5:17 自宅を出発。
支度を済ませ車に乗り込こむ寸前になって雨がポツリと降ってきた。データ放送の雨量レーダーは正確である。
今週もまた先週同様、南蔵王に行くか中丸山に行くかで迷う。天気予報からの判断で中丸山がいいようだ。
6:00 登山口までジムニーを進め準備を整える。天気予報から推測して登山者はほとんど来ないだろうと、少し寂しい気持ちで山にはいる。
仙人橋を渡り始めると橋のどこからか「カタンッ」という小さな音がした。頑丈な鉄製吊り橋だから心配はないが気になる。渡り切る前にも再度「カタンッ」と、結局2回その音を聞いた。
紅葉は、この一週間でだいぶ山を下っていた。
紅葉のなか、滝見場までの急な登りをゆっくりと登ってゆく。
足元に落としてい視線をふっと上げた時、「今どこ歩いているんだっけ?」と自分に首をかしげた。歩き慣れたはずのいつもの道なのに、いつもの年より入山回数が少ない今年、道筋の景色を忘れてしまっているようだ。
記憶しているはずと思っている記憶が、実際その場で役に立たない。その逆に、意識しなくてもその場に行くと覚えている景色や場面がある。無意識の中に記憶が残っている。
足繁く通うことで、知らず知らずの間に身につく記憶や経験知。何事も「無意識の中にまで残る記憶」を養うことは大切なことだ。
7:23 潅木帯を抜ける手前で雨具上下を着る。
ここまで予報降水量1mmの雨の中を傘をさして登ってきたが、潅木帯を抜けたところで風に煽られ傘が捲れ返ってしまった。傘を雨具に替える。
7:33 中丸山を通過。霧濃く・小雨・風弱し。
悪天の中を熊野岳を目指した登ってゆく。風が弱まれば雨具の脱ぎ傘をさし、強まれば傘をたたんで雨具を羽織る。それを何度か繰り返して山頂に向かう。
8:38 熊野岳 到着。
予想とおり誰もいない寂しい山頂である。山頂神社に手を合わせ小屋にはいる。一週間前と同じくコーヒーで一息つく。ラジオの音量を大きくして聞く。
下山のため小屋を出ると石垣脇に登山者が来ていた。こんな日でも登ってくる人はいるんだ。天気予報から地元の人は登ってこないだろうから、きっと県外からの登山者だろう。
Iphoneで三角点を撮影していたその登山者に聞いてみた。「こんな日の山行でもIphoneの水濡れ故障は気にならないんですか?」
Iphone女子曰く「あまり気にしませんし、大丈夫ですね。ただ、ザックに入れておく時はジップロックの中ですけど。」
そうか意外に大丈夫なんだ。
山頂を離れ下ってゆくと、尾根南側を横切る道で青森・〇〇一高と山シャツにワッペンを貼った山岳部らしき男子学生10名ほどのグループとすれ違う。一人ひとりから丁寧に挨拶をされる。
9:42 中丸山山頂を通過。
中丸山をブナ林まで下ってくると黄色に色づいたブナが美しい。いつもとは違った場所でザックを下ろしコーヒーを飲みながら静かに佇む。
その後、男性二名組登山者とすれ違い、仙人橋付近では紅葉狩りの女性と出会う。
「こんなに紅葉が綺麗なのに観に来る人がいないんですね。」
「この雨空ではね。でも雨に濡れたもみじ葉も、艶が出で綺麗ですよね。」
仙人橋周辺の紅葉も、一週前はまだちょっと早かったですが今日はちょうど見頃を迎えていました。
11:00 登山口に到着。
支度を済ませ車に乗り込こむ寸前になって雨がポツリと降ってきた。データ放送の雨量レーダーは正確である。
今週もまた先週同様、南蔵王に行くか中丸山に行くかで迷う。天気予報からの判断で中丸山がいいようだ。
6:00 登山口までジムニーを進め準備を整える。天気予報から推測して登山者はほとんど来ないだろうと、少し寂しい気持ちで山にはいる。
仙人橋を渡り始めると橋のどこからか「カタンッ」という小さな音がした。頑丈な鉄製吊り橋だから心配はないが気になる。渡り切る前にも再度「カタンッ」と、結局2回その音を聞いた。
紅葉は、この一週間でだいぶ山を下っていた。
紅葉のなか、滝見場までの急な登りをゆっくりと登ってゆく。
足元に落としてい視線をふっと上げた時、「今どこ歩いているんだっけ?」と自分に首をかしげた。歩き慣れたはずのいつもの道なのに、いつもの年より入山回数が少ない今年、道筋の景色を忘れてしまっているようだ。
記憶しているはずと思っている記憶が、実際その場で役に立たない。その逆に、意識しなくてもその場に行くと覚えている景色や場面がある。無意識の中に記憶が残っている。
足繁く通うことで、知らず知らずの間に身につく記憶や経験知。何事も「無意識の中にまで残る記憶」を養うことは大切なことだ。
7:23 潅木帯を抜ける手前で雨具上下を着る。
ここまで予報降水量1mmの雨の中を傘をさして登ってきたが、潅木帯を抜けたところで風に煽られ傘が捲れ返ってしまった。傘を雨具に替える。
7:33 中丸山を通過。霧濃く・小雨・風弱し。
悪天の中を熊野岳を目指した登ってゆく。風が弱まれば雨具の脱ぎ傘をさし、強まれば傘をたたんで雨具を羽織る。それを何度か繰り返して山頂に向かう。
8:38 熊野岳 到着。
予想とおり誰もいない寂しい山頂である。山頂神社に手を合わせ小屋にはいる。一週間前と同じくコーヒーで一息つく。ラジオの音量を大きくして聞く。
下山のため小屋を出ると石垣脇に登山者が来ていた。こんな日でも登ってくる人はいるんだ。天気予報から地元の人は登ってこないだろうから、きっと県外からの登山者だろう。
Iphoneで三角点を撮影していたその登山者に聞いてみた。「こんな日の山行でもIphoneの水濡れ故障は気にならないんですか?」
Iphone女子曰く「あまり気にしませんし、大丈夫ですね。ただ、ザックに入れておく時はジップロックの中ですけど。」
そうか意外に大丈夫なんだ。
山頂を離れ下ってゆくと、尾根南側を横切る道で青森・〇〇一高と山シャツにワッペンを貼った山岳部らしき男子学生10名ほどのグループとすれ違う。一人ひとりから丁寧に挨拶をされる。
9:42 中丸山山頂を通過。
中丸山をブナ林まで下ってくると黄色に色づいたブナが美しい。いつもとは違った場所でザックを下ろしコーヒーを飲みながら静かに佇む。
その後、男性二名組登山者とすれ違い、仙人橋付近では紅葉狩りの女性と出会う。
「こんなに紅葉が綺麗なのに観に来る人がいないんですね。」
「この雨空ではね。でも雨に濡れたもみじ葉も、艶が出で綺麗ですよね。」
仙人橋周辺の紅葉も、一週前はまだちょっと早かったですが今日はちょうど見頃を迎えていました。
11:00 登山口に到着。
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