日々是好日 とっつあんの雑記帳

とっつあんが徒然なるまま”ほっこりと暖かく誰もがうなずけるちょっとした幸せを感じる”話題を発信していきます。

花言葉は「二人で旅をしよう」(^^♪甘い香りの白い花「馬酔木」

2013年03月24日 16時06分08秒 | 歳時記

「春は名のみの風の寒さよ」…早春賦(そうしゅんふ)の一節が、ちょうど今頃なのでしょうか。
最高気温は18℃と、春の兆しのようなのですが、実際には、冷た~い風が吹き、まだ冬の気候の大阪。
ベランダのスイレン鉢で藻の間から顔を出していたメダカも寒いのか、また出てこなくなってしまいました。

午前は、しろあと歴史館学芸員講座「幕末維新の動乱と高槻」①を受講してきました。
大河ドラマ「八重の桜」に合わせて、「幕末の武士道とサムライー勝海舟・新撰組と農兵ー」と題して「ならぬことはならぬのです」という理屈ではない強い教えが「会津武士道の礎」や「サムライ・ウーマン」などの表現から、「武士道」とは何か?「サムライ」とは何か?について学芸員のお話がありました。

今日の1枚の写真は、自然豊かな早春の古曽部を歩いていて見つけた「馬酔木」の白い花です。

「馬酔木」は、早春になると枝先に複総状の花序を垂らし、多くの白またはうす紅色のつぼ状の花をつけます。
果実は扇球状になります。
有毒植物であり、有毒部分の茎葉は細かく刻み、煎じて水で薄めることで殺虫剤などとして利用されます。
有毒成分はグラヤノトキシンI(旧名アセボトキシン)と言うそうです。

「馬酔木」の名は、馬が葉を食べれば酔ったようになって足がなえることからついた名前だそうです。
「(足痺れ(あししびれ)」「足癈(あしじひ)」と呼ばれ、しだいに変化して「あしび」そして「あせび」となったとか…。
 多くの草食ほ乳類は食べるのを避け、食べ残されるとか…。

奈良公園では、シカが他の木を食べ、この木を食べないため、アセビが相対的に多くなって、春にスズランのような甘い香りのする白い花を楽しむことができます。

花言葉は、「犠牲」「二人で旅をしよう」「清純な心」です。

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明日3月25日(庚寅かのえとら 先負)はこんな日です。
●「電気記念日」
 1878(明治11)年のこの日、東京・銀座木挽町中央電信局が開設され、その祝賀会会場であった工部大学校(東京大学工学部)で講堂の天井に設置された50個のアーク灯(デュボスク式アーク灯)が点灯されました。
 これが日本ではじめて公の場で灯った電灯でした。
 これを記念して日本電気協会が1927(昭和2)年9月に制定しました。

●「ドラマチック・デー」
 1956年(昭和31年)のこの日、プロ野球の巨人対中日戦で、巨人の樋笠一夫選手がプロ野球初の代打満塁逆転サヨナラホームランを放ったことに由来します。
 どんな修飾語もつけようがないほどドラマチックなバッティングだったようです。

●「蓮如忌」
 浄土真宗中興の祖・蓮如(れんにょ)上人の1499(明応8)年の忌日。陰暦3月25日。(1415~1499:享年85歳)
 蓮如上人は、文明3年(1471)興福寺領越前(福井県)吉崎に坊舎を建立し、北陸地域の教化活動を始め、当地に文明7年(1475)まで滞在しました。
 東本願寺では3月24、25日、西本願寺では陽暦に換算した5月13、14日、入寂した山科御坊では4月13、14日に盛大な法要が営まれます。
 また、蓮如にゆかりの深い吉崎別院では例年4月25日を中日として、蓮如忌が行われます。
 その際、蓮如の御影が京都の東本願寺から福井県吉崎まで、約240キロの道のりを下向すします。

●「道明寺天満宮菜種御供(なたねごく)」
 左遷の命を受けて大宰府へ向かう途中、道真は道明寺に立ち寄りましたが、辺り一面には菜の花が咲いていました。
 大宰府下向の後、おば君である覚寿尼公は毎日陰膳を据えていましたが、その飯を粉にし、梅の実の形にした黄色の団子をこしらえたところ、病気平癒の効があるとして、参拝者がこぞって求めました。
 これが河内の春を告げる神事となり、「河内の春ごと」として親しまれています。
 当日は午後1時から稚児行列が行われ、菜の花をお供えします。また前日の24日から26日まで菜種色の団子を授与しています。
 道真の命日は旧暦2月25日ですが、新暦に合わせ、3月25日に行っているお祭りです。
 道明寺天満宮 大阪府藤井寺市道明寺1-16-40 TEL072-953-2525

●「安倍文殊会式(あべもんじゅえしき)」3月25~26日
 「三人よれば文殊の智恵」。安倍文殊院は、日本最大の文殊菩薩を本尊とし、日本三文殊の一つに数えられ、「大和安倍の文殊さん」として、古くより人々の信仰を集めています。本尊の文殊菩薩像は、快慶作で獅子にまたがった姿は総高7メートルと文殊様として日本最大の巨像です。
 文殊会式は、一年で最大の行事で学業成就を願う人々で賑わいます。
 また昨今は、漫画などでブームの平安時代の陰陽師・安倍晴明の出生の寺として注目を集めています。
 安倍文殊院 桜井市阿部645 0744-43-0002

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