路傍奇術者達の讃歌 -Admiration song for street magician-

ストリートマジシャンの活動日記

Linking Hearts Paul Romhany

2012年04月27日 | マジック紹介
Linking Hearts (Paul Romhany)の話。

 ハート型のポケットサイズのリンキング・リングの製品です。

 ニンジャリングとして世界でもヒットしたポケットリングの製品ですが、ステージ用のリンキングリングに比べて、クロースアップ特有の手順やテクニックがたくさん考案されており、また観客に実際にリングを手渡して調べてもらえる点などとても優れています。

 こちらの製品は通常の円形のリングではなく、ハート型をしています。

 基本的な製品の原理は変わりませんが、リングの形状がハート型であることで、このハート型でしか演じることができない独特のテクニックがあり、既存のポケットリングをご存知の方でも楽しめる手順となっています。

 こちらの製品は4本のハート型のリングで、シングルリング1本、キーリング1本、ダブルリング1セット(2本)のセットとなっています。(FIELDSMAGIC様紹介文より)


実演したことはありません。
リンキングリングをいつかやろうと考えていたのですが、そんな時に発売された道具。
買ってから知り合いに見せたところ、なんだか不評でした。
手順の話ではなくて、形状の点で。

リング型のような放射対称ではなくハート型ですので、その形状からギミック部の特定がされやすいということと、
ハート型で扱いにくいという点。

ギミック部位の特定がされやすい、というのはその通りだと思います。
リング以上に、シングル、ダブルをうまく使ってサトルティをきかせる必要があるでしょう。

ハンドリングに関しては確かにハート型だからできるムーブが確かにありますが、
ハート型だからできない、やりにくい従来のムーブもあるので、なんとも。
リンキングリングができる人なら、新しいムーブは面白いかもしれません。
ハート型で扱いにくいという点は練習でカバーできるとして、その形状自体にメリットがあるのかということですが、
これはリンキングリングとリンキングハーツの両方を演じれる人が観客の反応を比べないとわからないですね。
ハート型でもリング型でも変わらないよなんてのもありえるかも。

そういった実践的な話とは別に、自分はハート型が好きなので、これを練習してます。
役に立つか、実践的かという話は別にして、ただ気にいったからレパートリーに加えたというのも
いいんじゃないですかね。そのうえで、「ハート型でかわいい」
とか言われたら、たまりませんよね。

十兵衛さんコメントありがとうございます。
レクリエーション・・・趣味とほぼ同義ですかね?直訳の娯楽、気晴らしと少し意味が違う気もしますが。
「趣味です」と答えるよりは、オシャレな感じです。

JAXさんコメントありがとうございます。
コミニュケーションツールからさらに限定してますね。
リンキングハーツや、スーベニアリンキングラバーバンドはその使い道にもむいているかもしれません。



マジックとは

2012年04月22日 | 駄文
この間
「マジックとはあなたにとってなんですか」
と聞かれました。
「・・・やめられないものですね」
と答えましたが、自分でも意味がわかりません。かっぱえびせんみたいです。

「趣味」や「コミュニケーションツール」じゃ面白くないですし、
何か面白い答え方ないですかね?

優勝が近付くと点灯するものだとか、文字を書くときに使うものじゃ馬鹿にされると思いますし。


十兵衛さんコメントありがとうございます。
自分のハンドリングや、工夫した部分が認められないとちょっぴり悲しくなりますよね。
そういうことも受け入れないとダメとはおもいますが、
やはり、自分のルーティンは悪い意味でも大事にしてしまいます。

血、
アート、
例えるなら宝箱ですね。その宝箱からコレクションを取り出して、
みんなに見てもらって一緒に喜んだり、楽しんだりしたいです。
それにこの宝箱にはいくらでも宝を詰め込めますなどの
ご意見、ご質問等がありましたら、コメントメッセージ等で連絡ください。















プロマジシャンのレクチャー

2012年04月22日 | 駄文
近くの観光地に遊びに行こうとした時の話。

その観光地の情報を見ようとして、ネットで検索すると、
ちょうど自分が遊びに行こうとする日にその観光地のとある建物の中で、
プロマジシャンがレクチャーショーを開催することが判明。

予約制なため、その時点ですでに参加することはできなかったのですが。
その方とは以前お会いしたこともあったため、世間はせまいなぁ、と思った次第。

ところで、自分はマジックのレクチャーショーに参加したことがありません。
DVD化されたものを何本か見たことはありますが、実際参加するとどんな感じなんですかね?


逆に知らずに自分が見られている場合もあるよね、
直接質問できるのでレクチャーショー凄くためになるよ、
誰?などの
ご意見、ご質問等がありましたら、コメントメッセージ等で連絡ください。

なんだかなぁ・・・

2012年04月21日 | 駄文
この間マジックをしていた時の話。
一通りルーティンを終えたあと、中学生くらいの子が
「すごいですね、マジック歴はどれくらいですか・・・・」
と話しかけてくれたので、応対。
普段なら、軽く流すのですが、マジックに興味があり、見るより演るほうだ、というので、
その時演じたマジックについていくつか教えてあげました。

しかし、フォーク曲げについて
「○○(はやりのマジシャン)さんの曲げ方に似てますね」
と言われて少し気になる自分。
「○○さんを参考にしたわけじゃなくて、参考にした考案者が○○さんと同じなんじゃないかな」
と適当に答える自分。
「マジックはどうやって勉強しているの?」
と聞くと
「なんとなくできるようになった」
と答えるので、
「ネットとか?」
と聞くとどうやらそのようで、
誰の演技を参考にしているの?
と聞いても名前はわからないとのこと。

「あのマジック面白いですね。カードからダイヤがでてくる・・・」
そのマジックはハンドリングを自分なりに工夫したマジックだったので、嬉しくなって、
簡単にやり方を説明しました。
お客さんの名前をいサインしたカードのバックにダイヤの絵を描いて、
おまじないをかけるとダイヤが飛び出すマジックです。

「ダイヤはどこから出てきたんですか」
「左手にパームしていたダイヤのイミテーションを落としたんだよ」

「なんで、カードに書いたダイヤの絵が消えたんですか」
「ダブルリフトを使ってカードをすり替えたんだよ」

「でもカードの反対側にサインがありましたよ」
「そのときにもダブルリフトを使って別のカードにすり替えてサインさせたんだよ」

「ふーん・・・簡単ですね」
「?!」

まぁ、最初に「すごいですね。マジック歴はどれくらいですか。始めたばかりですか」
と聞かれた時点で、なんかもう自分はダメかもしれないと思っていましたけど。



やっぱりマジックを見せるならテクニカルはマジックじゃないと、
簡単というのはほめ言葉、
因みにダイヤを落とすマジックには「ドロップ・ドロップ」と名前がついているなどの
ご意見、ご質問等がありましたら、コメントメッセージ等で連絡ください。



















トランプの白鳥


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