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路傍奇術者達の讃歌 -Admiration song for street magician-

ストリートマジシャンの活動日記

バックルカウント

2012年06月29日 | 駄文
氣賀康夫氏の飛行カード。ステップアップカードマジック収録。
現象はパケットからテーブルにおいたはずのクイーンが何度も演者の手元に戻ってくるというもの。
使うテクニックはバックルカウントのみ。

久しぶりにパケットトリックの練習しています。4年ぶりくらいです。
書籍からマジックを学ぶのも久しぶりです。
バックルカウントを練習するにあたっては初めてです。
本を見ながらカードを片手に練習し、両手が必要になると本を閉じて、
ちょっと練習するとまた本を開く・・・
すごく懐かしい気持ちになりました。

今は演じることを目的としてマジックを習得することが多いのですが、
こんな風に覚えること自体を目的としてマジックを練習することもいいかもしれません。

もちろん、いつの日か上手くなってきたな、という段階までいくと、
誰かにみてもらいたい、となるのもマジシャンの性ですね。


バックルカウントに限らずカウントは難しいです、
フライングクイーンとホーミングカードはどう違うの、
マジシャンなのに4年間パケットトリックを一切練習してないとか逆に凄い、などの
ご意見、ご質問等がありましたら、コメントメッセージ等で連絡ください。


知識の悲劇

2012年06月27日 | 駄文
マジックショップのフレンチドロップ様のコラム
「第54回 フライングクイーン(ホーミングカード)の謎と変化(石田隆信氏著)」
を読ましていただきました。

私はホーミングカードを何度か演じたことがありますが、
そのホーミングカードの歴史や謎について記されており、大変興味深い内容でした。

ところでその内容の中で、石田氏がフライングクイーンの日本人の改案の中で
特に驚いたものとして、氣賀康夫氏のものをあげています。
自分はカードマジックの基礎を氣賀氏の
「トランプマジック」「ステップアップカードマジック」
から学んだので氏には特に思い入れがあります。
そんな手順があるなら是非習得したいものだ・・・と思いました。

で石田氏がコラムを書くにあたって参考にした文献がコラム最後に羅列してあったのですが、
そこには
「気賀康夫 飛行カード ステップアップ・カードマジック」
と書かれていました。
持ってる・・・・。
紛失や贈与などで3回も買った本です。
確認してみると確かに載っています。

相変わらずもったいない事をしているなぁ・・・
無駄に情報ばかり集めて知識への転換が進んでいないようです。
もしかしなくとも、とんでもなく素晴らしいマジックをまだまだホコリにかぶせていそうです。
氣賀氏になんだか申し訳ない気がしたので氏の作品を練習しておきます。
因みに石田氏の作品も手元に解説した書物がありました。
「デートtimeカード」
練習しておきます。


氣賀康雄氏の奇術入門シリーズは教科書に最適、
フレッドカップス氏のホーミングカードは逸品、
宝の持ち腐れという言葉がふさわしいなどの
ご意見、ご質問等がありましたら、コメントメッセージ等で連絡ください。

メタルベンディングの栄華と悲劇

2012年06月24日 | 駄文
動画投稿サイトでスプーン曲げ、フォーク曲げの動画を見てみました。
マジシャンはもちろん、芸能人、アイドル、大道芸人・・・
様々な方がメタルベンディングをしているのですが、
そのほとんどが同じようなルーティンのものばかりで驚きました。

曲げる、もとに戻す、先端を曲げる、ねじる、切断する。
大体がこのようなハンドリングで構成されているのですが、そのセリフから演出までかなり似通っています。
これはマジックの一つの分野としては異常なことです。
理由はいくつか考えられますが、それは今回は置いておきます。
コインやカードで他人同士の組んだルーティンがここまで似ることは無いはずです。

できることが限られているから当たり前だと思われそうですが、はたしてそうでしょうか。
自分自身、そのような演技をしていて、反省の余地があるのではないかと考えてしまいます。


