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いつでも猫といっしょ

チンチラゴールドのララと、多頭飼育崩壊からやってきたドン(黒ペルシャMix)&マリ(ソマリMix)の、たぶん楽しい毎日。

カナ@にゃんセーター

2009-03-14 | カナ(老猫)
寒がりのカナ。
3月に入ってからの寒の戻りがこたえたのか、
2kgはあった体重が1.5kgに減ってしまいました

食欲はあって具合悪そうでもないんですが、
元気ないのよね。老衰かな?

そんなカナのために、bubuさん から手持ちのセーター(小さいの)を送ってもらいました
ありがとうございます!

ピンクが可愛いね。サイズもぴったし。あったかいね~~。



って、セーター見えないんですけど。

トコトコ歩いてパパのお腹に↓



いつものことながら、顔近づけすぎ~。


パパお腹ベッドのあとは、ホットカーペットで
いつものコースです。1日の大半、こんなふうに寝ています。




で、珍しい光景。
カナマリ、初の2ショット
マリ@マルガリータもセーター欲しいのかな?
着せられるわけないけどね^^;



マリは他の猫がご飯食べてると顔突っ込んでとるのが得意です。
ララもドンも、無邪気なKYマリにはかなわない。
が、唯一カナは、顔突っ込んで取り返してました
KY対決カナ圧勝、っていうか、
カナちゃん「空気読め!」オーラ出してるね^^;

空気読まされたマリの行先は・・・



↑くっつき毛虫x2@部屋の隅
よく見る景色になってきました。


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かなちゃん祝19歳

2009-03-08 | カナ(老猫)
1990年3月生まれのカナ。
めでたく19歳になりました

最近はこんなんばっかだけど↓


カナ@こたつから顔だけだしてます

おトシの割には元気なカナですが、
去年の春、寒さのぶり返しがこたえた時には、
体調崩してこんなに↓小さくなっちゃいました。


カナ@文庫本の1.5倍 (1.2kg


写真が残ってないけど、若いころはけっこう美人ニャンだったんですヨ。



カナはまだ私がうら若き(?)独身時代、うちで生まれました。

ママネコのこちゃんの初出産(初めてで最後)。
私にとっても飼い猫の初出産。

のこちゃん、部屋の隅に準備しておいた出産用ベッドから落ちつかなげに出てきて、
私の前でおもむろに出産開始。
最初に2匹続けて生まれ、これで終わりかと思っていた頃出てきた3匹目。
初めの2匹よりずっと小さく、2匹の授乳に入ったのこちゃんはへその緒を噛み切るのが精いっぱい。
濡れたガーゼで羊水を拭きとってあげたのがカナです。

友達の里子になるはずが事情でキャンセルになったのがすでに生後6か月の時。

そのまま家に住むことになりました。
私とママネコのこちゃん、同居猫茶々おばさん、
みんなに可愛がられ甘やかされ、立派な内弁慶・わがまま娘に育ちました。
誰もが、泣く子とカナには勝てない状態で、気に入らないことがあるとヒステリー鳴き。
よく通るデカイ声でしつこく鳴き続けたものです。

衝撃が走ったのはカナ2歳の2回目の出産後、3日目のことでした。
ガリガリにやせながらも、カナ子育て用ベッドで数匹の子猫の世話をするカナを見て、
わがまま娘も親になれば立派なもんだと思っていたとき・・

突然そわそわし始め、子猫をくわえて運び始めたではありませんか
ちょうど同じころ出産して子育てにいそしんでいた茶々のベッドに自分の子猫を運び終えると、
カナはさっさと家から出て行ったのです・・

