いつでも猫といっしょ

チンチラゴールドのララと、多頭飼育崩壊からやってきたドン(黒ペルシャMix)&マリ(ソマリMix)の、たぶん楽しい毎日。

カナの遠慮と傍若無人

2006-04-13 | カナ(老猫)
今日の日記の前に、まずは前回日記の訂正です。

倖田來未さんのエロかわ→カナちゃんはくさかわ、などと書いたのですが、倖田來未って、こうだくみと読むとのご指摘を受けました。芸能音痴をさらしてしまいましたわ~~

さて、猫も一匹だけとなり、そのカナも毎日別にどってこともなく暮らしている話題の乏しい猫バカ家族ですが、(ヒマにまかせて)カナ一匹を観察していると、またそれなりに発見もございます。

どうやら、カナは私と夫を差別しているようだ・・・

飼い主がいる間は飼い主にへばりつく決心をしているようなカナですが(起きている間に限る)、一方飼い主のほうも、二人とも、Number1にはなれなかったけど、Only1にはなってしまったカナを猫かわいがりしております。

かなちゃ~ん♪と呼ばれて嬉しそうにやってきて、呼んだ相手が私だと、カナは躊躇なくひざの上に足をかけて上がってきます。が、呼んだのが夫の場合、夫の元まで来て、一応止まって、もう一度「おいで」と抱え上げられるのを待っています。手を出してもらえないと、にゃーにゃーと甘ったれた声を出して、も一度お呼びがかかるのを待っています。

夫・カナ・私と3人並んだ夕食の席。カナは左見て夫に、右見て私に、ご飯ちょーだい、とねだりますが、夫があげなくても我慢しているのに、私があげないと、茶碗と箸、または箸と私の口の間に顔をつっこんできます。

そして深夜の寝室。寝ている夫の身体はきちんとよけて歩くことができるのに、私の身体の上は平気で歩きます。無視していると、首元まで来て、爪を出した手で私の顔をなでるのです。自分がなでてほしいわけです。そう言われても私も眠い。顔を引っかかれるのはイヤなので、うつぶせになり、顔を横に向けて手でカバーしていると、その私の手の隙間から、自分(カナ)の手を入れて、爪を出した手でなでます(しつこい)。こりゃあかなわん!と顔に毛布をかぶったら、顔の上を歩かれました。小さな4つの足がトコトコトコ、と私の顔の上(毛布ごし)で足踏みしていました。そして、立ち止まるとおもむろにお腹を下ろして寝る体勢に。人の顔の上で寝るなっ!

カナを(顔の上から)持ち上げて、夫のお腹に乗せたら、さっと身軽に飛び降りてベッドの縁を歩いていました。どうやら夫には一応敬意を示しているようです。

そう、よく見ると、ソファに寝そべった夫のお腹の上に乗るときも、一応わきまで行って、「にゃーにゃー」と許可をもらっているではありませんか!

夫に話すと、夫も気づいていたようで、「一応ボクには遠慮があるんだよね。キミにはなにやってもいいと思っているんだよ。」と少々自慢げに言われて、悔しい思いをしました。

しょうがないので、のこちゃんの仏壇に行って、「コドモのしつけ、悪いよ」と訴えてみましたが(これ自体すでにむなしい)、写真ののこちゃんのまっすぐな視線を見ると、「ハイ、私のしつけが悪うございました」と引き下がるしかないのでした。とほほ。