平倉山荘 -- BLOG --

 蔵王を歩く・滑る。日々を記す。空想上の山小屋~たいらぐらさんそう~

朝日連峰・祝初ルート古寺鳥原

2012-09-26 | 山・やま・Mt.
祝初ルートと言っても新しいルートが出来たわけではないから、「祝」などつける必要はマッタクない。個人的に始めて歩くルートだと言うだけである。古寺鉱泉から畑場峰を経て鳥原山へ。

その後は、小朝日を踏んで古寺山そしてハナヌキ分岐を古寺鉱泉へ下る。こちらは歩き慣れたいつものコース。「いつも、いつも」って書けばカッコいいが、数回歩いたと言う程度。過大ひょーげん。

今日もいわゆる周回コース。周回とピストンは我がスタイル。結局、単独だから車のあるところへ戻らなくてはならないという事情。

朝陽館に登山届け提出。ポストにポイである。


「そう言えばこんな看板あったよな。」といつも気にせず通り過ごしていた看板から入山。平日の古寺鳥原ルート。人に出会うより熊に遭いそう。かなり緊張。

道は尾根西側が多く朝の日差しがあたらない。朝日、アサヒ、旭、あさひ、朝陽。いっそう熊っ気が漂う。


無事に鳥原湿原に上がる。。無事・ぶじ・ブジ・不死(おおげさ)。

鳥原山から小朝日へ。【ケン・ケン・パッ けん・けん・ぱっ】って着くだろう、って考えが甘かった。山がデカイー、さすがアサヒ。スーパードライだ。


小朝日山頂で30分の大休止。ご飯ご飯腹減った。コーヒーで流す。食べ合わせはダブルばってん××。

一服清水で山口県宇部山岳会の山旅慣れたお二人さんに。3日前は月山。一昨日雨の中、傘さし大朝日小屋へ。昨日はゆっくり停滞。停滞はゆっくりに決まってる。夫婦山行東北編。台風18行ったら以東岳へと。


朝陽館到着。全行動時間425分。右ひざ裏痛かった。


ほたるの里なんだ貫見。山せみ定休、稲刈り始まる。
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ヒガシの山よりニシの山

2012-09-17 | 山・やま・Mt.
今日の山行きは、東の山より西の山だったか?

住まいの東にはいつもの山「蔵王連峰」が連なっている。対する西には朝日連峰が横たわっている。登山口までの距離は、東が20~30km。西が60~80km。”いつも”というだけあって、東の山に行くのがほとんどだ。

連休の今日、武ヤンと山に出かけた。計画段階では、西の山「朝日連峰」の古寺~鳥原あたりを単独でと考えていた。前夜になり、武ヤンを誘い予定変更。いつもの山「東の山・蔵王連峰」の南蔵王に出かけることにした。

山形県村山地方の天気予報は晴れ、最高気温34℃。しかし、待ち合わせ時間の朝5時に市内から見上げる蔵王の稜線には、厚い雲がのしかかっていた。予定変更が凶と出たか???

エコーラインを登るにつれ、山行き愛車SJ-30 は雲の中に突入。先ほど車窓から確認した朝日連峰には、雲なし。ああっ。

結局、予定通りに南蔵王コースを歩き始めたが、強風と濃霧の中。雨合羽を濡らしながら屏風岳往復。

下山後、エコーラインを下るころには青空も見えてきたが、風は強いまま。台風の風。大型なんだなぁ。

御田の神ひなん小屋に立ち寄り、ラーメン・おにぎり・コーヒーと、幼なじみとの楽しい山行きを締めくくる。
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東野 良さん

2012-09-15 | 山・やま・Mt.
仕事帰りに七ヶ宿町を経由し蔵王町へ。蔵王町ふるさと文化会館で開かれている東野良写真展「蔵王 四季に謳う」を見に行ってきた。

久しぶりに東野さんにもお会いでき、展示写真の説明をしていただいた。角幡唯介著「空白の五マイル」に東野さんの事が記してあった事をお話したり、蔵王厳冬期の撮影の話を伺ったりと、短い時間ではあったが再会を楽しんできた。

初めてお会いしたのが南蔵王を歩いているとき。また一緒に山歩きしたいものだ。

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必要以上の登山道整備は不要

2012-09-09 | 山・やま・Mt.
蔵王連峰・中丸山コース。

数えたことはないが、何度この道を歩いてきただろう。登山道整備が施されることは聞いていた。2週間ぶりに歩き驚いてきた。「必要以上の登山道整備は、いらない。」

熊野岳山頂から下り始める荒地の登山道は、雨や雪解け水で流土が酷いために石畳が崩れて登山道の荒廃が著しかった。そのため、潅木帯への入り口がわかり難く、何度か道迷いによる遭難が発生していた。この区間の登山道整備には期待をしていた。

しかし、月見ヶ原に準備されたいた木道用の資材を見て、憤りにも似た気持ちになった。この区間に、このような仰々しい整備は必要ないだろう。登山者の踏み跡が、自然界に与える悪影響は理解しているつもりである。南蔵王に比べ、比較にならないほど入山者の少ない中丸山コースの、しかも月見ヶ原の区間に、なぜこの様な木道が必要なのだろうか。

人は静かに山を歩けばいいのだ。自然界の生き物の一つとして、自然界の一部として。ただ静かに歩いていればいいのだ。登山道整備もまた、静かに最小限でいいのだ。

山の土を一歩一歩踏みしめ、足の裏でその優しさを感じ、唯々静かに歩いていればいいのだ。だから、登山道整備も必要最小限でいいのだ。必要以上の整備は不要なのである。

静かな山あるきの出来る場所が、また無くなってゆく。寂しいことだ。


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