まだ梅雨が開けない蔵王、先週に続き中丸山コースを歩いてきた。
当然のことだが、山の天気には二度と同じものはない。
予報から察するに、今日も先週と同じく雨中山行だろうと、気分下がり気味で山に向かう。
自宅発5時50分、歩き始め6時45分。先週よりずいぶん遅い出だしだ。
しかし、空は穏やかだった。
雲は広がっているものの高く、稜線もくっきりみえる。
同じ時期、同じ予報、同じコース、しかし山に同じ天気は二度とない。
やはり山は来てみないとわからない。来るたびに違う楽しみが待っている。
熊野岳山頂で雲海に浮かぶ山々を眺め1時間近い時間を過ごす。
テルモスの熱い紅茶がうまい。
そんな山頂とは裏腹に、下山は蒸し風呂の暑さである。熱は体に籠りいつも以上に疲れる。
スキー場まで下りて来て、お清水の森の冷水で汗を流した時は、生き返った心地であった。