酒と鉄道の日々

大好きな酒と趣味の鉄道の話題を絡め、時評・四方山話に酔うコーナー。

夏季の牡蠣

2008-07-06 12:12:18 | Weblog
 鳥海山シリーズ第二弾。
 
 鳥海山の伏流水は、周辺地域に様々な恵みを与えている。「酒」と「牡蠣」が、その双璧。今やすっかり市民権を得た、夏季の牡蠣。元滝からの帰路、象潟の道の駅では、岩牡蠣が積み上げられ、さぁ どうだ! と言わんばかり。

 呼び込みの声に応えて、さっそく立ち食いでいただく。カラをこじ開けただけの
真っ白い大振りの牡蠣。レモンだけを絞りかけてもらい、一口で飲み込む。
 まさに、「夏の味」「海の恵み」と形容する他ない。ウマイなんてモンじゃない。これで、ビールでもあれば、この世は天国じゃあ!!

 鳥海山伏流水、もうひとつの恵み。これは、由利高原鉄道の矢島駅近隣の酒蔵-
天寿酒造の、その名も「鳥海山」。その純米酒をすこーし冷やしたヤツが、牡蠣には実にピッタリ。ふっくらとした牡蠣にすっきりとした「天寿・鳥海山」が、えもいわれぬ馥郁としたハーモニーを奏でてくれる。

 この夏、鳥海山伏流水のふたつの恵みを味わうだけでも、夏旅の進路を秋田に指してみてはいかがだろうか。

<掲出写真 良く分かる解説>岩牡蠣は6月半ばから8月半ばまでが旬。秋田県にかほ市象潟町の海岸で収穫される。天寿「鳥海山」は、由利本荘市矢島町。夏の岩牡蠣との優れた味のハーモニーについては、コミック「ホロ酔い酒房」実業之日本社刊 でも紹介されている。

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滝を観る避暑

2008-07-06 11:47:23 | Weblog
 梅雨の最中ではあるが、雨も少なく蒸し暑い日が続いている。

 汗をかくことを承知で、鳥海山麓にある滝を訪ねた。鳥海山登山口近くにある、秋田県は象潟の、その名も「元滝」と称し、鳥海山の伏流水が流れ落ちている滝で、幅は数10メートルにも及ぶ。

 その中で、流れ方が最も繊細さをたたえていたパーツをカメラに収める。

 周囲は、鬱蒼とした杉林で、深緑のなか、滝の音だけが周囲に響いていた。

 駐車スペースから滝までのわずかな区間には「クマ出没注意!」のカンバンも。注意って言われたって、どう注意すればいいものやら。列車写真撮影に出かけた土地でも、同様のカンバンを目にするが、クマに出会ったときは、どうすべきなんだろうね。
 とりあえず、名刺交換でもしたりして----

 滝と対峙すること30分。涼しさとマイナスイオンを十分に浴びて下界に下ると、サスガに清清しい。

 さぁ、早く帰って、体内もビールで涼しくしてやるべ。

<掲出写真 良く分かる解説>にかほ市象潟町。鳥海山登山口に向けてクルマを走らせると、道路沿いに案内板があり、容易に辿り着ける。クマはともかく、滝の手前は急峻な坂もあり、足元だけは固めて行くべき。本気で写真に収めるつもりなら、周囲は相当に暗いので、三脚を携行して長時間露出が肝要。流れる滝の音を聞いているだけで、十分リラックスできること請け合いであるが。