私の「認識台湾」

個人的な旅行(写真)の記録を主眼としつつも、実態は単なる「電子落書き帳」・・・・

チャイナ・リスク~〝教科書問題〟に見る反日ファシズムの連鎖

2005年06月30日 | 極東情勢(日本とその周辺)
「税関」「本」「没収」・・・・よもや教科書が〝有害図書〟になろうとは予想だにつきませんでしたね。これぞまさに〝教科書問題〟であり、異なる見解や価値観の存在さえ容認できないというのなら、もはやファシズム以外の何物でもありません。尖閣に関しては、一応中華民國(台湾)も領有権を主張していますが、果たして台湾側が台北の日本人学校に対して同じことをするでしょうか? ナチス党の正式名称は、「国家社会主義ドイツ . . . 本文を読む

〝日の丸〟芸能界も台湾攻勢~細川たかし・松田聖子

2005年06月28日 | 台湾
鉄道に続いて、このところ芸能界の台湾公演も何かと目立つようです。キンキキッズ(近畿小子)は何回か公演を行っていると聞いたことはありましたが・・・・あ、台湾の第4原発で初の「日の丸」輸出案件という快挙もあったようですね。 ◆細川たかし 台湾で「北酒場」(デイリースポーツ) 細川さんは、歌手生活30周年の節目の記念公演に台湾を選んだようですね。空港にもファンが横断幕を掲げ出迎え、3公演全てがソー . . . 本文を読む

私のお腹は〝朝鮮半島〟?~イランと北朝鮮

2005年06月28日 | 極東情勢(日本とその周辺)
先週の土曜日、出張帰りに一軒寄るところがあり途中下車いたしました。 どうも前夜から腹の具合が芳しくなかったのですが、翌朝になってもやはり痛いので、訪問前に内科に寄りましたところ、 「紹介状差し上げますから、ここの病院へ直ぐ行かれたらいいですよ」 「先生、私は病院に寄るために途中下車した訳ではないので、商談済ませてからにいたします。まぁ痛いのは痛いのですが、脳梗塞みたいに1分1秒を争うってこたぁない . . . 本文を読む

向前走! 台湾新幹線

2005年06月26日 | 台湾
初めて訪れた台北市は、道行く日本車、吉野家、ケンタッキー、マクドナルドに珈琲館と、日本でおなじみの光景が大変衝撃的でした。さらに三越の前を通ってたどり着いたところは熊谷組が建てた「台北101」。その展望台へは東芝製のエスカレーターで・・・・といった塩梅でしたから、 「何だか日本の地方政令都市に来ているみたいだなぁ・・・・」 と苦笑した次第です。 このところ台湾に向けた鉄道車両の〝日の丸攻勢〟も大変 . . . 本文を読む

尖閣・・・・その後 中国(台湾)国民党の〝オーバーラン〟

2005年06月23日 | 台湾
私は以前このブログで、 「今年の梅雨は〝亜細亜東方の悪友〟もねっとり絡み、いつにもまして鬱陶しいものになりそうです」 と書きましたが、亜細亜東方の悪友に加えて、中華民國(台湾)まで絡み、さらに福岡では水不足の懸念(これは関係ないか・・・・)とは全く皮肉なものです。日本列島がオセアニア辺りに引っ越せたら・・・・それが無理なら(無理ですね)鎖国復活させてまったりしたい今日この頃。 さて、中華民國海軍に . . . 本文を読む

卵を〝一つの中国〟に盛るな

2005年06月22日 | 極東情勢(日本とその周辺)
〝卵を一つの籠に盛るな〟という投資に関する英国の有名な格言があります。 卵を一つの籠に盛った場合のリスクを予想することは容易です。籠を落としたら最期、卵が全部割れてしまうということですね。 そこで盛る籠を分散するという知恵が生まれる。即ち、投資リスクの分散の大切さをこの格言は説いているわけです。例えば、定年退職者が退職金を老後資金として10年間運用しようという場合、彼が外貨預金の金利に目を奪われ退 . . . 本文を読む

尖閣漁業問題総括・・・・のはずが

2005年06月19日 | 極東情勢(日本とその周辺)
休日の昼下がりにぐうたら昼寝をして、起き抜けに台湾週報見ましたら、5月26日に日本に拿捕された台湾籍漁船とその乗組員8名釈放の報が出ていたのですが、記事中の 「拘留期間中、日本側は負傷した乗組員を手当てするなど人道的に対応し、船の修理にも協力した」 という件、一瞬、人道的の文字が〝非人道的〟に見えてしまいました。思い込みというのは恐ろしい・・・・これが某国ならば、保安官を拉致して逃走したうえで、 . . . 本文を読む

