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いつでも猫といっしょ

チンチラゴールドのララと、多頭飼育崩壊からやってきたドン(黒ペルシャMix)&マリ(ソマリMix)の、たぶん楽しい毎日。

新猫、飼おうかな?

2006-06-15 | カナ(老猫)
カナちゃん、引き続きしょぼい雰囲気で毎日を送っています。最近食欲が低下していて(歯が悪いせいか?)、もともとチビ猫が一回り小さくなった感じ。

今日は雨が降っていなかったのでちょこっと外に出たのですが、日差しを浴びてまぶしげに目を細めながらヨロヨロと駐車場と道路の境目をうろつく姿を見ると・・・

あまりにもひ弱、あまりにもご老体。

このまま放置しておくと車に引かれるんじゃないか、あるいはぼけて戻って来られなくなるのではないかと心配になるくらいで。

ところが、玄関のドアを開けて「カナちゃん、おいでっ!」と呼んでも帰ってきません。久々のお外の日向ぼっこが楽しかったようです。

で、私が家に戻ってしばらくすると、二階のベランダにジャンプして帰ってきました。
あんなにヨタって見えたのに、すごいジャンプ力です。

のこちゃんが亡くなって、カナが一人猫になって、まもなく半年。
急激に老けたのは寂しいのと刺激がなくなったせいじゃないか、ここはカナに刺激を与えて活を入れるのに、新しく猫飼おうか、という相談をここひと月ほど、飼い主たちは何回かしてきました。

でもカナちゃん、わがままだし、猫見知りするからな~、他の猫飼って大丈夫かな~。
子猫一匹飼うと、きっと子猫は遊んでほしくてカナを追い回してトラブル発生間違いないから、新猫は二匹にして、カナと仲良し二匹が家の中で共存する状態を目指そう、というところまではほぼ話が決まっています。

こんなとき捨て猫でも見つけようもんなら、すぐ拾ってくるのですが、そういう時に限って現れません。親子らしい野良or捨て猫ファミリーがいつもいた神社も、2、3年前に猫一掃されました。誰か保健所に通報したのかもしれません。

買う? いや、どうせ飼うなら、かわいそうな捨て猫とか野良ちゃんとか飼ってあげようよ。保健所に行けばたくさん殺されちゃうネコがいるんだから・・・。

しかし。。。
保健所にもらいに行って、自分がもらう猫以外は数日中にほぼ確実に殺される、という状態の中で、2匹だけ選び出すのは厳しいだろうなあ。年間、数十万匹、殺されているそうですから。

そういうわけで、とりあえず、ネットで里親募集のページを見てみました。

まあまあ!かわいいネコちゃんたちがいっぱい、里親さんを待ってます。
このサイトは、自分の家で生まれた子猫以外の里親さん募集に限っています。つまり、保護された捨て猫、野良猫、引越しや病気などやむを得ない事情で飼い猫を手放すケースだけです。

うちのネコや周りのケースだけ見て、最近のネコは長生きだな~なんてつい思っていましたが、20年近く大事にされて、悲しい目にあわずに長生きできる猫なんて、ほんの一握りなんだと実感しました。

生後数週間でゴミ箱に捨てられていた子猫とか、引越しに連れて行ってもらえず飼い主を待ち続けていたネコとか、虐待されていたのを保護された猫など。それでもこのサイトに載っているネコは、まだ、保護されてきっとこれから里親が見つかる、幸せな部類のネコなんでしょう。

ネコを飼ってもいいと思っている方、そういう人が身近にいる方は、是非このサイトを(このサイトに限らずほかの里親募集のサイトも)見たり教えてあげたりしてください。誰か一人、あるいは一家族、ネコを家族として迎え入れてあげれば、ネコはそれなりに幸せに猫生を送れるのです。でも、けっこう長生きしますから、一生めんどうみてあげようと思えなければやめたほうがいいでしょうが。

もちろん人の愛の手を待っている動物は猫だけではありません。このサイトには、犬の里親募集も載っていまして、ついのぞいて見てしまったら、、、。ああ、そのつぶらな瞳、人間を信頼しきった忠実そうな面差し。犬も可愛いよな~などと思ってしまうのですが、これはダメ。毎日散歩に連れて行ったりできないし、その忠実さに応えきれないし、きちんとしつけもできないし。しつけの悪い猫の室内飼いなら飼い主が我慢すればいいだけですが、犬はほえたり噛み付いたりしたらたいへんですから。動物を飼う者としての身の程を知ることも大事なわけで。ちょっと自分勝手でマイペースで、たいして手もかからない猫が私には身の丈にあっているようです。

サイトの猫たちを見ると、どの子猫もそれぞれに愛くるしく、子猫だけでなく大人猫も可愛がられておっとり育った子はそれなりに、不幸な生い立ちでちょっぴりいじけた目の猫もそれなりに幸せに猫生を送らせてあげたい気持ちでいっぱいになり、ただただ写真を見ながら時間が過ぎるばかりなのでした。

結局のところ、カナが新入りを受け入れられるか、という問題に答えは見つからず、まだ新猫飼うかは未定です。





猫のひげの色

2006-05-07 | カナ(老猫)
ゴールデンウィークもあっという間に終わり。皆様楽しく過ごされたでしょうか?

