This Is The Way I Am

ただし。が、気まぐれに、日常にて考えていることを綴ってみます。

出勤

2010年07月13日 08時22分40秒 | Weblog
昨日、病院に行きました。



呆気ないほどの診察で、
「とりあえず」と安定剤をもらいました。



「人は24時間サイクルで生きるわけで、
 48時間サイクルで生きてたら死ぬよ」
とか、
「記憶を無くすって末期よ。
 乖離が始まってるよ」
とか、
「脳も体もキャパシティを超えてるよ」
とか。



正直慰めにもならなかった。



「休みなさい」
「わがままをもっと言いなさい」
と言われたって、
休みを取れるなら、
わがままを言えるのならば、
とっくに言ってる。



で、どうするの?
で、何をすればいいの?
という先はなかった。
ただ、症状が出た時に服用する薬を得た。



ちっぽけな自分が哀しくなった。



安定剤を握りしめて、
上司からの着信を会社携帯に出て、
クレームの話を聞いたり、
明日から何をどうしたらいいかを聞かれたり。



「ちょっと待って」と。
余裕なんてない。
でも何よりも、能がない。
デリカシーもない。
疲れ果てたって、吸われる一方だ。



親友と会った。
病院よりもよっぽど救いだった。
美味しいものを食べ、
「これからどうしていこう」と話し、
「とりあえず生きていよう」と別れ、
素直にありがたいと思った。



そして今、通勤電車に乗っている。
淡々と職場へ向かっている。
いつもと同じように頭は働き、
いつもと同じように体も動くだろう。
ただ、恐怖が残る。
いつまで普通にいることができる?
いつ爆発してしまう?



多分、どこかの馬鹿が馬鹿なことを一言言えば、
簡単に爆発してしまう。
そのくらいのたやすさだ。



母親は言う。
十分頑張った、と。
自分を大切にしなさい、と。
仕事を変えても、職場を変えても、
自分が一番大事なのだから、と。



有楽町はいつも通り、
混んでいる。
紛れ込んで逃げてしまいたくなる。
それができないのは責任感か。
すべてを先読みする性格と頭が憎らしい。



馬鹿になりたい。

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