歌手やーい!ただし移調譜が正しく書ける人

ピアノ奏法の研究をずっとしてきたのよ!私は!

毒親の教え

2018-03-09 | 日記

私の両親は毒親だったかもしれないから、私に敢えて示したと思う。

エヴァンゲリオンQの映画の中で、ピアノのシーンが出て来る。あれは良い構え(かおる君)だと思う。あの構えで弾くとポリーニの粒のそろった打鍵になる。バッハであっても、モーツァルト左手、ベートーヴェン右手であっても、ピアノで演奏する時は、ピアノの構えが出来なくてはいけない。

その後、バッハ、ベートーヴェンとモーツアルトの違いを分けるのである。

何も教えない両親だった。特に母はさすがトップだけあって、変な所がある。勝気さを出して、子供無視して自分で作品を出してしまう。

何を聞いても言葉を濁して曖昧にする。変な親だった。けれど、いなか町の家の庭で ”あれが北斗七星よ、柄杓のようになっているやろ”と

夜空を見て教えてくれた事があった。だいたい、柄杓とやらが、わからへん、聞き返そうにも、しゃくだかなんだか、わからへん、結局

よくわからなかった。そのまま、お互いに放置してしまった。庭の草を母がよもぎみたいやと言って、採って焚いて、よもぎ餅を作ってくれた事もあった。白玉粉を使っていたと思う。家の庭にはいろんな昆虫が来るので、昆虫採集にはもってこいだった。山椒の木も柿の木もあった。だから、山椒の匂いは嫌いではない。

この柄杓こそ、ピアノ演奏にはかかせないのであった。

 上の柄杓がピアノ演奏に必要、下の柄杓の向きがオルガン奏法である。

父も変な所があった。何もかも、やる気を失わせるような言葉や行動をする。だから、兄も私もつまづいたのかもしれない。父は”本人にやる気と才能があらへん”と言っていたが、絶対父の業だと思う。

私達子供は親の介護らしい事はしなくて済んだのは、こんな親だったからである。もっとも、私の住んでいた田舎町が奇妙な町だったのである。石川島播磨重工があったので、本社から派遣されて来たエリートもいれば、地元の国立系及び早稲田、慶応系もいれば、じめっとしたネガティブ気質もあるが、特に父と母はそれぞれの先祖の業のような物が覆いかぶさっていて、私もえらい迷惑をしていたと思うが、アホだったから気付いていなかったが、いよいよ、絶体絶命になって親も慌てて、死んでから 反時計回り(母)坂道(父)が示してくれた。こんな悪党娘のどこが良くって、死んでまで、世話してくれるのだろう。子供を持った事がないのでわからない。一方、両親が私の事を忘れてしまったら、どうしようと心配している。北島三郎の次男が亡くなった。忘れないでいてくれ、と息子に言ったそうである。気持ちがわかる。

自作曲「自立ラプソディー」(2015 2.26のブログ)に書いた詞の中に、”指のつけ根を使ったような打鍵がたった一回出せた”とありますが、指のつけ根が手の平の方であれば、柄杓の上の写真とリンクします。手の甲の指のつけ根であれば、下の柄杓の写真にリンクします。

多分、妹先生は知っていた。あの時、気付いたと私は思っている。先生はみんな気付いていたが、きっと手間がかかるし、めんどくさくなってしまったと思う。

母が亡くなる前頃、「音楽をやらせなんだら良かった」と言っていた。「学ぶ」2014 12.5のブログの通りであった。このような私だから、

すり替わったりされない。クローンも御免なさい。みんなどこへ消えちゃったのか、不思議で仕方がない。

 

 

 

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