うちは夫が出張、私も仕事をしていたので、カナちゃんは一人お留守番のGWとなりました。のこちゃんがいなくなってカナが一人で寂しそうなので、少し前伊豆に行ったとき、カナのおみやげにレッサーパンダのぬいぐるみを買ってきました。

最初はちょっとこわそうに臭いをかいでいましたが、カナちゃんにも「これは生き物ではない」とすぐわかったようで、飼い主の期待に反し、全然相手にしてません(当然ですが)。

あきらめきれず、しつこく寝ているカナの横にぬいぐるみをくっつけて置いたりしております。めんどくさいのかよけもせずにそのまま寝ていることも多いです。

鼻先をくっつけた写真を撮ろうと試みたのですが、あっさりお尻を向けられてしまいました。 くっついて寝れば寒くないだろうと思ったんだけどなあ。まあ、ぬいぐるみに執着したりかわいがったりするには、想像力が必要なんでしょうね。

さて、写真をじっと見て気づいたのですが、カナのヒゲが白い。

カナは小さな身体と比べても、さらに顔の小さな猫で、その小さな顔に長~いひげが目立っておりました。でも。。。確かカナのひげ、黒かったような気がするんだけど。

よく見ると、こげ茶っぽく色のついたひげもあります。さらによく見ると、根元辺りだけ黒いひげもあります。

猫のひげって何色だったっけ?バリエーションあるんだっけ?
一匹だけとなった今、他の猫の例がわかりません。

もし私の記憶が正しくて、昔黒かったひげが白くなったとすると、猫の白髪みたいなもんなんでしょうか?

ああ、カナちゃんも白髪の老婆?

先日家具を買い、ガタイのいいおにいちゃんたちが配達・運び入れに来てくれました。久しぶりに見た知らない人に反応してカナは外に出てしまいました。

運び入れるのに援軍が必要だったので、しばらくおにいちゃんたちは玄関の前で応援の人を待っていたのですが、そうすると、、、カナちゃんは家に入りたいのに入れない。

おにいちゃんたちから3メートルほどの距離をとり、不満げな声で「にゃあー、にゃあー」と鳴き続けるカナ。

「帰れ、帰れって言ってるんだよな。」
「俺たち、こわいよなあ。」
と言葉をかわすお兄ちゃんたち。

すみません。行儀の悪い猫で。家具運ぶのに援軍が必要な家で。

言い訳がましく
「あの猫、16歳なんですよ~」(← 言い訳になってません)

「えっ!見えないっすねー。」(← 一応♀に対する礼儀ですかね?)

いや、やっぱり私が見てもそのような高齢には見えません。
どっちかっていうと子猫(チビなので)。
でも、歯は抜けてるし、口は臭いし、ひげは白髪なんだよなー。

カナの遠慮と傍若無人

2006-04-13 | カナ(老猫)
今日の日記の前に、まずは前回日記の訂正です。

倖田來未さんのエロかわ→カナちゃんはくさかわ、などと書いたのですが、倖田來未って、こうだくみと読むとのご指摘を受けました。芸能音痴をさらしてしまいましたわ~~

さて、猫も一匹だけとなり、そのカナも毎日別にどってこともなく暮らしている話題の乏しい猫バカ家族ですが、(ヒマにまかせて)カナ一匹を観察していると、またそれなりに発見もございます。

どうやら、カナは私と夫を差別しているようだ・・・

飼い主がいる間は飼い主にへばりつく決心をしているようなカナですが(起きている間に限る)、一方飼い主のほうも、二人とも、Number1にはなれなかったけど、Only1にはなってしまったカナを猫かわいがりしております。

かなちゃ~ん♪と呼ばれて嬉しそうにやってきて、呼んだ相手が私だと、カナは躊躇なくひざの上に足をかけて上がってきます。が、呼んだのが夫の場合、夫の元まで来て、一応止まって、もう一度「おいで」と抱え上げられるのを待っています。手を出してもらえないと、にゃーにゃーと甘ったれた声を出して、も一度お呼びがかかるのを待っています。

夫・カナ・私と3人並んだ夕食の席。カナは左見て夫に、右見て私に、ご飯ちょーだい、とねだりますが、夫があげなくても我慢しているのに、私があげないと、茶碗と箸、または箸と私の口の間に顔をつっこんできます。

そして深夜の寝室。寝ている夫の身体はきちんとよけて歩くことができるのに、私の身体の上は平気で歩きます。無視していると、首元まで来て、爪を出した手で私の顔をなでるのです。自分がなでてほしいわけです。そう言われても私も眠い。顔を引っかかれるのはイヤなので、うつぶせになり、顔を横に向けて手でカバーしていると、その私の手の隙間から、自分(カナ)の手を入れて、爪を出した手でなでます(しつこい)。こりゃあかなわん!と顔に毛布をかぶったら、顔の上を歩かれました。小さな4つの足がトコトコトコ、と私の顔の上(毛布ごし)で足踏みしていました。そして、立ち止まるとおもむろにお腹を下ろして寝る体勢に。人の顔の上で寝るなっ!

