と、「まぁ・・・・あの辺のもっとゴチャゴチャしている国々がアジアで、日本は、その・・・・日本なんじゃないの?」といったことを話したことがありました。たまたま先日マレーシアのマハティール前首相の会見記事を新聞で眺めていてその時の他愛ない話を思い出した次第です。◆東アジアサミット、域外国参加で懸念…マハティール氏(読売)マハ . . . 本文を読む

民進党に厳しい審判、台湾英字紙社説

2005年12月05日 | 台湾
先月の筑後市長選(いきなりネタがローカル過ぎ・・・・)は新幹線新駅誘致賛成派と反対派が真っ二つに分かれての激戦でした。「新幹線、駅がなければ止まれない」のは一面の真理ですが、駅間距離が短すぎるとその持てる性能が封殺されるのも事実です。そんな訳で高速鉄道ヲタクの私は反対派を支持したのですが・・・・近隣の市長選でも読みが当たらないのに、ちょろっと旅行に行った国の、ましてや地方首長選のことなど判る訳でも . . . 本文を読む

台湾、「国共合作」路線へ加速か?~ブッシュ大統領演説の背景

2005年12月03日 | 台湾
議題が多すぎたせいか、米中首脳会談は総花的な印象を残すに止まりましたが、ダライ・ラマ十四世との訪中直前の会見や北京での協会訪問等はブッシュ大統領らしいアクセントの付け方だったかと思います。 「自由と民主主義を」テーマにした京都での演説(記事)において、大統領はアジアにおける成功した民主主義国として日本・韓国・台湾を例に引き、合衆国の新アジア政策を披露すると同時に、台湾の民主化モデルを手本にするよう . . . 本文を読む