とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

遅霜に耐え

2018年05月11日 | 日記
8日から9日にかけ、列島を通過する低気圧が強い寒気を呼び込み、浅間山が久々に冠雪しました。


昨日は気温が低いまま終日快晴となり、夜間の放射冷却で遅霜が降りる典型的なパターン。
明朝2℃の天気予報が出され、そして迎えた本日早朝。



一瞬目を疑いました。0.5℃・・・。
この時期ここまで冷え込んだのは初めてです。
一昨日、ミニトマトの芽が出たばかりでしたが、さすがに「これは死んだな」と思いました。

凍死したかどうかは暫くたち凍みが解けてみないと分からないので、気温が上がってから再び見に行くと・・・、

ミニトマト


キクイモ


ジャガイモ


一部のジャガイモに凍みたものが見受けられましたが、概ね影響無し。
夏野菜の畝立てをしながら、土の団粒化がだいぶ進んでいるのが分かっていましたが、その効果が目に見える形で現れ、改めて手応えを感じました。

地温を計ってみると、畝の土は通路の土よりも2.5℃ほど高く、遅霜に耐えられた理由がよく分かりました。
コメント
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