カナを(顔の上から)持ち上げて、夫のお腹に乗せたら、さっと身軽に飛び降りてベッドの縁を歩いていました。どうやら夫には一応敬意を示しているようです。

そう、よく見ると、ソファに寝そべった夫のお腹の上に乗るときも、一応わきまで行って、「にゃーにゃー」と許可をもらっているではありませんか!

夫に話すと、夫も気づいていたようで、「一応ボクには遠慮があるんだよね。キミにはなにやってもいいと思っているんだよ。」と少々自慢げに言われて、悔しい思いをしました。

しょうがないので、のこちゃんの仏壇に行って、「コドモのしつけ、悪いよ」と訴えてみましたが(これ自体すでにむなしい)、写真ののこちゃんのまっすぐな視線を見ると、「ハイ、私のしつけが悪うございました」と引き下がるしかないのでした。とほほ。






くさかわ

2006-03-31 | カナ(老猫)
芸能界の動きには疎い私ですが、昨年、倖田來未(こうだみく、と読むそうですね)さんがブレイクしたそうで、エロくてかわいい=「エロかわ」という言葉だけ、なんだかかわいくて覚えました。

最近(といってもしばらく前ですが)、キンキの堂本剛くんが、車のコマーシャルで「ゴツかわ」=ごつくてかわいい、車を宣伝しているのも見かけました。

じゃあ、うちのかなちゃんは、「クサかわ」だね~、と続くのが猫バカ飼い主でございます。クサくてかわいいかなちゃんです。

なぜカナがくさいかというと、口が臭いわけです。歯周病。病院で見かけた「ペットの口臭予防」歯磨きジェルみたいなのを試してみようかと先生に相談したこともあるのですが、「これは予防用ですからね」とのお返事。16歳の歯周病暦(たぶん)10年ほどの猫にはToo lateということでしょう。

かなは一匹だけになってから寂しいらしく、飼い主にとても接近したがります。それも顔のすぐそばまで。いつも一匹の食事も寂しいらしく、エサ皿にやったエサには目もくれず、飼い主の夕食を待ちかねてまとわりつきます。そして飼い主のひざに両足をそろえて乗り、箸で口元に運ぶエサ、ではなくて食べ物に鼻をつけんばかりの勢いで顔をくっつけてくるのです。あげないと、ニャー。とかなが口を開くと、クサイ。あげないわけにはいきません。

そうゆうわけで、最近カナは魚肉類はもちろん、にんじん、キャベツ、デザートのエクレアまで、なんでも飼い主の食べ物は一緒に食べています。ますます歯が悪くなりそうだなあ。

人間の食べ物の味付けは猫の身体にはよくないらしいので、おいしく味付けしたお肉も、飼い主がかんで味がなくなり温度もほどよく固さも柔らかくなったところでカナちゃんのお口に入ります。なんだか健康に悪いとこだけ自分(飼い主)が食べているような気がしないでもありません。野菜も食べて食物繊維が豊富なせいか、最近カナはたくさんうん○しています。のこちゃんの最終的な死因は腸閉塞ではなかったかと思っているので、カナのうん○を見ると、安心します。

食事が終わって、カナかわいいね~と抱っこして顔を寄せると、嬉しそうなゴロゴロとともに、カナ、くさいね~、というわけでクサかわいいカナちゃんなのでした。

一日アロマサロンのうっとりする香りに包まれてすごしたあとは、カナの口臭につつまれて過ごす毎日です。

こんなショボいカナですが、外に出るとあいかわらず二階のベランダまでジャンプして帰ってきます。おじいちゃんが鉄棒の大車輪するコマーシャルがありましたが(あれ、ほんとに自分でやってるそうです)、それを思い出します。いつもやってる運動は、年とってもけっこうできるもんなんですね。


一人ぼっちのカナ

2006-01-27 | カナ(老猫)
最近のカナは孤独です。

ここ一年あまりの間に、カナちゃんの知っている猫がみんな死んでしまいました。

一昨年末には、生まれたときから同じ家にいたおばさん、茶茶。
8月には、カナを追っかけまわして家に侵入してきたデカ猫、げんちゃん。
昨年末には長い間べったりと可愛がってくれたママ猫、のこちゃん。
カナは覚えていないでしょうが、里子に出た息子のひげちゃんも昨年亡くなりました。