そして数日後、またも子猫をくわえたカナに「子育てサボるんじゃないよ」と声をかけたところ、
今度はベッド(←人間用)にいた私のもとに子猫を運び、出かけて行きました

ありえん。。。
授乳中の母猫が子猫預けて遊びに行くなんて。

↓その時の子猫の1匹。ヒゲちゃんです。



カナとはまったく似てません^^;
実家の母にかわいがられ、数年前、カナより先に亡くなりました

その後家族が増え(=パパ)、3匹のうちで最後までなつかなかったのがカナでしたが、
気づいたらパパっこで。
ママよりかまってくれるとわかったようです。

今の一戸建てに引っ越し、自由に外遊びを楽しんだもてもてカナちゃん。
最後のオトコ(?)、近所のデカ猫ゲンちゃん。
すでに大昔に手術済み、14歳のカナを追っかけて家に入ってくるようになりました。
カナはいやがってましたが^^;



そんなこんなで、適当な飼い主のもと、ママネコに甘え、おば猫と人間に甘やかされ、
カナの遊び放題甘え放題やりたい放題の幸せな子猫ニャン生は15年続きました。


↑カナとママネコのこ。いつも一緒。

2005年はつらい年でした。
前年末に茶々が亡くなり、この年の夏、のこちゃんが脳梗塞に倒れたのです。
なんとか生き延びたものの、もうカナに優しくしてくれない、
カナのことを忘れてしまったようなのこちゃんの後を、それでも着いて回ってました。
そして年の暮れ、ママと最後のお別れ。
のこちゃんの横たわる箱をのぞきこむカナが不憫でした。

半年後、鬱状態のカナを見かねて、心配しつつララを家族に迎えました。
(自分意外の)飼い主にかわいがられる存在は気に食わなかったようですが、
それでも気持ちの張りは取り戻したらしく、元気になりました。



つらさを乗り越え、変化を受け入れ、カナもようやく大人になったようで。
おバカなわがまま娘からは想像もつかない立派な老猫になりました。

カナ、元気に長生きしてね。
もっともっと、ずっと一緒にいてね。



19年も振り返ったら、長~い記事になってしまいました。
こんな長い記事に最後までおつきあいいただき(読んでくれた人いるのか?)
ありがとうございました。


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カナの憂鬱

2009-01-28 | カナ(老猫)
最近カナはつまんなそうです。
つまんないのか、寝る時間が一段と増えました。

↓ホットカーペットの上でずうっと寝ているカナの憂い顔。
(起こされてうるさいって?)



老猫カナの生きがいはパパのお腹ベッド。
パパが帰ってきたら、寝るまでの短い時間、
ずうっとパパのお腹の上に乗ってぐるぐる言うのが日課だったのに。
携帯電話(かな)と充電器(パパ腹)のように切っても切れない関係、のはずが。

広くて温かくて、ほどよくスプリングのきいた霜降りベッドが、最近硬いんです。
乗り心地、悪っ。

ごめんね、かな。
パパはね、かなちゃんたちに新鮮なお魚をあげるために釣りに通ってるんだけど、
ある日海が荒れてよろめいた拍子にぶつけて肋骨にひび入っちゃったのよ。
で、肋骨バンドっていうバンドまいてるの。

パパさん、はやく治ってください。
カナが忘れないうちに。


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カナの尿毒症?(2)

2008-05-20 | カナ(老猫)
腎機能が低下したカナちゃん。

とにかく脱水状態をなんとかすれば回復するかもということで、
当面毎日リンゲル液の輸液が必要とのこと。

毎日往診をお願いするのは心苦しいし、
病院に連れていくのはカナがすごく嫌がるんじゃないかと思われ。
家で毎日輸液をすることになりました。

背中の皮をつまみあげて注射針を皮下にさしてリンゲル液を入れていきます。
点滴みたいな感じです。

昔私が点滴を受けた時、針が血管からはずれていて針の周りが点滴液でふくらんでいったことを思い出しました。

あんなふうになったらどうしよう?

