夢のもつれ

なんとなく考えたことを生の全般ともつれさせながら、書いていこうと思います。

ノリタンサイト始めました

2007-05-16 | diary
 「ノリタンがニュースを見た」っていうブログを3月から別のところでやってるんですが、あっという間に150件以上も記事を書いてしまいました。なんでこんなにたくさん書いたのか自分でも不思議ですが、溜まるとサイトに出したくなります。しかし、書き散らしたものばかりで全部載せるほどのものでないのは自分でもよくわかっています。

 どうしようかな、選ぶのも面倒だなって思いながら背景とかスタイルとかから作って、「これはさすがにくだらないからやめよう」とかぶつぶつ言いながらブログからコピペしているうちにまあなんかできて来ました。

 しかし、「社会」、「芸能」、「スポーツ」、「経済」、「政治」、「国際」、「コネタ」と元ネタにしたエキサイトのニュースにあるジャンルのうち、「社会」以外は分量も少ないんで作業も順調だったんですが、記事数が多すぎる「社会」は困ってしまいました。サブジャンルを作ればいいんですが、新聞のように文化とか科学とかいうのも「芸能」や「国際」に入っている場合もあるし、何よりおもしろみを感じません。自分の楽しみでやってるのにつまんないんじゃ何がなんだかわかりません。

 で、「社会」の記事を見てて自分の関心事項を中心に「子ども」、「マスコミ」、「法律」、「倫理」というのを切り出すことにしました。それについて少し書きます。

 「子ども」って大事だなって思うんですよ。別に日本民族が滅んでも人類全体にとっては大した影響はないんでしょうけど、子どもがいなくなれば確実に人類は滅亡します。そんなこと子どもでもわかります。それと子どもの問題って大人の問題、社会の問題が凝縮・強調されて出てくるんだろうなって思います。実際には犯罪とか事件とかとは無関係な昔ながらの無邪気な子どもはいっぱいいるんでしょうし、変に深刻ぶって「子どもの心の闇」みたいなアプローチをしたりするのは好きじゃないですし、子どもの心理をネタに飯を食ってる「こころ屋」ようなのは嫌悪感を持ってるんですが。……私だって昔は子どもだったわけで、そのどこかにいるような気がする「昔の子どもの私」が何か言いたくなることがあるんですね。

 「マスコミ」は裸の王様だからです。第4の権力って言い方をされたりしますが、それはすごい力があります。例えば納豆をスーパーから消し去ることも、起訴さえされないような微罪を犯してしまった人の社会的地位を一挙に失わせることも。別にマスコミの人たちは選挙で選ばれたわけでも、民主的なコントロールの下にあるわけでもないのに国民の代表のような顔をし、民衆を「正しい方向」に導こうとすらします。まあ、それが滑稽なんで時々からかいたくなるわけです。……私は古代ギリシアのソクラテスは「マスコミ」に殺されたと思っていて、それは物語の中で書いたんですが、そうした関係もあります。

 その流れで言うと「法律」と「倫理」は伝統的に哲学にとって最重要の問題です。この2つが社会を成り立たせている根本のもので、法律と倫理がちゃんとした社会でなければ人間は良く生きることができないって思われてたからです。こういう考えは今の時代には敬遠されがちで、法律や倫理はなくて済むならない方がいい、少なければ少ないほどいいっていうのがふつうの人の考えのような気がします。哲学者を自称する人ですらどっかで適当にやっといてくれっていう感じの人がいるかもしれません。でも、そういう考えはどこかで不十分なごまかしたような議論になるような気がします。……そのどちらが正しいのか現実のニュースになった出来事を元に考えてみようということです。

 ニュースを読んだだけで書いているわけですから、事実誤認や認識不足はありますし、それをコメントでご指摘いただいたこともあります。少しだけですが、今回直したところもあります。「夢のもつれ」のように古い芸術をネタにモノを書いたり、フィクションの物語や詩を書いたりする方が安全なんですが、スリルを感じながら今まさに起こっていることについて書くこともジャズのセッションのようなacutualityを獲得する上で重要だと思います。

 なんだか私がずいぶんマジメなことを考えているような文章になりましたが、もちろんそんなわけはありません。ジャンル分け自体が後づけで適当ですし、「法律」の多くは犯罪ニュースです。何より私は何を考えても、何を書いても冗談半分で、実は「コネタ」を偏愛していたりします。でも、考えること、書くことにおいては半分だけでは気が済まないのかも知れません。自分の全部を書いてみたいから次から次へとガラにもないものに手を出して、架空のキャラクターに語らせたりするんでしょう。

  

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なんかいろんなものがあるサイトです。






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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
自分でも不思議だなんてそれは… (ぽけっと)
2007-05-17 10:22:24
お筆先ですねw

ジャンル分けの由来を書かれていますが、それぞれそういう視点なんだろうな、というのは何となく感じていました。
特に法律や倫理と、感情論の線引きがきっちりされていて、なるほどと思うことが多いです。法律をよく勉強された方なんだろうなってw思います。

「昔の子どもの私」に語らせるというのも子供のことを考える場合に全くもって、まっとうな姿勢だと思います。ただ、その想像力を以てしても理解を超えることが多すぎ、さらに性急に原因を知りたがる人々のためにいろいろな専門家の登場となるのでしょうが、難しいですね。

少し難を言わせてもらえば、壁紙が賑やかなのでちょっと読みづらいところがあります~。
それとも適当にモザイクかかって、これでいいのかな。
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うわ (ぽけっと)
2007-05-17 12:36:00
もう一度見たらさらに読めない取説なるものがあった…
ノリタンって変な子…
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法律って (夢のもつれ)
2007-05-17 13:33:00
ホントつまんないんですし、ホンッットに勉強してないんですけど、ブログなんかの意見には刑事と民事の区別もついていないような無茶苦茶なのがあるんで、それくらいならってことです。いやホンマ。

子どもはむずかしいですね。今起こってる事件もそうですけど。……でも、難問は考えるだけで意味があるんだって開き直ってますね。

読みずらいでしょうね。読めないところもあるかもしれません。いいことですw。見えにくい方がありがたみがあるかな?という深謀遠慮です(ウソ)。

代わりでもないんですが、あっちのコメントをどなたでもできるようにしました。
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