なかでも、やはりママ猫のこちゃんの死は、大打撃だったようです。

猫にも、一匹狼型、リーダーシップ型、甘ったれの追随型などいろいろ性格がありますが、カナは内弁慶・臆病・甘ったれ追随型です。家の中ではわがまま放題でしたが、外に出るときはたいていのこちゃんの後を追っていました。

外に出ようと玄関ドアまで行き、飼い主がドアを開けてあげても、カナはのこちゃんが先に出るのを待って、ドア前でぐずぐずしていました。

今はのこちゃんがいないので、ぐずぐず時間が非常に長くなっています。自分が先頭きって出ることにためらいがあるようで。時にはあきらめて戻ったりしています。のこちゃんが脳梗塞後にカナを相手にしなくなっても、カナはのこちゃんについて回っていたのでした。

飼い主が家を空けるときはいつものこちゃんにくっついていたため、今、飼い主の留守中はとても寂しいようです。

飼い主が一人しか家にいないときはずっとくっついていて、その一人が出かけようとすると、阻止すべく膝の上に乗っかってきてへばりつきます。お風呂に入るなどして姿が見えなくなると、ぎゃーぎゃーと鳴き(泣き?)叫んでいます。

不憫です。

夜は飼い主二人とも寝室に行ってしまうとリビングルームにカナだけが残ってかわいそうなので、たいてい後から寝室に行く私が連れていくのですが、なぜかすぐリビングルームに戻って、少しの間ぎゃーぎゃーと鳴き(泣き?)叫びます。飼い主二人(と、一昨年末までは茶茶)が寝室に入ったあと、しばらくはビングルームでのこちゃんにくっついていたものだったので、リビングでカナがぎゃーぎゃー鳴くと、ひょっとしてのこちゃん探しているんじゃないかと、また不憫になります。

というわけで、飼い主二人も不憫なカナを甘やかし、寂しくてやることのないカナはますます甘えるという、引きこもりの娘を持ったような生活になっています。

人間も年配の方は友達が亡くなったりするとがっくりふけこんだりしますが、ネコも同じなようで、一昨年末茶茶が死んだときにはのこちゃんがふけこみ、昨年末のこちゃんが死んでからはカナがふけこみました。とてもショボい雰囲気です。

どうしたら家に活気が戻るだろうと、のこちゃんの存在感の大きさをあらためて感じる今日この頃でございます。

カナの病

2005-06-23 | カナ(老猫)
先週の水曜日、夜帰宅してもカナちゃんのお出迎えがありませんでした。オバカながらも出迎えはかかさず、名前を呼ばれれば必ずニャーという返事とともに足元に寄ってくる律儀なカナが。いつもならストーカーのごとく帰宅した旦那について回るのに、ソファーの上に猫座りしてじっと動かず鳴きもせず。

いつもはうるさいけれど、静かなのも気になる。というわけで、様子を見ると、なんと熱がありました。食欲もなく、チビなカナがしょんぼり座っていると、とてもしょぼい雰囲気です。

最近、うちの猫かのように出入りしているデカ猫ゲンちゃんが病原菌を持ち込んだ可能性も考えられます。かなりあちこち歩き回っているらしく、身体にナメクジくっつけてきたこともあるゲンちゃん。体重6kg、3歳の体力のあるゲンちゃんは平気でも、体重2.5kg、15歳のカナに抵抗力がないってことも考えられるし、と一気に不安が増しました。

さっそく翌日病院に連れて行き、熱を測ると39.8度。茶茶が最期にお世話になった獣医さんの難しげな顔に不安が募りました。この子も高齢ですからね、外猫に接触して感染する可能性もあるし、年をとると体調が悪くなることもあるし、原因はわかりませんが抗生物質を飲ませて様子をみてみましょう、とのこと。

注射でちょっと元気になったカナでしたが、翌日帰宅すると、またしょぼくれて、ヨダレをたらしてうずくまっているではありませんか!!水を飲ませても苦しそうに吐こうとするし、エサもかつおぶしをなめるだけ。ただでさえチビなカナが、エサを食べないので、もうがりがりです。

ああ、この頻繁に水ゲロ吐きそうになる状態は、、、! 旦那が胃潰瘍だったときの状態にそっくり!カナちゃん、胃潰瘍になるほどゲンちゃんの出入りがイヤだったのかしら、、、でも、なついて甘ったれてくるゲンちゃんを家から閉め出すのも可哀想だし、、ああ、でもカナが手遅れになったら・・・と、飼い主苦悩のうちに2日ほど過ぎました。せっせと飲ませた抗生物質が効いたのか、熱は下がったのですが。

そして、ヨダレでヨレヨレになった口元を丁寧にぬぐっているときに、ふと気づきました。上の犬歯が、かみ合わせの口元、人間だったら下唇の部分(猫も唇あるのか?)につきささって炎症を起こしていることに。

