いつでも猫といっしょ

チンチラゴールドのララと、多頭飼育崩壊からやってきたドン(黒ペルシャMix)&マリ(ソマリMix)の、たぶん楽しい毎日。

かなちゃんの不調

2006-10-13 | カナ(老猫)
カナちゃん、数日不調が続いていました。

カナの不調といえば、数ヶ月、歯周病らしくヨダレを垂らしていたのが突然おさまり、
低下していた食欲が回復。

けっこう元気・・

に過ごしていたのが、
突然くしゃみして鼻水たらすようになりました。
ララの長い毛によるアレルギーか??慢性鼻炎状態。

まあそんな程度でそこそこ元気だったのですが、、

今回の不調の原因は・・・便秘。

(以下、露骨な表現があるかもしれませんので、食事中は読まないほうがいいかもです)

体調がよくないとき、猫がとる行動は大きくわけて二つ。
①他との接触を避け、一人でじっと不快に耐え、身体を休めて回復を待つ。
②自分の不調を周囲に訴え、なんとかしてくれるのを期待する。

どっちかっていうと①は独立精神が強い猫、②は依存心が強い猫でしょうかね。

で、カナちゃんの場合はもちろん②

不快そうな顔でソファにうずくまり、人の視線を感じると、悲しげにニャー。
トイレに行ってふんばり、戻ってきては悲しげにニャー。
(ウン○が出ないヨ、え~ん)

今回は10日ほど便秘中。

頻繁にトイレに往復し、ついに、
ふんばったあと一声ニャーと鳴いて水ゲロを吐き散らしました・・・。
腸から圧迫されて胃が気持ち悪いんでしょう。

それを繰り返しています。

今回は深刻です。

人間でも年をとると、腸の働きが低下したり、食が細ったり、筋力の低下で押し出せなかったり、、で便秘気味になることがあるようです。

カナちゃんも高齢の上、ここ数ヶ月は 外出→二階にジャンプして帰る、
という運動をやめて、足腰お腹周りの筋肉がげっそり落ちました。

ほっておくと食欲まで落ちそうだし、
便秘がひどくて病院に連れて行くと、直腸に指を入れてかきだす、
という荒業をされる可能性があるので(必要なんでしょうが)、
なんとかそこまでいかないうちにお出ましいただけないかと、
1週間ほど我が家の最大関心事は、カナちゃんのうん○でした。

家に帰ると猫トイレをチェック。
またカナのうん○なし・・がっくり、という感じ。

ソファにうずくまるカナをつかまえては、お腹のマッサージしました。
もうお肉がほとんどついていないので、わりと簡単に内臓、骨などがわかります。

毛皮越しにカチカチうん○が肋骨下からお尻に向けてつらなっているのが感じられます。
その辺りを、主にやさしく、時に強めにマッサージしてほぐす。

刺激されてカナちゃん、トイレに行ってふんばる 
しばらくしてあきらめて戻り、がっくりニャー 

数回繰り返すと、私もトイレについていって、
ふんばるカナの肛門辺りを観察 
出掛かったらその辺を押してやり、引っ張る覚悟でゴム手袋準備です・・
でも、また出ない~ 

こんな日が3、4日続き、
ある日カナちゃん、超久しぶりに階段を降りて玄関へ。

外に行ったら出るかと思ったに違いない。

ドアを開けて見ていると、すぐに柔らかい土のところでふんばりポーズ。
期待が高まりましたが・・・

あえなく挫折。
カナと私、がっくり家に入りました。

そして翌日の夜。
帰宅を急ぎつつ家に電話を入れると家族の話:
「今日一階の廊下(玄関手前)にカナのうん○があるよ。
カチカチ。見たいだろうからそのままにしておくヨ。」

↑カナの便秘がいかに一家の一大事だったかってことです。

喜んで足取りも軽く家に帰ると、
玄関すぐの廊下に、わりと大きなカチカチ山が転がっておりました。

あー、こんなに大きくなっちゃってたのか・・

腸に詰まっていると、どんどん水分が吸収されてカチカチになり、
上から圧迫されて出口部がでかくなってふさいでしまうんですねーー。

で、その後は毎日小さいカチカチがトイレに転がってます。
で、その横にはララちゃんがでっかいうん○に丁寧に砂をかけてお山が作られています。

それを見て、ああ、今日はよい日だったと一日が終わるのでした。

いや、しかし、老猫の便秘はありがちなトラブル。
人間と同じで便秘薬の常用はクセになるそうですし、
ひどいことにならないうちに、マメにお腹マッサージしてやらないといけませんね。