〝戦国自衛隊〟批判の中国は空母建造にミサイル実験

2005年06月18日 | 極東情勢(日本とその周辺)
「キーワードは中華思想! 中国外交に学ぶ〝超〟強気の営業術」 こんな本出版したら結構売れるかもしれないなぁと、商談帰りに思う今日この頃・・・・ 国際法を無視した無秩序破壊行為に対しては、「『謝罪』問題は存在しない。解決済みだ」と突っぱね、EUの武器禁輸解除に日米が〝不必要な妨害〟をしたとかみつき・・・・停滞する梅雨前線をふっとばすかの如き勢いです。 さて、映画「戦国自衛隊」を軍国主義と批判する中国 . . . 本文を読む

尖閣、辛くも第二の盧溝橋を回避

2005年06月16日 | 極東情勢(日本とその周辺)
蒋介石総統の〝以徳報怨〟が戦後日本の親台感情の源流であり、竹島問題の引き金となった〝李承晩ライン〟が嫌韓感情の一因であると一般に言われています。 先日の国民党の舌禍発言に対しては、 「あんたら台湾の国会で乱闘するのが好きなようだが、戦争とか滅多なことを言うもんじゃないよ!」 と大変不愉快に思いましたが、台湾の漁民の漁業権問題に関しては、以前から顕在化していた案件であり、何度も会談が持たれていたとは . . . 本文を読む

尖閣は21世紀のフォークランド? 台湾側は自制と不穏当発言の撤回を

2005年06月13日 | 極東情勢(日本とその周辺)
イギリスとアルゼンチンが領有権を争った、フォークランド紛争というものがありました。 地球儀を眺めつつ、 「そんな遠くまでわざわざ出向くんだぁ!」 と思った記憶がありますが、領土というのは国家の基本であるということを痛感する昨今であります。 報道によりますと、 . . . 本文を読む

台商と博多ラーメン

2005年06月09日 | 台湾
〝Are you Taiwanese? Are there also any troubles?〟 (台湾の方ですか? 何かお困りでも?) ガイドブックを広げていた父娘に声を掛けてみました。 聞けば、キャセイパシフィックで福岡空港に着いたばかりで、地下鉄で博多駅までやってきたとのことでした。 私は2月に台湾を旅行した際に、台湾人の外国人に対する親切さに大変感銘を受けた次第で、日本を訪れる台湾人 . . . 本文を読む

備えあれば憂いなし(その2・・・・台湾)

2005年06月07日 | 極東情勢(日本とその周辺)
さて、前述した、「アジア安全保障会議」に、北朝鮮は欠席、中華民國(台湾)は呼ばれず・・・・だったものと思われますが、会議の翌日の5日、台湾側は、中国南東部の主要な軍事目標を射程内に収める巡航ミサイル「雄風Ⅲ」の発射実験に初めて成功したと報じました。 射程1000キロということは、上海や香港といった沿岸の大都市が圏内となりますが、中国時報は、 「このミサイルが配備されれば、台湾は初めて『戦略兵器』を . . . 本文を読む

備えあれば憂いなし(その1・・・・アジア安全保障会議)

2005年06月07日 | 極東情勢(日本とその周辺)
職業柄公的年金制度改革の中身を知ってしまうと、 「財政均衡期間は概ね100年と言っているけど、こりゃ5年後にまた何か言い出すぞ。結論は〝太く短く〟か、自助努力で金を貯めろということだな・・・・」 という思いを新たにいたします。まぁ、30年後はなるようにしかならんさぁという諦観もあれど、さりとて、近日中に死ぬ予定がさしあたってない以上、いきおい内憂外患な事象には関心を払わざるを得ない。そういう方々は . . . 本文を読む

中国の戦略的希少動物〝パンダ〟が繋ぐ点と線

2005年06月05日 | 極東情勢(日本とその周辺)
大して根詰めた仕事をしていた訳でもないのに、日曜日の自堕落度合いだけは毎度のことで、夕方、しかも近所の居酒屋で日経の朝刊を読んでおりました。 コラムには、〝ホリエモン〟〝レッサーパンダの風太〟が商標登録出願された旨が書かれております。 反日デモを思わせるレッサーパンダの一斉蜂起、中台のパンダ問題、その後の動向は先頃も書きましたが、 「中華民國と中華人民共和国みたいに、両者は何か関係あるんかいな?  . . . 本文を読む

〝海洋国家連合〟への期待

2005年06月05日 | 極東情勢(日本とその周辺)
〝日本の疲れに、台湾〟ということで、日本の疲れの大陸・半島から目を転じてみますと、2日、東京で、日台の超党派議員による、「第三回日台国会議員交流会議」が開催され、安全保障問題や経済問題について意見交換がなされたようです。 日華断交後も、自民党、国民党との交流のパイプが「自民党日華関係議員懇談会」に引き継がれ、さらに超党派による「日華議員懇談会」に改組され、現在に至っており、今回の会議においては、次 . . . 本文を読む