げ、これか。前から歯周病らしく、上の歯が伸びている(歯茎が下がって歯が長く見える)のには気づいていました(1本は抜けてるし)。歯があたってかゆいらしく、よく口元を飼い主にこすりつけ、いっしょにヨダレもこすりつけていました。熱が出て体が弱ったら、炎症を起こしたのでしょう。

抗生物質が効いたようで炎症はおさまり、土曜日にはヨダレもおさまって、エサ食べるようになりました。鳴き声も出せるようになりました。すっかりしょぼくなっていた顔つきも、また可愛らしく戻りましたが、下唇(?)の犬歯があたる部分はあいかわらずお肉がえぐれています。

あたりまえのことですが、猫も年とると人間と同じで、あっちこっちガタが来るなあ。でも、猫の歯周病はどうしたらいいんでしょうねえ?カナがおとなしく口開いて治療受けるとは思えないし、全身麻酔は年齢柄心配だし。

かなちゃんのジャンプ

2005-03-15 | カナ(老猫)
先日、かなちゃんが二階のベランダにジャンプする姿を目撃しました。

近所に買い物に行くのに猫2匹外に出していったのですが、15分くらいして私が玄関近くまで戻ってくると、2匹とも、私を見送ったその姿のまま、玄関前に座って日向ぼっこしていました。

そのとき、ちょうど近くからグルグルッ、ギャォ~というヨソの猫の鳴き声がしてきたのです。するとかなちゃんはすくっと立ち上がり、一目散に手すりに飛び乗り、そこから水平距離70~80センチ、高さ150センチほど離れた二階の手すりの下部にジャンプ、、と思ったのですが、ワンクッション置いていることを発見しました。二階の手すりの土台にあたる壁を前足で蹴っていたのです。つまり、一階の手すりから斜め上方に後ろ足で蹴り上り、前足で二階ベランダの壁を蹴り、両足で二階手すりに到着する、ということをやっていたわけです。

なかなかうまく表現できませんが、二階ベランダの壁は当然ながら地面に対して垂直に立っており、その垂直な壁を蹴って、垂直にジャンプして真上の手すりに着地するのです。しなやかな背骨と背筋、それに丸まった鋭い爪があればこその技でしょう。これで、最近雨の日にかながジャンプして帰ってこられなくなったわけがわかりました。濡れた垂直の壁を蹴って上に飛ぶのは、すべってしまって、そりゃ、こわいでしょう。

以前、雨の日でも平気でジャンプして帰ってきていたのは、壁を蹴らずに二階の手すりまでジャンプできていたのだと思います。さすがにかなもトシなので、ワンクッション必要になったのでしょうが、それでもたいしたもんだと猫バカ飼い主は感心してしまったのでした。

一方のこちゃんは、ヨソ猫の声に反応するでもなく、私の姿を見てゆっくりと立ち上がり、のんびり歩いて玄関ドアまで行くと、私を振り返って、ニャ(開けて)と一言。ドアをあけると階段の下まで小走りに行き、私を振り返って、ニャ(抱っこ)と一言。抱っこして階段を上がり、二階に着くと飛び降りてリビングルームに入るのでした。これはこれで、また見事に「疲れることはしない」ポリシーを貫いております。

そして不思議なのは、ヨソ猫の声に即座に反応して、見事なジャンプを披露して二階に戻ったかなちゃんが、すぐにまた階段を駆け下りて、ますます接近したヨソ猫が鳴き喚いているお外に出して、と催促することでした。

玄関の外にはいつものデカ猫がこちらを向いて座っています。中に戻るかと思いましたが、かなは別に平気そうにデカ猫のすぐ脇を通り抜けてデカ猫から1メートルほど離れた所にそっぽ向いて座っていました。ん~ん、やはり猫が何を考えているかは謎です。



強気なかなちゃん

2005-03-03 | カナ(老猫)
しばらく前から頻繁に我が家の周辺にへばりついてぎゃーぎゃー騒ぎ、かなちゃんを呼んでいると思われる、顔と身体の大きな(たぶん)♂猫(以後、デカ猫)ですが、今日も私が帰宅するとうちの玄関の前に座っていました。私を見てさっと逃げましたが、1メートルほど離れたところでステイしています。玄関の内側からは、律儀に(or暇にまかせて)お出迎えにきたのこ&かなの鳴き声が。

私は玄関から入るとさっとドアを閉めて、「大きい猫が来てるから君たち今は外に出ないほうがいいよ」とのこ&かなに警告したのですが、そんな警告もなんのその、2匹ともドアに張り付いてお外に出たいモード。

「また追っかけられても知らないよ~~」と言いながら外に出してあげたのですが、まずはのこちゃんがデカ猫を威嚇。デカ猫はといえば、しっぽを巻いてあとずさりして、隣の家の塀にへばりついています。続いて出てきたかなちゃんは、デカ猫を見て逃げると思いきや、ささっと身軽にデカ猫の近くに駆け寄り、身体を丸めてジャンプして威嚇してからくるっと方向転換して、余裕をかましてゆっくり歩いています。

