お盆でした。カナの新盆。
のこちゃんや茶々も一緒に帰ってきてくれたかな。
ララドンマリには想像もつかないほどお外遊びを謳歌したカナでした。
今振り返れば、病気もたいした怪我もせず、
よくもやりたい放題やったわい、という感じですが、
頭を抱える大騒ぎを巻き起こしたこともありました(飼い主にとっては)^^;
カナ、10歳くらいの頃、よく晴れた日曜日。
昼過ぎに出かけようと思った飼い主二人、
昼前に外に出たカナを呼び戻そうといつものように呼びました。
「カナちゃん、出かけるから帰っておいで~」
たいていすぐに返事をして戻るはず。
帰りたくないときも、姿は見せて「まだ帰らないから」って知らせる律儀者。
なのにその日に限って、返事はしても姿は見えず。
「カナァ~」 「にゃぁ~」 を何度かやり取りした末、
なにやってんだ?と外に出てみると、
お隣の家のほうからカナのヒステリー鳴きの声が。
何気にお留守らしいお隣の家の中から声が聞こえるような気がしつつ、
事実を認めたくない飼い主。
そのまたお隣の奥さんに件の家の屋根あたりをみてもらうも姿なし。
そしてその奥様から、
お隣は今空き家 という衝撃の事実を知らされました
お会いしたことのあるお隣さんは、その家を借りていただけで、
数か月前に遠方に引っ越されたとのこと。
じゃあ、カナは鍵のかかった空き家に入り込んで、
出てこれなくなったっていうこと?そーゆーこと?
空き家なら、ってことで、敷地に侵入して壁越しに呼びかけると、
飼い主の移動について壁越しに移動する足音と鳴き声・・・
「たのむから入ったとこから出てきてよ」
「にゃぁにゃぁ(早く出してよ、出してっつってんの)ギャー!」
家の持ち主はわからず。
鍵屋さんに頼んで開けてもらうか、
しかしそれでは不法侵入器物損壊になってしまう。
悩んだ末、飼い主二人、小さくなりながら派出所に相談に出かけました。
これこれこーゆー次第で、恐縮ですが侵入にお立会い願えないかと。
しかしおまわりさん立ち会いでも損壊侵入はまずいと(←当然)
ちょっと調べてみるから家で待つよう言われて待つこと1時間ほど。
おまわりさんは親切にも、
引っ越したお隣さんの連絡先を調べ、管理不動産屋さんを調べてくれました!
さらに、私たちが急に不動産屋さんに連絡しても持ち主を明かせないかもしれないからと、
不動産屋さんとも話してくれたそうです。
感謝感謝で泣きそうでしたが、、、
「ところがねぇ・・・」 言い渋るおまわりさん。
「持ち主のおばあさんがボケちゃってるみたいなんですよ」
まずは不動産屋さんが、そしておまわりさんも、
持ち主さんにお電話してくれたのですが、
話が●*▽X◆~で、ということでした。
息子さんがいるけど出かけていていなかったそうで。
私たちもさっそく持ち主さんにお電話してみましたが、
しっかりお話なさるのに大事なとこにいくと???な展開に。
息子さんの帰りを待つしかない。
日中ずっと、お隣に出向き、
泣きわめくカナを壁越しになだめたりすかしたりして日も暮れて~
結局夕方に再チャレンジして息子さんとお話しでき、
鍵を貸していただき、玄関を開けると
廊下を走ってくるカナちゃんと涙の(?)再会。
なんとか無事救出となりました。ふぅ~。
それにしても、おまわりさん、不動産屋さん、持ち主さん、息子さんと、
皆さん猫ごときに怒りもせず、むしろ心配&同情してくださって
ほんとにありがたいことでした。
で、つらい午後を過ごしたはずのカナですが、
家に帰ったら一目散にトイレに、それからご飯。
そしてまたもや外に出してとにゃーにゃーにゃー(隣の家の中にいたから)。
まったくトホホなお猫様でした。(←飼い主の責任なんですけど)
何事もなかったように毎日外に行きたがるカナに、
ひたすら空き家の取り壊しを待つ日々でした。
「世界の中心はあたし。飼い主はあたしの手足」みたいだったカナ。
ひるがえって今の猫たちは、、、
本日もべっちゃりくっちゃり@階段
「あたしたちは世界のすみっこでいいから。だから近づかないで」 byマリ
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8月で、このお家に来てちょうど3年過ぎました。
2006年夏
チンチラファミリーでおっとり暮らしていたお家に住めなくなりました。
40にゃんずと一緒の保護生活の後、8月に今のお家にやってきました。
そこには仙人(←猫だけど)みたいなカナばあ様がいて、
パパママもカナ様のご機嫌うかがいに一喜一憂。
ここではカナ様が一番にゃんだって思って、
相手にしてもらえにゃかったけど誠心誠意尽くしました。
沿い寝が許されるようになり、ひとり遊びにも慣れた頃・・・
2008年11月
でっかい黒いのがやって来ました。
あたしの時にはなかった専用のお家(=ケージ)に鎮座して、
挨拶にも来にゃいからいじめてやったら、それっきり引きこもりになりました。
でも、ひと月くらい過ぎて、鼻チュッてやってあげたら
も~~ぉ、喜んじゃってぶちゅぶちゅぶちゅって。
こっちがびっくりしたっちゅーの。
「ねぇちゃん、ボクはララねぇちゃんに忠誠を誓うでしゅっ」 ねぇちゃん命
それからはストーカーにつきまとわれる毎日です。
ポカッてやってもついてきます。
お気に入りの隠れ家もいつの間にか侵入されました。
ご丁寧に壁までシャシャってやるトイレの砂掛けもマネしてます。
それでも、、、鼻鳴らしてイソイソあいさつに来るし、
遠慮深くて、怒るとシュンとして可愛いから、
まあ、うるさくない程度なら可愛がってあげてます。
大好きな出窓でお外を見る時も、
気がつくとドンがはべってます。
そして2009年2月
黒いストーカーは、もれなくおまけ付きににゃりました。
「マリでっす。のら墨さんにひとり残っちゃって、ヒマだった寂しかったノヨォ(うそ泣きだった?)
