初めて、夢を諦めた時、
「じゃぁ、これから、どうしたらいいんだ?」と嘆きながらも、
どこかで、「そっか、なるほどな」と、冷静だった。
「つまり、そういう人生じゃなかったってことね」と。
大学を受験しない、と決めていた僕に、
学校の先生や、親が、必死に説得した時。
「じゃぁ、受験するか」と決めた僕の決意の裏では、
「つまり、そういう人生なわけね」と、冷静な思考が始まっていた。
そして、その大学受験で、第一志望校に落ちた時。
周りの大人達や友達が心配し、そして悔しがる中、
当人の僕はひとり、「じゃ、しょうがないな」と、落ち着いていた。
「つまり、僕の人生は、そうなるわけね」と。
人生は、なるようにしか、ならない。
誰のせいでもない。
自分のコントロール下にあると信じたい気持ちも分かるが、
悪あがきをしても、変えられないものは、変えられない。
歩き続ければ、道は、必ず、どこかに導いてくれる。
道が無くなったとしても、歩いていれば、それが道になる。
ならば、怖れることは、何もない。
自分の人生を、肯定するのも、否定するのも、自分次第だ。
他人は、何とでも、言える。
大事なのは、自分で自分の人生に価値をつけることだ。
これが僕の人生観。
・・・。
終わり。
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