この力関係、いったい何なんだ?と唖然とする私。

昨日、太ったかな~とおそるおそる自分の体重を測りがてら、猫ちゃんたちの体重も量ってみたのですが、一時は6kgほどあったのこちゃんはかなり小さくなって4.5kg、かなは昔からほとんど変わらず3kg程度。一方、デカ猫くんは、最低でも6kgほどはありそうで、かつ顔もデカイのでとても大きく見えます。

なのに、、壁にへばりついて丸い目でおとなし~くこちらを見つめるデカ♂猫と、妙に強気なチビ老♀猫。私がいるから強気なのかしら、ここはのこ&かなのなわばりだから強気なのかしら。。なんで? Why?   Porque?(=ポルケ?←スペイン語です)

とつぶやきながら、妙に強気な家猫2匹を外に残してリビングルームに入り、旦那に状況を説明すると、
「さっき、かなちゃん外に出したら、たたたっと走ってデカ猫のとこに行って、いきなり(茶茶によくやってたみたいに)猫パンチくらわせたんだよ。ひどいヤツなんだよなー。」 とのこと。
「で、すぐ逃げたの?デカ猫怒らなかったの?」
「デカ猫はじっとしてた。かなはコンクリートに寝転がって余裕をかましてた。」

わかりません。私には。デカ猫は先日うちの2階のベランダにジャンプしてきて動転した挙句跳び落ちるという醜態をさらしたので、かながすっかりバカにしたのか。それでもかなに下心のあるデカ猫が下でに出ているのか。それともデカ猫はでかいだけで気が弱い温和な猫なのか。。。デカ猫は引っ越してきたばかりで、意地悪されてもお友達がほしいのか。。。

それにしても、かなときたら、、、。リビングルームでは旦那のお腹を座布団代わりに寝ているし、夜は私の顔の上に仁王立ちするし、外に出ればおとなしいご近所の猫に意地悪するし。あいかわらず自分の餌は残して茶茶のお供え餌食べてるし。人間でいえば75歳ぐらいの小さいおばあちゃんなのになぁ~。この傍若無人なじょおーさまのようなお振る舞いは、いったいなににもとづいているのやら??



それでもかなは外に行く

2005-01-16 | カナ(老猫)
今日は寒かった。横浜も朝から冷たい雨が一日中降っている。途中で雪に変わるかと思ったけれど。
寒いので外に出たくなかったけれど、どうしても買わなければならないものがあったので、買い物に行き、ついでにホットカーペットのカバーを買ってきました。今まで使っていたのは、薄手で猫がかわいそうだと思っていたので。帰宅して早速、ふかふかのカーペットに代えました。そしてそこに寝転がって、最初に眠ってしまったのは人間たちでしたが。。。

こんな寒い日は外出したくない。のこちゃんも、いつもは外に出る気を示すのに、今日は全く出る気なし。なのに、かなは、それも夜になって、どうしても外に行きたいと騒ぐ。

かなちゃんの鳴き声はよく言えばとってもクリアーな通りやすい声で、悪く言うとちょっと耳障り。その声でまずリビングの扉の前で、にゃ~にゃ~にゃ~と鳴き続ける。ちょっとでも私が立ち上がるそぶりを見せようものなら扉から走り出る構えで「お外に出たい」をアピール。扉を開けると思いっきり階段を駆け下りて再度アピール。そして私が階段を降り始めると、玄関のドアにぴったりくっついてにゃ~にゃ~とアピール(私は1階のお風呂に準備に行こうと思っただけよ)。「かなちゃん、今日は寒いし雨降ってるから、外に出ると絶対後悔するよ」と言っても言うだけ無駄。

かなちゃんは玄関から外に出ますが、外からは二階のベランダにジャンプして帰ってこれます。頭も軽いが身体も軽いのがかなちゃんの唯一の取り柄というところ。それでも、雨が降って金属の手すりが濡れるとすべりやすく、雨の日には今まで2,3回、ジャンプ着地失敗してひやっとしています。それに外に出て戻らないうちに私たちが出かけてしまい、その後雨が降ってきて、三階のベランダにジャンプして(二階で入れてもらえなかったので)、屋根のない三階のベランダで濡れねずみになって大鳴き(大泣き)してたこともあったし。雨の日に外に出て楽しかったことなんてないはずなんだけどなー。それでもかなは断固として「外に出たい」と言い、私は無視しましたが、根負けして旦那が出してしまいました。そして案の定、ジャンプ失敗で、一階の玄関前で大騒ぎして旦那に救出(といっても玄関開けにいっただけですが)されました。

