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PO1回戦(Ver.ウェスト)

2015-04-20 19:51:59 | NBA
昨日からいよいよ、
POの1回戦が始まっている。

本日は、ウェストのPO展望。

・GS(67-15 OF1位 DF15位)vsNO(45-37 OF16位 DF12位)
聖兄弟率いるGSは、圧倒的な強さでリーグ最高勝率。



得失点差も10点以上プラスで、
データ的にはファイナル進出する、と前評判が高い。
まゆゆ率いるNOは、最終戦で連勝街道中のSAを破り、
POに滑り込み。
結果、SAは6位シードにまで落ちるということになった。
この勝利だけでも、
ウェストのPOがより面白くなったといえる。

・ガード陣
 GSは充実。得点・FG%・スティールともに高水準。
NOも悪くはないが、分が悪いのは否めない。
ガード同士のマッチアップで、抑えれるほどのDF力は、
NOには無い。

・インサイド陣
 GSの唯一といってもいい弱点。ここまで分かりやすいのもない。
逆に、ここまで廻りが判っているのに、
それでも勝利をここまで重ねてきたことが、スゴイ。
ちなみに、スタッツ的には悪い数字にはなっていない。
 NOには、なんといっても、まゆゆがいる。
止められる選手は、GSにはいない。
アシック・アジンサも、対GSなら高さでは圧倒的に優位。
高さの生かし方が、1つの鍵となる。

・セカンドユニット
 GS:イグドラ・リー・リビングストン・バルボサ・スペイツ
 NO:コール・カニンガム・アジンサ・アンダーソン・(ホリデー)

初戦で早速怪我人が出た、NO。
それでも、十分高水準なベンチメンバー。
セカンドユニット同士の戦いなら、
NOのほうが分があるのでは?

・GS4 - NO3
スタッツや、レギュラーシーズンの戦いっぷりから言うと、
スィープされてもおかしくは無い。
ただ、まゆゆとGSの相性は最悪のはず。
カリーを止める事ができるのかが、
勝敗の鍵となる。
仏陀は、当たりはずれがあるので、
そこはあきらめるしかないかもしれない。
ポンデクスターとカニンガムならば、
止められるかもしれないと、
個人的には思う。
中に切れ込まれたら、まゆゆブロック。
それが完璧に機能しても、
贔屓目に見て、3勝か。
アンダーソンが、大爆発すれば、
シリーズは面白くなるんだが。

・HOU(56-26 OF6位 DF17位)vsDAL(50-32 OF3位 DF25位)
ハーデンが中心のHOUと、
ちょっと微妙なタレント集団のDAL。
ともに、オフェンシブなチームで、
DFなんて・・・ってな感じのチーム。
HOUは、選手の入れ替えで多少の改善はしている。

・ガード陣
 攻撃の主力は、ともにガード陣となる。
FG%では、DALが優位。層の厚さもDAL。
今期絶好調のハーデンのほかが、弱くなるHOU。
DF面では、どちらも似たり寄ったりなので、
シュートタッチが勝敗の鍵となるのかも。

・インサイド陣
 ハワードvsチャンドラー。ともにピークをすぎた感はある。
ジョーンズ・カペラが、ノビツキー・アマレとのマッチアップで
どこまでがんばれるのか。
リバウンド・ブロックではHOU優位だが、FG%ではDALが優位のスタッツ。
ビッグマン以外の頑張りが、ペイントエリアでは鍵となるのか。

・セカンドユニット
 HOU:プリジオーニ・ブリュワー・ジョンソン・カペラ
 DAL:ハリス・ブレア・アマレ・ビラヌエバ・ジェファーソン

ビバリー・モティユナスがシーズンアウトのHOUは、
圧倒的に苦しい。
平均年齢の高いチーム同士で、
スターターの疲労度は、勝敗に影響するかもしれない。

・HOU3 - DAL4
 ここに来ての主力の怪我は、シリーズか進むほどに、
間違いなく影響を及ぼすはず。
どちらのチームが勝ちあがっても、
その先までは進めないんだろうが・・・。
あとは、攻撃的な武器の差が、歴然。
DFザル同士だとすると、
シュートタッチがいいほうが勝ち残る可能性は、高い。
セカンド・サードスコアラーのタレントが違いすぎる。
ハーデン・ハワードの奮迅でどこまで立ち向かえるか。
DALは、ここに来ていまだにチームとしてまとまった感が出ない。
付け入られる可能性も大いにあるが、
ここまでは勝ち抜けると予想する。