私 「私にできますかねえ?」
先生「輸液は血管に入れるわけではないから難しくありませんよ。」
私 「血管に入っちゃったらどうしましょう?」
先生「血管に入れるのは難しいです。心配ありません。この子はやせて皮下が薄いので、皮を突き抜けて(針が)外に出て液がこぼれやすいかもしれません」

たしかに。カナちゃん、ほんとに骨と皮しかありません・・
背骨がつかめちゃいそうです。

そんなこんなで輸液をつづける日々 
夫がカナの体を押さえ、私が針を入れますが、時々皮をつきぬけてこぼれます。
調子よく液が入っていくと、押さえている皮の下に水がたまって冷たくなっていくのがわかります(そうするとカナが動き出します。気持ち悪いんでしょう)。

輸液のおかげで少し気分がよくなったのかブータレ鳴きはしなくなり、
食欲回復、水もよく飲みトイレも行くようになって一安心

しかし、、1.2kgの猫というのは、ほんとにか細い。
歩きながら後ろ脚がヨロヨロしてます。
ヨロヨロの足をふんばるせいか、足も妙な角度に開き、ときどきつまづいてます。
いつものイスにジャンプし損ねて落っこちるし

今回の激やせ前、ほんの2週間ほど前までは、
1mくらいの高さのキッチンには軽くジャンプしてお皿なめたりしてたのに。
さらに1年前くらいまでは外から2階のベランダまでジャンプしてたのになあ。
運動能力抜群なのがカナの(唯一の)取り柄だったのに、、ぐちぐち。

それでも、10日ほどでかなり回復しました。
(カナの)おとーちゃんが週末に釣ってきた新鮮な生魚を食べたおかげかな?

先生からはこの年では現状維持が精一杯かもと言われていたのですが、
体重も1.6kgまで増えました

ちょっと猫らしさが戻ってきました。
お気に入りのソファの背もたれまで、ちょっと離れたとこから飛び乗れるまでになりました。

今回の危機はなんとか乗り越えられたようです。
カナちゃん、がんばって長生きするんだよ~!

カナの闘病期間、ララちゃんは飼い主に相手にされずいじけておりました。
でもカナにちょっかい出すこともなかったので、なんとなくわかってたみたいです。


カナの尿毒症(1)

2008-05-18 | カナ(老猫)
それは4月半ばのことでした。

突然カナ(18歳♀)が一日中ブータレ鳴きを始めたのです。
ニャーオ、ニャーオ、ニャーオと口をとんがらせて(もともととんがってますが)
悲しげに鳴いております。

こうなると、泣く子とカナには勝てない飼い主。

「カナちゃん、どうしたの?」

エサをあげても食べず。
ふりかけ(=かつおぶし)をかけてあげても食べず。

玄関ドアで鳴かれれば、お散歩に付添います。
人が歩いてきてもバイクが走ってきても、
まったく気にせずヨタヨタ道路を渡ったりするので、
とても1人(1匹)では外に出せません。

付添うといっても、お向いのお宅の庭に座り込むカナを
フェンスの隙間からじっと見ているだけなのですが。

夫は「オレが見てたら絶対不審者で通報されるからヤダ」というので
(↑ごもっとも)
怪しい不審な付添い人は私が担当。

3日も鳴き続けると、声もかれてきました。
エサも食べないし、水も飲まないし、トイレも行かないし・・・。

なにより抱いた感触が軽すぎる。

体重を計ってみると、1.2kg

げっ  いかにチビでもあまりにも軽すぎ。
少し前まで、それでも2kgはあったのに・・・。

すっかり小さくなって、文庫本の1.5倍くらいになってしまいました。
(写真:カナの横にあるのは文庫本)



あわててチャチャ(☆享年16歳)とノコ(☆享年17歳)がお世話になった獣医さんに往診してもらいました。

私 
「よく水飲んでたくさんおしっこしてたのに、ここ数日全然トイレ行かないんです。餌も食べないし、へんな鳴き方するし、体重が急激に減りました」

先生(むずかしい顔で)
「脱水症状です。腎機能が悪化して、尿毒症の可能性もあります。このままいって1kgをきると、生命維持が難しくなります」

   つづく








かなちゃんとメダカその2

2007-06-12 | カナ(老猫)
えっと、前回の続き、というか、
カナちゃんとメダカの写真その2です。

一心不乱に水を飲むカナ。
広がる波紋のなかでメダカが泳いでいるのが見えるでしょうか?
(写真、クリックして拡大してね)