だいたい何しに外に行くのかと思います。今日はさすがに一回でこりたようですが、これが雨以外の日となると、私たちの帰宅後数回外出を繰り返します。私たち(住人と住猫)は通常2階のリビングルームにいるのですが、かなちゃんが外に行きたいというので、しぶしぶ階段を降りて(リビング以外はとても寒い)一階の玄関を開けて出してあげる。そして私が二階に戻ってやれやれとイスに座ると、二階のベランダでにゃ~ご(入れて)とかなの声。部屋に入って5分ほどすると、また外に行きたいという。しぶしぶ階段を降りて玄関を開けて出してやり、二階に戻るとベランダからかなの声。。。いや、さすがにこれは極端で、一階に行ったついでにお風呂洗ったり洗濯してきたりすることもあるのですが、まー、かなの平均外出時間は3、4分ってとこです。そしてそれを繰り返す。運動してるのか、遊んでるのか、外に他の猫がいるとさらに一目散に帰ってくるのでお友達に会ってるわけでもなさそうだし、ほんとにナゾです。かなのやることに理由なんて無いというのが私たちの結論です。いや、もしかしたら、家で猫化して動かない私たちに運動させてくれる孝行娘、、、なはずないよな~。

のこちゃんも天気のいい日はお外に出たがります。そして、かなちゃんほど頭も身体も軽くないのこちゃんは、外に出るとただじっと玄関前にすわっています。たまに階段を降りて下の駐車場で車の下に入ったりしますが。そして15分ほどして玄関を開けにいってあげると、にゃにゃにゃっと鳴きながらゆっくり庭の置き石(といっても5つほど)を歩いておうちに入ります。ま、1日に1回か2回は外の空気を吸いたいということで、こちらは多少理解できます。寒ければ出ないしね。

これは最近の話。昔、若い頃はかなちゃんものこちゃんも、天気のいい日は出たっきり1~2時間平気で遊んでいました。(たぶん)お気に入りの場所に遠征してお昼寝したり、通りすがりにセミやヤモリをつかまえたり、近所の猫とすれ違ってにらみあいしたりしてたんでしょうが。

そういえば、大昔(かなちゃんが4歳か5歳の頃)、一階にあるワンルームマンションに住んでいたのですが、やはり雨の日にもかなは外に出たがりました。まずベランダの窓の前でにゃ~にゃ~と鳴き、開けてもらって一歩出ると雨が降っていて濡れたので、ふぎゃっと顔をしかめて部屋に戻って私を見ながら文句を言う(ように聞こえた)。少ししたら突然軽快に走り出し、今度は玄関の前に行ってにゃ~にゃ~。玄関を開けてもらって外に一歩出るとそこはやはり雨が降っていて濡れてしまい、顔をしかめて部屋に戻ってにゃ~にゃ~(文句)。しばらくするとベランダの窓の前に行き、、、とベランダと玄関を忙しく往復しておりました(もちろん私もつきあうはめに)。かなちゃん、ベランダの外も玄関の外も、お天気は同じなんだよ~、と言っても無駄なのでありました。その頃に比べれば、多少かなちゃんもお利口になったかもしれません。

猫の母性本能~かなの場合

2004-11-20 | カナ(老猫)
今までの猫日記が、どうもうまくいかなくなってしまいました。
最初の設定で、新しい日記を「下に追加する」としてしまったため、いつまでたっても古い日記が一番上に来て、、。設定の変更ができない(または、わからない)ので、心機一転、こちらで出なおすことにしました。

ということで、うちにいる3匹の老婆、ではなく老猫の毎日と思い出をつづっていきます。老猫の名前は、ちゃちゃ(16歳)、のこ(16歳)、かな(14歳)です。猫も高齢になると(ますます)生活に変化がなくて、これも日記というより思い出話が多くなるかもしれません。

今まで頭がいっぱいになっていたちゃちゃの病状が小康状態になったので、一安心。適度にお互いの距離を保って丸くなって寝ている猫たちを眺めながら、思い出に浸る余裕ができました。

猫と言えば、「猫の手は借りたくない」「泥棒猫」など、悪いイメージの言葉が多いのですが、猫が出てくる言葉の一つに「猫かわいがり」があります。これは比較的中立的な表現ですね。日ごろ自分勝手でマイペースな行動が目に付く猫ですが、子猫を抱えた母猫だけは、実に献身的に子猫の世話をします。そのなめるようなかわいがりかた(というか、ほんとになめてる)からきた表現だそうですが、今となってはなんにもしないうちの老猫たちも、大昔、子猫を生んだときは、人(猫?)がかわったように子育てに励んでいました。母猫は一度に3~5匹の子猫を生んでやせ衰え、よろよろと餌を食べに動くときを除いては、ずっと子猫にくっついています。おっぱいをのませ、お腹をなめて排泄を促して、体中なめまわして。いや~、うちのバカ猫たちもやるときはやるなあ、母は偉大じゃ、と尊敬のまなざしで見ていたのですが、、、。