・LAC(56-26 OF2位 DF16位)vsSA(55-27 OF7位 DF4位)
 長い間No.1PGといわれ続けたC.ポール。
リングはもちろん、ファイナル出場も無く、
Conf.Fにも進めたためしがない。
 SAは3・4月で圧倒的な強さを発揮。
最終戦で負けるまで、12連勝を記録とピークを見据えた戦い。
最終戦で負けたのが誤算なのか、
NYNに負けた1敗が誤算なのか、6位シードでPOへ。

・ガード陣
 ポールはいるが、それ以外のPGの安定感は不安。
SAは、PGはそこそこできればチーム力でカバーが可能。
SA戦でPGの能力を比較するのは、あまり意味が無いかもしれない。

・インサイド陣
 2年連続のリバウンド王ジョーダンと、グリフィン、デービス。
SAは、ダンカン・ベイレス・スプリッター、ディアウ。
優位は当然、LAC。
チームとして、ペイントエリアの攻防をどうするのかが、
このシリーズの鍵となりそう。
ハックでジョーダンを追い出すとかは、
できれば勘弁してほしい。

・セカンドユニット
 LAC:ジャマクロ・リバース・デービス・ターコルー
 SAS:ジノビリ・ディアウ・ジョセフ・ベリネリ・ミルズ

比べるまでも無く、SAが圧倒的に優位。
ジャマクロの爆発は、LACの勝利には必須。

・LAC4 - SA2
 前評判は圧倒的にSAだが、あえてLACの勝ち抜きを予想。
ポポの計算に、微妙な狂い・誤差が発生している。
2位シードを逃し、ダンカンの後継者がいまだに育たない。
グリーンはしっかり伸び悩み、
勝負強さと勝負弱さは、両面存在している感じ。
とはいえ、ポールだけしかクラッチタイムでは
得点できないのでは、LACに勝ち目は無い。
グリフィンも、育っているとはいえ、
外のシュートは並程度。
勝負強いSGでもいれば、優勝候補にでも挙げれるのだが・・・。
ポール・グリフィン・JJレディックの3人が、
何とかしてくれるであろうと、
希望をこめての、この予想。

・MEM(55-27 OF20位 DF2位)vsPOR(51-31 OF9位 DF11位)
 鉄壁DF強力インサイド健在で、5位シードながらHAを持つMEMと、
リラード、オルドリッジが主力のPOR。
どちらも、やや調子を落としてのPO突入。

・ガード陣
 リラードvsコンリーは、楽しみなマッチアップとはなるが、
ブレイクvsウードリッヒは、ちょっと笑ってしまう。
SGも考えると、MEMがやや優位。
リラードの勝負強さは本物なのか、
きっとこのシリーズで判明するでしょう。

・インサイド陣
 スタッツ的にもMEM優位。弟ガソ、ランドルフ、クーファスはいいんだが、
PORの控え陣が、ケイマン、レオナード、フリーランドと侮れない。
ファールトラブルがこのシリーズの、
鍵になるかもしれない。

・セカンドユニット
 MEM:ウードリッヒ・カレイテス・クーファス・カーター・グリーン
 POR:ブレイク・マカラム・ケイマン・レオナード・フリーランド

微妙といえば微妙だが、グリーンの存在がある分、MEM優位か。
インサイド陣はPOR優位なだけに、クーファスがファールトラブルに陥ると、
一転大ピンチに。

・MEM4 - POR3
 HAの分だけ、MEMの勝ち上がりと予想。
ベンチメンバーに不安が多いPORだが、
ベンチのインサイドは評価に値するメンバーだと。
弟ガソ、ランドルフ、クーファスの内、
誰かがファールトラブルに陥ると、試合展開は大きく変わる。
それを可能にするには、
リラード・マカラムのドライブイン。
(ブレイクさんはドライブ禁止で)
特に、コンリー不在時に登場機会が多い
マカラムには、大きくチャンスがある。
チーム力ではMEM優位は変わらないが、
7戦目まで持ち込むには、PG陣のペイントエリアでの得点は必須。
ただ、それでも鉄壁DFと強力インサイドを持つ
MEMが勝ち抜けるでしょう。

こちらのカンファレンスでも、
この先まで予想をすると、
MEMvsLACのonf.F となり、
MEMのファイナル進出。

正直、GSに勝つには
NOの可能性が一番高いとは思っている。
MEMにしろ、LACにしろ、
ガードでDFできるのがいない。
カリーを止めるには、レナードしかいないのか・・・。

ま、希望なんで・・・。
GS意外なら、どこでもいいや。


 


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