いつでも猫といっしょ

チンチラゴールドのララと、多頭飼育崩壊からやってきたドン(黒ペルシャMix)&マリ(ソマリMix)の、たぶん楽しい毎日。

言葉を話す猫たち

2006-12-05 | ほかの猫たち・猫のこと
超久々の更新。。
日記と言うより、月記を目指すペースです 

年末は忙しくて~
と大掃除などに精を出していたわけではなく、

本を読んでいました。

新しくもないけど、村上春樹の「海辺のカフカ」

村上春樹の本は初めてというわけではないけれど、
不思議ワールドにすっかりはまっておりました。

で、このお話には、人と話す猫が数匹登場してきます。
といっても、人間言葉を猫が話すわけではなく、
猫と話ができる(猫語がわかる)人間が出てくるわけです。

で、ストーリーの本題とは関係なく思いついたのが、

猫ってしゃべるんだよな~ ということ。
映画とか本の中で。
猫ってよく話してますよね、人間みたいに。

古くは日本の名作「我輩は猫である」
ストーリーはよく覚えてないけど「長靴をはいた猫」もしゃべってたような気がするし、
「猫の恩返し」では猫は話すの当たり前みたいな世界が広がっていましたね。。

他の動物はどうだっけ?

猫と来れば犬。

人間に身近な犬もよく本や映画に登場しますが、
さて、話したっけ?と思うと・・

う~ん、思いつかないのは私が猫物に片寄ってるからでしょうか?

涙なくして見られなかった「南極物語」
タロウもジロウも健気に生き抜きましたが、
感動の再会のとき、「寒かったよぉぉ」とも「信じてたよぉぉ」とも言いませんでした。
もちろん、「すぐ迎えに来るって言ってたじゃないか!うそつき!」とも。

忠犬ハチ公も黙って待ち続けたし、
フランダースの犬も黙って死んでいきました。
花咲かじーさんの犬は、「ここ掘れワンワン」って言ったんだっけな、
態度で示しただけのような・・。

犬は概して無口なようです。

それに比べて猫ときたら、漱石の猫はいっぱしの哲学家だったし、
カフカの猫たちも、それぞれ個性ある話し方で、人に進むべき道を語ったりしています。

なぜ猫は人に対していっぱしの口をきくのか・・・?

まあ、うちの猫たちも、言葉はしゃべりませんが、
あれこれ主張はしています。

家の猫たちが言葉を話したら・・

うるさいでしょうねー。

「最近我が家の人間は怠慢で困る。トイレが汚れても見ぬフリをする、自分は汚いトイレなど使わないくせに。」

「最近我が家の人間は朝寝坊で困る。日向ぼっこをしたいのに、カーテンを開けないではないか。」

「私は17年も人間と暮らしてきたが、人間の生活には進歩というものがない。」

などなど、言われそうなので、やっぱりニャーの一言で終わらせておいてほしいです。