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浦賀和宏「時の鳥籠」

2015-07-07 22:55:30 | 読書
この作者も、そこそこ読んできた。
もちろん、きっかけはメフィスト賞受賞作。

自分でも不思議なのだが、
この作者は、あまり合わない・・・。

なのに、つい読んでしまうが、
あぁ、やっぱり合わないと思い続ける。

なんとなく、登場人物が同じものが多く
シリーズものではないが
シリーズっぽくなっているところがくせモンで、
読んでしまったからにはという思いが
少なからずは、ある。

舞台は、川崎市。
主人公は延命センターの医者に成り立て、
蘇生するはずもない患者が生き返るが、
記憶が戻らず、その少女を引き取りる事に。
その少女は、夢で自分の運命を知る
来世から来た少女でしたってことでしたってお話。

もちろん、ここに出てくる登場人物も、
過去の作品に出ていたゆかりがあり、
全部読んでいるファンの方には
とても良い1冊なのかもしれない。

何がいいのか分からないが、
文壇?からは評価が高く、
何が悪いか分からないが、
自分には、心に響くものがない・・・。

500ページほどの分厚い1冊でしたが、
あぁやっぱり合わなかったかと、
思ってしまう1冊でした・・・。

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