酒と鉄道の日々

大好きな酒と趣味の鉄道の話題を絡め、時評・四方山話に酔うコーナー。

結局は置いてけぼり

2009-08-05 08:50:15 | Weblog
 クリントン元米国大統領が急きょ、北朝鮮を訪問。ヤクザなとっちゃん坊や・金正日とも会談した模様。
 そもそもは、米国籍の二女性記者救出のために、派遣されたものらしいが、流石は米国だよね、手回しがいいやね。

 どういう名目であれ、米朝直接対話が実現できたのだから、ヤクザなとっちゃん坊やは大満足だろうし、ウプで世間知らずの北朝鮮国民は大いにプライドを高揚させたことだろう、気の毒なこった。

 にしても、日本の立場はどうなるのだろうか。

 北朝鮮が真正面から「仇敵」と位置付けられている日本に対して、米国は本気で対処する気、アリやナシや。

 おんなじ民族の韓国に対して、とっちゃん坊やがミサイルを打ち込むとは考えづらい。石油供給等、時刻の生殺与奪を握る中国に対しても、建前はともかく、攻撃は仕掛けないだろう。

 米国とは友達になりたいのだから、将来、大陸間弾道弾が完成したとしても、米国にマジに喧嘩は売るまい。

 「日本核武装」というカードをちらつかせて、先にインドとの調整を終えたなら、米中両国間にクサビを打ち込むことを、真剣に考えないといけない時期に来ているのは間違いないようだ。 
 でもね、日本の外交力で、そんな腹芸できるかな?