カナも何も考えてないようですが、
メダカも多分エサもらえるかも?以外、なにも考えてないと思います。

17年も飼い主に連れ添っているカナと違い、
メダカがやってきたのは去年の夏の終わり。
ちょうどララちゃんが来たのと同じ頃です。

なぜ猫の家にメダカが?というと、
実はメダカはスイレンのおまけとしてうちに来ることになりました。

去年の夏、飼い主たちは、
まず熱川のバナナわに園のオニバス(大きいハス)に感動し、
ついでマレーシアのジャングル散歩でハスの咲く池に癒され、
うちの庭でもハスかスイレンを育てよう!と突然思い立ちました。

もちろん、猫の額サイズの庭なので、
鉢も見合って、オニバスの葉1枚がはみ出そうなミニサイズです。

水を張り、スイレンと水草を浮かべたところで、

「私、いつも玄関でカギ開けてる間に蚊に食われるのよ」
「ふ~ん。」(←ひとごと)
「玄関脇に水たまりがあると、ボウフラがわいて蚊が増えるんだよねー」

というわけで、ボウフラ退治にメダカを入れよう!と話がまとまりました。

さっそく近所の魚屋さん(熱帯魚屋さん?)に行って、
メダカを購入してスイレンの鉢に入れました。
狭いながらも楽しい我が家(?)で、
スイスイと列を作って泳ぐメダカにご満悦。

季節が少し遅かったせいか、
去年の夏はスイレンの花芽がつくこともなく終わり、
秋が来て気温が下がると、
スイレンの葉も水草も枯れ、
メダカの姿も見えなくなりました。

「メダカ、一匹もいなくなっちゃったね。」

と言っていたのですが、
実は冬眠していただけだったようです。

そして春。
日差しが明るくなり、
スイレンや水草の小さな葉っぱが開き始めたころ、
メダカの群れが再浮上。

そしてなぜか鉢にへばりつくタニシが3つほど。
タニシどこから来たんだ?
たぶんメダカを買った時ビニール袋の水の中にいたんだろうけど、
見えなかったなあ。卵だったのかしら?
(タニシって卵で増えるんでしょうか?)

メダカの産卵を楽しみにエサをやり、
今年こそスイレンの花が咲きますようにと
楽しみにしています。



かなちゃんとメダカ

2007-06-05 | カナ(老猫)
超久々の更新。

おかげさまで、老猫カナも若猫ララも元気にしております。

ここのところ気候もいいので、
3月に17歳を迎えたカナもそこそこ元気。

カナは1日に1回、10分ほどは外の空気を吸いたいらしく、
「お外に出してニャン♪」と要求するので、
玄関のドアを開けてあげると・・・

まずは、玄関脇においてあるスイレンの鉢に張った水を飲みます。

水道水を入れた水入れより、こっちの水のほうがおいしいようで。
カルキ臭くないんでしょうね。

しかしながら・・
そのスイレンの鉢には、メダカが住んでいるのでございます。

メダカたちにとっては、
ドアが開く=エサの時間

となっているらしく、嬉しそうに水面に上がってくるのですが、
そこに近づくカナの顔。

@@(←注目する飼い主の目)

はじめの頃は、さっと水底になりをひそめていたメダカですが、
最近は慣れたようで、
ピチャピチャと舌で水を飲むカナの鼻先を、
スイスイっと群れをなして泳いでいます。

