路傍奇術者達の讃歌 -Admiration song for street magician-

ストリートマジシャンの活動日記

実演レポ フローティングビル

2011年05月02日 | 実演レポ
ずぼらさんコメントありがとうございます。
自分がロープをレパートリーにいれているのはクロースアップからサロンまで(やり方によってはステージまで)
使えるというのも理由の一つです。かなり使い勝手の良い分野だと思います。良いロープマジックを習得したらまた教えて下さい。



フローティングビルの話。

とりあえずやたらドキドキしてしまうのでどうしても好きになれないマジックです。
演者の負担も高く、大抵の場合普段使わないギミックが必要でその扱いは慎重を期す必要があり、
演じている最中に観客が手を出した場合はリカバリーはほぼ不可能です。

しかしその分効果は高いです。他のマジックとは一線を画する圧倒的なその現象は観客に強い印象を残すようです。
で、何日間か連続である飲食店で演じさせていただいたときに演じました。
お客さんの反応は上々で、手をだされることもありませんでした。

後日、従業員の方がそのマジックを覚えていて、
「前やったあのお札が浮くやつやってくれ」
といいました。セットアップはしていたのですが、
観客がやってくれといったマジックをそのままやると大抵痛い目にあいますので、
では演技の最後にやりますので、といって他のマジックをいくつかやってから
演じることにしました。
「ではお札を一枚貸していただけませんか」
「このときのために千円札をちゃんと用意しといた」
とぱっとお札を出す従業員さん。そんなに楽しみにしてたのね・・・

「静電気?!静電気なのか?!」
と、いい反応をしてくれました。もちろん一緒にみていたお客さんも驚いてました。
フワーンと浮かしてから、お札をお返ししました。

「もう一回頼む!もう一回!」

忍びなかったのですがサーストンの三原則に従い丁重にお断りしました。

難易度は高いですがやはり現象としては一級品のようです。
もっと簡単に演じられればいいのですが。
ちなみにスパイダーペンを使用して演じました。

僕はタランチュラを使ってるよ、
私はITR使ってるよ、
クライドマネーというのもあってだな・・・などのご意見、ご質問はコメントかメッセージでお寄せください。


























トランプの白鳥


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