いつでも猫といっしょ

チンチラゴールドのララと、多頭飼育崩壊からやってきたドン(黒ペルシャMix)&マリ(ソマリMix)の、たぶん楽しい毎日。

かなちゃんのジャンプ

2005-03-15 | カナ(老猫)
先日、かなちゃんが二階のベランダにジャンプする姿を目撃しました。

近所に買い物に行くのに猫2匹外に出していったのですが、15分くらいして私が玄関近くまで戻ってくると、2匹とも、私を見送ったその姿のまま、玄関前に座って日向ぼっこしていました。

そのとき、ちょうど近くからグルグルッ、ギャォ~というヨソの猫の鳴き声がしてきたのです。するとかなちゃんはすくっと立ち上がり、一目散に手すりに飛び乗り、そこから水平距離70~80センチ、高さ150センチほど離れた二階の手すりの下部にジャンプ、、と思ったのですが、ワンクッション置いていることを発見しました。二階の手すりの土台にあたる壁を前足で蹴っていたのです。つまり、一階の手すりから斜め上方に後ろ足で蹴り上り、前足で二階ベランダの壁を蹴り、両足で二階手すりに到着する、ということをやっていたわけです。

なかなかうまく表現できませんが、二階ベランダの壁は当然ながら地面に対して垂直に立っており、その垂直な壁を蹴って、垂直にジャンプして真上の手すりに着地するのです。しなやかな背骨と背筋、それに丸まった鋭い爪があればこその技でしょう。これで、最近雨の日にかながジャンプして帰ってこられなくなったわけがわかりました。濡れた垂直の壁を蹴って上に飛ぶのは、すべってしまって、そりゃ、こわいでしょう。

以前、雨の日でも平気でジャンプして帰ってきていたのは、壁を蹴らずに二階の手すりまでジャンプできていたのだと思います。さすがにかなもトシなので、ワンクッション必要になったのでしょうが、それでもたいしたもんだと猫バカ飼い主は感心してしまったのでした。

一方のこちゃんは、ヨソ猫の声に反応するでもなく、私の姿を見てゆっくりと立ち上がり、のんびり歩いて玄関ドアまで行くと、私を振り返って、ニャ(開けて)と一言。ドアをあけると階段の下まで小走りに行き、私を振り返って、ニャ(抱っこ)と一言。抱っこして階段を上がり、二階に着くと飛び降りてリビングルームに入るのでした。これはこれで、また見事に「疲れることはしない」ポリシーを貫いております。

そして不思議なのは、ヨソ猫の声に即座に反応して、見事なジャンプを披露して二階に戻ったかなちゃんが、すぐにまた階段を駆け下りて、ますます接近したヨソ猫が鳴き喚いているお外に出して、と催促することでした。

玄関の外にはいつものデカ猫がこちらを向いて座っています。中に戻るかと思いましたが、かなは別に平気そうにデカ猫のすぐ脇を通り抜けてデカ猫から1メートルほど離れた所にそっぽ向いて座っていました。ん~ん、やはり猫が何を考えているかは謎です。




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