夢のもつれ

なんとなく考えたことを生の全般ともつれさせながら、書いていこうと思います。

今日聴いた音楽~Schubelt:StreichQuartett Nr.14「死と乙女」

2005-04-17 | music
 この曲ほど死の恐怖を生々しく、赤裸々に描いた曲も少ないのではないかと思います。マーラーは言うに及ばず、ショスタコーヴィッチでも、もう少し洗練されたというか、もって回ってというか、シューベルトほどあからさまではありません。上に掲げたエゴン・シーレの悲痛な絵がこの曲に触発されたのかどうか、不明にして知りませんが、その内実において一致するものがあると感じます。  4楽章全部が短調というのも異様で、シ . . . 本文を読む