いつでも猫といっしょ

チンチラゴールドのララと、多頭飼育崩壊からやってきたドン(黒ペルシャMix)&マリ(ソマリMix)の、たぶん楽しい毎日。

くさかわ

2006-03-31 | カナ(老猫)
芸能界の動きには疎い私ですが、昨年、倖田來未(こうだみく、と読むそうですね)さんがブレイクしたそうで、エロくてかわいい=「エロかわ」という言葉だけ、なんだかかわいくて覚えました。

最近(といってもしばらく前ですが)、キンキの堂本剛くんが、車のコマーシャルで「ゴツかわ」=ごつくてかわいい、車を宣伝しているのも見かけました。

じゃあ、うちのかなちゃんは、「クサかわ」だね~、と続くのが猫バカ飼い主でございます。クサくてかわいいかなちゃんです。

なぜカナがくさいかというと、口が臭いわけです。歯周病。病院で見かけた「ペットの口臭予防」歯磨きジェルみたいなのを試してみようかと先生に相談したこともあるのですが、「これは予防用ですからね」とのお返事。16歳の歯周病暦(たぶん)10年ほどの猫にはToo lateということでしょう。

かなは一匹だけになってから寂しいらしく、飼い主にとても接近したがります。それも顔のすぐそばまで。いつも一匹の食事も寂しいらしく、エサ皿にやったエサには目もくれず、飼い主の夕食を待ちかねてまとわりつきます。そして飼い主のひざに両足をそろえて乗り、箸で口元に運ぶエサ、ではなくて食べ物に鼻をつけんばかりの勢いで顔をくっつけてくるのです。あげないと、ニャー。とかなが口を開くと、クサイ。あげないわけにはいきません。

そうゆうわけで、最近カナは魚肉類はもちろん、にんじん、キャベツ、デザートのエクレアまで、なんでも飼い主の食べ物は一緒に食べています。ますます歯が悪くなりそうだなあ。

人間の食べ物の味付けは猫の身体にはよくないらしいので、おいしく味付けしたお肉も、飼い主がかんで味がなくなり温度もほどよく固さも柔らかくなったところでカナちゃんのお口に入ります。なんだか健康に悪いとこだけ自分(飼い主)が食べているような気がしないでもありません。野菜も食べて食物繊維が豊富なせいか、最近カナはたくさんうん○しています。のこちゃんの最終的な死因は腸閉塞ではなかったかと思っているので、カナのうん○を見ると、安心します。

食事が終わって、カナかわいいね~と抱っこして顔を寄せると、嬉しそうなゴロゴロとともに、カナ、くさいね~、というわけでクサかわいいカナちゃんなのでした。

一日アロマサロンのうっとりする香りに包まれてすごしたあとは、カナの口臭につつまれて過ごす毎日です。

こんなショボいカナですが、外に出るとあいかわらず二階のベランダまでジャンプして帰ってきます。おじいちゃんが鉄棒の大車輪するコマーシャルがありましたが(あれ、ほんとに自分でやってるそうです)、それを思い出します。いつもやってる運動は、年とってもけっこうできるもんなんですね。