やっぱり、かなはかなでした。かなは、のこちゃんの子供。家で生まれて世間の厳しさも知らず、他の猫からも飼い主からも、一番チビとして甘やかされてわがままに育った、見た目だけかわいこちゃんです。

そんなかなが2歳ごろのとき、人間でいえば20歳過ぎの遊び盛りでしょうか、2回目の出産をしました。身体の小さな猫なのに、パンパンにお腹をふくらませて3匹生みました。やせ細った身体で3匹に授乳してなんとか頑張っていたのですが、、しかしそれはわずか3日しか持ちませんでした。子猫のもとを離れて部屋の中を落ち着かない様子でキョロキョロと見回していたかなは、突然子猫の首をくわえて、ちょうど同じ時期に2匹子猫を生んで熱心に育てていたちゃちゃ&ちゃちゃの子猫の場所に、1匹ずつ自分の子猫を運び始めたのです。そして、いきなり子猫が増えてキョトンとしているちゃちゃをちらっと振り返りつつ、しっぽをぴんとたてながら一目散にお外に出ていったのでした。か、かなちゃん、子供どーするの?と私も(たぶん)ちゃちゃもボーゼン。とりあえず、かなにはかなの事情があるのだろうとあきらめて、ちゃちゃはいきなり5匹に増えた子猫をそれでも忙しくなめてやり、私も全部の子猫がおっぱいを飲めるかチェックしつつかなの帰りを待ちました。

2、3時間して帰宅したかなに、「かなちゃん、自分で生んだんだから自分で世話しなきゃだめでしょ」「にゃぁ~~~」と言い聞かせながら、子猫をもとの場所に戻しました。それから数日後、かなはまたキョロキョロと部屋の中を見回し、ベッドの上で本を読んでいた私と目が会うと、なんとまた一匹ずつくわえ、今度はベッドの上に運んできたのです。。。げっ、こいつ何考えてんだ?と唖然とする私のもとに。

そして、丁寧に3匹をベッドに運び終えると、じゃぁね~!あとはよろしくっ!とばかりに一目散に外にかけだしたのでした。いや、私もその後子猫をちゃちゃの元に運んでしまったので、かなのことばかりは言えないのですが、でも、その後かなは3日たっても帰ってきませんでした。一段とやつれの目立つちゃちゃが子猫を押しつぶさないようにと(母猫が疲れすぎて子猫の上にのったまま寝てしまうこともあるのです)、スポイトでミルクを飲ますなど多少はちゃちゃのお手伝いをしていた私が、ふと窓の外に目をやると、、、そこには、塀の上をかけぬけるかなの姿がありました。そして、その後を追って身体の大きい猫が3匹(たぶん♂)。思わず窓の外に顔を出して、「かなちゃん、何やってんのよ!子供ほっといて男と遊んでんじゃないよ!」と叫んでしまいました。まあ、多少は嫉妬もまざってたりして。私も当時は花も盛りの(はずの)20代(末期)でしたから。

さすがにかなもすぐ帰宅しました。なんとなくすごすごと、かな&子猫の場所に戻り、小さくなって座っていました(ように見えました)。と思ったら、すぐ餌皿のところに行って、「にゃぁ~~(ごはんちょーだい)」 なんだ、お腹がすいたから帰って来たのか。。。

それからかなは、数日熱心に子育てしては子猫をちゃちゃか私に預けて遊びに出かけるということを繰り返しながら、2ヶ月ほどの子育てを終えました。こんな出来の悪い母親の子供でも、かなちゃんの子供ならきっとかわいいから生まれたらくださいね♪などと生まれる前から言ってくれていたご近所の方もいらっしゃり、無事里親様にもらわれて、もらわれなかった子猫は私の実家にかたついたのでした。

猫かわいがりするはずの猫でも、遊びたい本能が母性本能に勝ることもあるんだなあと実感した出来事でした。普通授乳中の♀猫は♂猫なんか、目もくれないはずなんだけどな。やっぱりかなが特別かも。人間でも若い母親について、子供が子供を生んだようなもんだから、などと言うことがありますが、かなちゃんも子供のままだったのかもしれません。そして14歳(人間でいえば70歳くらいかな?)の今も、かなちゃんの頭は子供のままです。

さて、子猫のおばあちゃんにあたるのこちゃんが、子猫の乳母(ちゃちゃ)と保母(私)が孫の世話に追われている間何をやっていたかですが、全く思い出せません。たぶん、なんにもしてなかったんでしょう。この後3匹の♀猫たちがあいついで避妊手術を受けたのは言うまでもありません。そして、生後間もない子猫を預けられて一緒にベッドで寝ていた私は、今でも寝ている間全く動かないそうです。寝返りを打って子猫をつぶしてはいけないというプレッシャーから、この癖がついたと思います。避妊手術のあとも、かなちゃんはよく♂猫らしい大きな猫においかけられていました(今もです)。もててたわけじゃなくて、単に黒くて小さいので、ねずみと間違えられてるのかな。