カナのほうも、目と鼻の先でスイスイと動く小魚が気にならんのかい?と思うのですが、
別に気にならないようです。

好きなだけ水を飲むと、しばし庭の置き石に座って日向ぼっこ。

そして、メダカがエサを食べ終わる頃には、
ドアの前に座って「入れてニャン♪」

玄関ドアを開ける飼い主に目もくれず、
さっさとリビングルームの定位置に戻り昼寝を楽しむカナ。

無駄な殺戮(トカゲ、セミ、ヤモリ、ときにはスズメも!)に
あけくれた若いころのカナからは想像もつかぬ平和主義な姿。

猫もトシをとると仏様に近づいていくように見えますが、
たぶん、ほとんどのことに関心がないだけなんでしょう。


かなちゃんの不調

2006-10-13 | カナ(老猫)
カナちゃん、数日不調が続いていました。

カナの不調といえば、数ヶ月、歯周病らしくヨダレを垂らしていたのが突然おさまり、
低下していた食欲が回復。

けっこう元気・・

に過ごしていたのが、
突然くしゃみして鼻水たらすようになりました。
ララの長い毛によるアレルギーか??慢性鼻炎状態。

まあそんな程度でそこそこ元気だったのですが、、

今回の不調の原因は・・・便秘。

(以下、露骨な表現があるかもしれませんので、食事中は読まないほうがいいかもです)

体調がよくないとき、猫がとる行動は大きくわけて二つ。
①他との接触を避け、一人でじっと不快に耐え、身体を休めて回復を待つ。
②自分の不調を周囲に訴え、なんとかしてくれるのを期待する。

どっちかっていうと①は独立精神が強い猫、②は依存心が強い猫でしょうかね。

で、カナちゃんの場合はもちろん②

不快そうな顔でソファにうずくまり、人の視線を感じると、悲しげにニャー。
トイレに行ってふんばり、戻ってきては悲しげにニャー。
(ウン○が出ないヨ、え~ん)

今回は10日ほど便秘中。

頻繁にトイレに往復し、ついに、
ふんばったあと一声ニャーと鳴いて水ゲロを吐き散らしました・・・。
腸から圧迫されて胃が気持ち悪いんでしょう。

それを繰り返しています。

今回は深刻です。

人間でも年をとると、腸の働きが低下したり、食が細ったり、筋力の低下で押し出せなかったり、、で便秘気味になることがあるようです。

カナちゃんも高齢の上、ここ数ヶ月は 外出→二階にジャンプして帰る、
という運動をやめて、足腰お腹周りの筋肉がげっそり落ちました。

ほっておくと食欲まで落ちそうだし、
便秘がひどくて病院に連れて行くと、直腸に指を入れてかきだす、
という荒業をされる可能性があるので(必要なんでしょうが)、
なんとかそこまでいかないうちにお出ましいただけないかと、
1週間ほど我が家の最大関心事は、カナちゃんのうん○でした。

家に帰ると猫トイレをチェック。
またカナのうん○なし・・がっくり、という感じ。

ソファにうずくまるカナをつかまえては、お腹のマッサージしました。
もうお肉がほとんどついていないので、わりと簡単に内臓、骨などがわかります。

毛皮越しにカチカチうん○が肋骨下からお尻に向けてつらなっているのが感じられます。
その辺りを、主にやさしく、時に強めにマッサージしてほぐす。

刺激されてカナちゃん、トイレに行ってふんばる 
しばらくしてあきらめて戻り、がっくりニャー 

数回繰り返すと、私もトイレについていって、
ふんばるカナの肛門辺りを観察 
出掛かったらその辺を押してやり、引っ張る覚悟でゴム手袋準備です・・
でも、また出ない~ 

こんな日が3、4日続き、
ある日カナちゃん、超久しぶりに階段を降りて玄関へ。

外に行ったら出るかと思ったに違いない。

ドアを開けて見ていると、すぐに柔らかい土のところでふんばりポーズ。
期待が高まりましたが・・・

あえなく挫折。
カナと私、がっくり家に入りました。

そして翌日の夜。
帰宅を急ぎつつ家に電話を入れると家族の話:
「今日一階の廊下(玄関手前)にカナのうん○があるよ。
カチカチ。見たいだろうからそのままにしておくヨ。」