このお家でのら墨ペルシャっこ仲間のドンにぃを見つけた時は嬉ちかっター!
もう絶対、二度と離れないって誓ったヨ」
ということだそうで、
おっちょこちょいなこの子もまあ可愛いんだけど。。。でも、
狭苦しいっちゅーのよ。
頭はみ出してるし。気ににゃらんのかい? ←じぇんじぇん♪~ byマリ
*ララ、後ろ脚でドンを押しのけスペース堅持↓ ^^;
しかし、やがて・・・
猫密度耐えがたく、ララ撤退。
あれ?ねぇちゃんと寝てたのに、
いつの間にかマリチンになってたでしゅヨ zzz
つきあいきれんっちゅーの
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ドンそっくり兄弟セナくんのところで、
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家に来て、ドンは9か月、マリは6か月になりました。
もとの多頭飼いの家から救出されて1年以上たったんですね。
多くの方たちの温かい思いに支えられて、
それぞれの個性を発揮するのんきなニャンコになりました。
過酷な過去を持つ面影はありませんが、
あいかわらず(多頭飼い出身ならではの?)くっつき虫のドンマリです。
↓よく見る風景
ドンに寄りかかる(乗っかる?)のが大好きなマリと、
マリに比べて著しく顔の大きなドンです。
パパママにはツレないお方たちですが、
おかげさまで猫仲はよろしいようで。
特にドンはララねぇちゃんが大好き
最近は、ママから逃げるのさえめんどくさそうな腰の重い様子なのに、
ララの姿が見えると 必ず ご挨拶拶スリスリに出向くフットワークの良さで、
ママたちのジェラシーをそそります。
でもあんまりベタベタするとポカッとやられるから、
ねーちゃんのご機嫌を損ねないようさりげなくにじり寄るですヨ
マリはドンが大好きで、
さりげなさのカケラもなくダッシュでくっつきます。
で、場所確保↓
↑たまに見る風景
ララはこの密着度には耐えられないようで、
早々に立ち去ることになり、
ドンはたぶん内心ながらも、マリと2匹でくっついております。
期待ほぼゼロでスタートしたマリの人馴れですが、
半年が過ぎて、、、ほぼ期待通りです
それでも、先日草刈りか何かで窓の外(空き地)に人の気配がしたときは、
「うぅ~」とかうなっているマリに、ララドンもママもびっくり。
いっちょ前に、ここは「あたしの家、他人は近づくにゃ!」
とは思ってるみたいです。(ネコならいいみたいなんですけど)
逃げ脚はあいかわらず早いですが、
以前は触られないほど速かったのに、
最近は触られながら逃げる程度に^^;
追い詰められて触られちゃうことも時々あるので、
逃げるのめんどくさいって気持ちも少しは出てきたのかな?
触られるのは思いっきりイヤイヤって顔しますが、
懲りずに近くに来るし(じゃらし、プリーズ)
ご飯はママの手から食べてます(ご飯は大事!)
階段下りると追っかけてくるし(衝立の向こうが見たい)
洗面所に入るとドアの外に来てるし(ドアの中が見たい)
好奇心は旺盛で、ドンみたいな怖がりでもないみたいです。
もそもそとあちこち走り回ってる姿は
山猫かあらいぐまかって感じで、
とっても楽しませてくれるおもしろ系マリチンです。
ドンはもじもじと近くをうろついたり、
抱かれちゃえば大人しくしてたりで意思がはっきりしないので、
ついとっつかまえて抱っこしちゃいます。
しかし、捕まえる瞬間はびっくりして固まって怖そうなので、
そのせいで自分から人に寄って来るようにならないのかと悩みますが・・・。
でも、抱っこされても大人しく我慢、
マリに乗っかられても大人しく寄りかからせ、
ララにスリスリして小さな喜びを噛みしめるって感じで、
とってものどかで癒し系なドンです。
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かわいい男の子(左側)がご縁を待っています。
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