同じような組み方をするのはいけないことなの?、
催眠を組み合わせたBirdie 氏は革新的、
赤面してしまうようなオリジナリティあふれる演技をするくらいなら
教科書通りの演技するほうがよっぽど素晴らしいなどの
ご意見、ご質問等がありましたら、コメントメッセージ等で連絡ください。

ザ!世界仰天ニュースでの前田知洋氏の演技

2012年06月23日 | 駄文
先日、「ザ!世界仰天ニュース」という番組で前田知洋氏が演技をしていました。
前田氏が出演する番組は以前からチェックしているのですが、その日は
前田氏が演じるマジックとしては初見のマジックが多かったため、かなり楽しめました。

中でも気になったのが、バッテン印のサインがカードからカードに飛び移ったりコピーされたり
するマジックと、カードに書いたサインをぺリペリと剥がすマジックです。
前者は現象自体初めて見たものだったので、前田氏のオリジナルなのかな?と思っていたのですが、
かなり以前に発表されていたジェイ・サンキー氏の作品だったようです。
マジックのマニアならやはり「おお、この作品は・・・」とすぐにピン!とくるんですかね。

後者のマジックはデビッドウィリアムソン氏の作品のようです。
前田氏といえばデビッドウィリアムソン氏ですよね。
どこに解説されているのかな?と思っていたら、「DAVE2」に解説がありました。
全然身についてなくて悲しいですね・・・

やはりマジシャンの演技を見ると刺激があっていいですね。
また新しく何か練習したくなりました。

デビッドウィリアムソンは本当にかっこいい、
『ジェイ・サンキー センセーショナルなクロースアップ・マジック』好評発売中、
いいマジックというのは時代を何十年でも超えるなどの
ご意見、ご質問等がありましたら、コメントメッセージ等で連絡ください。

奇術大喜利 マジック理論を発表しよう!

2012年06月22日 | 奇術師達の雑感
Too Perfect Theory(ジェイミー・イアン・スイス)

Be natural, Be yourself(ダイバーノン)

スプーン理論(トミーワンダー)

・・・マジックには色々な理論があります。
しかし、上にあげたような著名人の理論でなくとも、
皆さんが普段使っている、「自分だけの理論」というものがあるのではないでしょうか。
しかしそういった理論は先に誰かに発表されてしまうと、その人の理論として扱われてしまい、
後から「実は僕もそれを考えていたんだ」といっても失笑を買うだけです。

ということで、皆さんが隠し持っている理論をこの場でさっさと発表してしまいましょう。
投稿はカッコイイ理論名と、詳細のセットでお願いします。
真面目な理論、おかしな理論お待ちしてます。

101回目の初対面理論
・・・演者は初対面の観客に会うのは毎回のことであるが、
観客がマジシャンに会うのは初めての場合が多い。
演者がそのことを忘れると観客との関係にギャップが生じる場合がある。

マジックの限界理論
・・・私は皆にマジックを楽しんでもらいたい。
しかしマジックが苦手、という人は少なくとも存在する。
そのことを忘れてはいけない。少なくとも、その人の趣向を尊重しなければ、
マジックではなく、ただの押しつけになりうる。

一期理論
・・・ある人はマジックに興味を持たない。それは言葉が通じないからではなく、
あなたがその人のためのマジックをしていないからである。

責任帰還理論
・・・マジックが行われる空間ではどのようなことが起こってもそれは、
演者に責任があり、演者が対策をしなければならない。
なぜならば、他人のせいにしても次回の演技時には自分以外がすべて入れ替わっているからだ。

犯罪者予備軍理論
・・・子供には何をあげても喜ぶ。


などのように今回のお題に対してナイスな回答を
この記事にコメント、メッセージなどでお寄せ下さい。

マジック関係なくても送ってください。自分が楽しいので。

投稿された回答はネットラジオで使わさせていただきます。(マツバラ)

二重人格理論「マジックが始まると敬語になる」、
理論というか発見のような例もある、
「恥ずかしい理論名にすれば誰も引用しない理論」は既にあるなどの
ご意見、ご質問等がありましたら、コメントメッセージなどでで連絡ください。


トランプの白鳥


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