↑カナの便秘がいかに一家の一大事だったかってことです。

喜んで足取りも軽く家に帰ると、
玄関すぐの廊下に、わりと大きなカチカチ山が転がっておりました。

あー、こんなに大きくなっちゃってたのか・・

腸に詰まっていると、どんどん水分が吸収されてカチカチになり、
上から圧迫されて出口部がでかくなってふさいでしまうんですねーー。

で、その後は毎日小さいカチカチがトイレに転がってます。
で、その横にはララちゃんがでっかいうん○に丁寧に砂をかけてお山が作られています。

それを見て、ああ、今日はよい日だったと一日が終わるのでした。

いや、しかし、老猫の便秘はありがちなトラブル。
人間と同じで便秘薬の常用はクセになるそうですし、
ひどいことにならないうちに、マメにお腹マッサージしてやらないといけませんね。



祝カナちゃん・敬老(猫)の日

2006-09-19 | カナ(老猫)
今日は敬老の日。
うちでは敬老猫・カナの日となります。

とういうわけで、夕食はカナちゃん大好物のお刺身。

といっても、ここのところ毎日お刺身です。
カナがそれしか食べないから。

(たぶん)歯周病か虫歯が悪化してとても気持ち悪いようで、
エサをあげてもにおいもかぎません。
お水を飲んでトイレに寄ってさっさと立ち去り、
寝室のお布団(←カナ用)orリビングルームのソファかイスの上に戻り...

夜帰宅すると、朝出かけたときとまったく同じ場所で寝ていることもあり、
呼んでも気づかず、触るとビックリ目を覚ますという状態。

もともとチビ猫だったのが、数日前体重を測ったら、
えっ!1.6キロ 

♀としてはかなり大型で最盛期に6キロもあったノコちゃんでさえ、
老年期には3キロを割り込み、
末期には1キロ台に小さくなってしまっていました。

では最盛期でさえ3キロだったカナちゃんは・・・
このままやせていったら、そのうち800グラムとかなっちゃうかも 

猫えさはもとより、私がおいしい♪と食べるお肉でも知らん振り
(ちょっと高級な黒豚の薄切りだけは食べる)
焼き魚のシャケもちびっと食べてもういらない。

でも、お刺身だけはよく食べるんだなー。

食欲がないってわけじゃないみたいです。
好きなものならガッツイテ食べます。
なんてったって噛むわけじゃないから、
食べるのはやい。1秒くらいで終了。
お腹はすいているようです。

まあねー、私たちだって歯が痛いときは、
大好物以外食べたくないよねー

というわけで、、、


毎日スーパーで、一番安くて小さいパックのお刺身を買ってきます。

そしてお刺身で夕食となるわけですが、
もちろんララちゃんもお刺身大好き(というか、なんでもほしがる食いしん坊)。

毎日夕食は忙しいっす。

自分が食べるわけではないので、しょうゆもわさびもつけずに
お刺身ひとかけらを口の中にいれ、
一口サイズ(←猫の)にかみきって、
柔らかいところはカナちゃんに。
スジのあるところはララちゃんに。

私刺身口に入れる→右手のひらに刺身置く→カナ口に入れる→カナ飲み込む
→左手に刺身置く→ララ食べる→そのすきに私自分で食べようと刺身口に入れる
→カナ非難がましく私を見る→ララ箸に手を出す
→私食べるのあきらめて右手のひらに刺身置く→カナ口に入れる→カナ飲み込む
→左手に刺身置く→ララ食べる→その好きに私自分で・・・→(以下、繰り返し)

ああ、忙しい。

刺身が終わり、カナがお気に入りの場所に撤退すると、
ようやく私の夕食です。
お味噌汁かなんかで食べるわけですが、
それでも手を出してくるララちゃんに油揚げをあげたら、
一応食べた後、エサ皿に行って猫缶食べてました。

私のおかずより猫缶のほうがおいしいんだねー。
ララちゃん、うちに来た頃は喜んでドライフードをパクパク食べていたのに、
カナにあわせていいエサ(←私のお刺身)もらううちに、
ドライフード食べなくなってしまいました。。。

