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徒然スキーヤー日記

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2016シーズンモデル,スキー試乗レポート第13回…HEAD編

2015-04-17 01:46:14 | スキー板試乗
うーん.
なんだか.
こんな,テククラも指導員資格も何も持っておらず,
技術向上のための講習を受けたりすることもなく.
ひたすら自らの快楽のためにだけ滑り続ける,
単なるどシロートのレジャースキーヤーのスキー試乗の
レポートなんて,役に立ってるのかしらん…??
と,毎回心配になっているSkier_Sです.

といいながら.
本日も,2016シーズンモデルのスキー板試乗インプレッションの続きです.
今日は,ヘッドの2機種.

では,どうぞ~!

○HEAD i.Supershape Magnum 163cm







基礎オールラウンド…なのかな?

基本的な板の造りは,普通にサイドウォールがあるサンドイッチ
(板の上部はわずかにキャップっぽい感じ)の板なんですが.
この,KERSデバイスにより,テールのフレックスを電気的にコントロールする
ってのが売りの,i.Supershapeシリーズ.

その中で,最も汎用性が高そうなのがこのMagnumですが.

履いた感じは,結構軽快に感じますね.
スイングウェイトは軽めかな~.
荷重ポイントは明確にトップ目.
谷回りでトゥピース付近を抑えていくと,
トップからテールまでエッジが長く効いて,
きれいにカービングしていく感じ.
比較的たわませやすく,トップ目荷重をキープすれば
たわみ量でターンをコントロールできます.

フレックスは比較的優し目.
ホントのトップスピードでは,ちょいとたわみすぎるか.
今回乗ったのが,163cmって短めだったのもあり,
スピードを出していくと,ミドル~ショートターンに
なっていきます.
でも,たわみ・返りのバランスはいいし,
グリップも比較的強くいい感じ.
板のばたつきも少な目.
今日みたいな柔らかい雪ではいい感じを受けました.

トップに軽いロッカーが入っているはずだけど,
あまりロッカーっぽく無く,谷回りで明確にトップを
抑えて行ったほうがきれいに回っていきます.
谷回りでトップを抑えて,フォールラインに向けてトップを
抑え続け,切換えでテールに乗っていくと,ポンと切り替わる…
という基本的動作で操作するタイプに感じました.
荷重ポイントキープではなく,板の上での前後動で
ターンを引き出す板ですね.
昔の板の動きに慣れている人には,こーゆー板の方があってるかも.


○HEAD i.Supershape Speed 170cm







基礎オールラウンド.

Magnumと同じ,i.Supershapeシリーズなんですが…
…これは.結構固くて,重めの板です.
スピードを出すと簡単にたわんでいく,比較的楽なMagnumとは全然違います,
結構強い,体力がある人向けの板です…
この板もやはり谷回りでトップ目荷重が求められる板で,
トップから食わせていくと,比較的縦に長い弧で大回りで落ちていけます.
スイングウエイトもわざと重めに作ってある感.
それだけぶん,高速安定性や荒れた斜面での安定感はあり,
Magnumに比べるとかなりの高速安定性があります.
170cmでR=14.3ってことですが.
それよりは大きめの半径に感じるかな.

とはいえ,山回りでテールをかなり抑え気味にたわませていくと,
意外と小さい半径で回れます.
結構しっかり仕掛けていけば,小回りまで行けます.

そこそこハイスピードで飛ばすのが好きな,体力のある人が,
ロングターンベースのオールラウンドとして使うのに向いてる感じかな~.

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