山の一部をあらわす地名に「馬の背」というのがある。蔵王の熊野岳から南に延びる刈田岳までの稜線の一帯もそうだ。刈田岳の山頂に立ち熊野岳を眺めると、森林限界のこの尾根は、まさしく馬の背を想像させる。
毎朝、早朝4時に家を出る。郵便局の交差点を右折すると、蔵王の稜線が日の出間近の東の空に浮かび上がる。熊野岳から北に延びる地蔵岳と三宝荒神山の稜線である。山の地名に「牛の背」というものを聞いたことはない。このスカイラインを見ると、いつも牛の背を想像してしまう。『馬の背』に『牛の背』である。
蔵王には、『牛の背』もあるんだよなぁ。車中ひとり笑みをこぼし、蔵王の麓に生まれ育ってきたことを幸せに感じる一瞬である。
毎朝、早朝4時に家を出る。郵便局の交差点を右折すると、蔵王の稜線が日の出間近の東の空に浮かび上がる。熊野岳から北に延びる地蔵岳と三宝荒神山の稜線である。山の地名に「牛の背」というものを聞いたことはない。このスカイラインを見ると、いつも牛の背を想像してしまう。『馬の背』に『牛の背』である。
蔵王には、『牛の背』もあるんだよなぁ。車中ひとり笑みをこぼし、蔵王の麓に生まれ育ってきたことを幸せに感じる一瞬である。