さて、ご飯が終わったら体重測定です。
カナちゃん、2.2キロ
ララちゃん、2.8キロ
2匹とも少し体重増えました。

しかし、猫の体重測定は、私が抱っこして体重を測り、
それから自分だけの体重を引く、という方法で測るので、
毎日自分の体重まで目の当たりにするはめになります

まあ、こんな感じでも、
なんとかカナちゃんに長生きしてほしい敬老の日です。

でも16歳6カ月の割には、なんだか老けちゃったなあ。
動かないし食べないし、で、げっそりやせて顔がとんがっって、
目のパッチリ度は急低下。

カナちゃん、いつまでも元気に長生きしてね。

そういえば、、、

父(78歳)母(74歳)には、
敬老の日だからと何かしてもらって果たして喜ぶか?
と考えているうちに何も言わずに敬老の日が過ぎてしまいました。。。

かなちゃんがしなくなったこと

2006-08-01 | カナ(老猫)
ひと月ほど前、かなの様子がおかしくなりました。

急にすごい勢いで走り出したり、
急に大声で鳴き出したり、
外に出るとなかなか帰ってこなかったり、
ずうっとベランダの手すりにすわっていたり・・・。

かなちゃん、ボケちゃったのかねー(昔からボケてたけど)、
と様子を見ていたある日・・

「あっ!ノミがついてる!」
「ええーー!」

かなちゃんは黒い毛が密集しているので、
気がつきませんでした。
今までも、ちょこちょこ外には出ていたのに、
ノミがついたことなんてなかったので、油断していました。

子猫や体が弱ってうまくグルーミングができない猫には
ノミがついてしまうんですね、外に出ていると。

急いで病院でアドバンテージ(ノミ駆除剤)をもらい、
ようやく落ちつきました。

が、ノミがいる間、カナは夜もなかなか眠れなかったようで(痒くて)、
夜中ににゃーにゃーと大きな声で鳴き、
飼い主が寝ていて起きないと、耳元に来て鳴き、
私の頭の周りを回って鳴き、夫の頭の周りを回って鳴き、
階段を駆け下りて鳴き、階段を駆け上がって鳴き、ということをしておりました。

私たちも寝不足になりましたが、
かなちゃんもノミとの戦いで体力を使い果たした感があります。

前からよく寝てましたが、一段と寝ている時間が長くなりました。

そして、これを機会にかなちゃんがしなくなったことがいくつか。

*外に出なくなった、出たがりもしなくなった。

またノミがついたらイヤだ、と懲りたのかもしれません。

*したがって、庭から二階のベランダにジャンプすることもなくなりました。

かわりに家の中で、いきなり全力疾走して、
かなり離れたところからソファの背もたれに飛び乗っています。
運動不足解消のためか・・・?

*飼い主帰宅時の、玄関へのお出迎え

あー、昔は3匹揃って、競い合うように熱烈歓迎に飛び出してきたのになあ~。
今は帰宅すると、かなちゃん、どこ~?と飼い主が探します。
たいていベッドかソファで寝ています。

*名前を呼ばれたときの返事

かなちゃんはオバカだけど、名前を呼ぶと必ず返事をしてこちらに来る、
気持ちよい風にふかれた昼寝中であっても、
エサに向かって走り出したところであっても、
呼ばれれば(いやいやながらのそぶりは見せつつ)律儀にやってきたものでした。

が、現在の状況は・・・名前を呼んだ時、
10回に1回は耳を動かす、
20回に1回は返事をする、
50回に1回くらい呼んだ人の足元にやってくる、
くらいの(対飼い主)サービス水準になりました。

もともと他にたいしたことをやっていたわけではないので、
今はほとんど何もせず、ひたすら寝る毎日です。
生きることに精一杯、あとはひたすらわずらわしいわ~ってな感じです。

心配なことが一つ。
今年、かなの毛が、夏用に生え変わっていません。
去年の夏、のこちゃんも毛が生え変わりませんでした。
あまり暑くならないといいんだけど。

かなも16歳と4ヶ月。
元気に長生きしてもらわないと。