5時前に「カナカナ、カナカナ」「ミ~ンミンミン、ミ~ンミンミン」、五月蠅い蝉の大合唱は今までより1時間遅い6時半ころからはじまった朝、晴れ 時々 くもり、最高気温35℃、熱中症指数は危険 運動は原則中止の予報、やっぱり暑い一日となった大阪。
午前のウォーキングは、西河原公園でツクツクホウシを聞きながら安威川、西国街道で7000歩強、真夏のウォーキングはもうしばらくこの程度に抑えた方がいいのでしょう。
でも、秋の気配が少しずつ感じられるようになってきているのですね。
午後の買い物と合わせて、12000歩、ノルマ達成です。
今日の1枚の写真は、ウォーキングコースの一つ西国街道から太田神社への参道で早くも咲き始めた秋の七草の紅紫色の「葛の花」です。
葛は、山野のいたるところにはびこって他の植物を圧倒するほどの生命力です。
昔から葛は生活に役立ち、根は葛粉として食用に、また葛根湯として薬用に用いられてきました。
つるは編んで籠にします。
近年は土壌保全植物として世界各地で砂漠緑化や堤防決壊防止に利用されています。
花は紅紫色で夏から秋にかけて咲き、「秋の七草」の一つに数えられています。
根からは葛粉(くずこ)と呼ばれる澱粉が伝統的に作られ、本来の葛餅(くずもち)やくずきりはこれから作られたものでした。
今では特に吉野葛が有名です。
とっつあんも和菓子つくり、この時期はわらび餅にわらび餅粉(単にでんぷん)とくず粉を混ぜて使っています。
花言葉は、「活力」「芯の強さ」「治癒」です。
クズ(葛)の語源は、奈良県吉野郡の国栖(くず)から来ていると言われています。
古代、国栖には国栖人と呼ばれる帰化した人々が住んでいて、彼らは、そこに群生している蔓草(かずらぐさ)を食用にしたり、その繊維を使い織物を作ったりと、大変重宝していました。
そこからその蔓草を「国栖(くず)の使うかずら」→「くずかずら」と言うようになり、それがいつしか「くず」へと変化したそうです。
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
明日8月12日(庚申 かのえさる 先負)はこんな日です。
●「君が代記念日」
1893(明治26)年のこの日、文部省(文部科学省)告示「小学校祝祭日大祭儀式規定」の公布により、小学校の祝日・大祭日の唱歌に『君が代』『一月一日』『紀元節』『勅語奉答』など8曲が定められました。
歌詞の原形は「古今和歌集」の読み人知らずの和歌にイギリス軍楽隊長フェントンが曲を作り歌っていたが、メロディと歌詞が一致していないという理由で宮内庁雅楽課の林広守が現在の曲を製作しました。「君」はもともと家長や友人、愛人の意味でした。
1999(平成11)年、「国旗国歌法」により正式に国歌となりました。
●「航空安全の日,茜雲忌」
1985(昭和60)年8月12日、東京発大阪行きの日本航空機123便が離陸後まもなく垂直尾翼を破損。群馬県上野村の御巣鷹山に墜落し、520人の犠牲者を出しました。生存者は4人でした。垂直尾翼の金属疲労による圧力隔壁破壊が原因とされています。
遺族らがつくる「8・12連絡会」が編集したメッセージ集のタイトルから「茜雲忌」とも呼ばれています。
●「太平洋横断記念日」
1962年(昭和37年)8月12日、当時23才だった堀江謙一さんが、全長5.8メートル、幅2メートルの小型ヨット「マーメイド号」で太平洋横断に成功し、アメリカのサンフランシスコに着いた事を記念した日です。
堀江さんは、5月12日、兵庫県西宮を出発し、93日目に、太平洋横断をなし遂げました。堀江さんの快挙は日本中にヨットファンを出現させました。
また、彼の航海記「太平洋ひとりぼっち」はベストセラーになり、石原裕次郎主演で映画化も行われました。
●「国際青少年デー」
1999(平成11)年の国連総会で決定。国際デーの一つ。
1999年、リスボンで世界青少年担当閣僚会議が閉幕しました。
●「ハイチュウの日」
ソフトキャンディの「ハイチュウ」の発売元の森永製菓株式会社が夏休みや帰省などでの需要期をよりいっそう盛り上げようと制定しました。
8(ハ)12(イチュウ)の語呂あわせからからです。
●「アルプスの少女ハイジの日(ハイジの日)」
アニメーションのキャラクターとして絶大な人気を誇る「アルプスの少女ハイジ」。その魅力を多くの人に伝えるためにハイジの著作権などの管理を手がける株式会社サンクリエートが制定しました。
●「日中平和友好条約調印の日」
1978年(昭和53年)のこの日、日本と中国の間で「平和友好条約」が調印され、10月23日に批准書が交され、日中の国交正常化が実現しました。
●毎月12日は「豆腐の日」「育児の日」「パンの日」です。
●「徳島市阿波おどり(8月12日~15日)」
世界にもその名を知られた400年の歴史を持つ徳島の夏祭りです。期間中は、街中に阿波おどりのお囃子が響き、ぞめきのリズムに踊り子や見物客の身も心も弾みます。
阿波踊りがいつ始まったか資料が乏しいこともあって、いまだ定説はないそうです。
阿波に入国した蜂須賀家政が、現在の徳島公園に城を完成させた天正14(1586)年7月、それを祝って乱舞したのが始まり、という築城記念説が、一般的には有力だそうです。
しかし、阿波踊りがその時に突如として始まったと考えるのは不自然。多くの郷土史家が指摘しているように、民衆の間から自然発生的に起こり発展した先祖の霊を慰めるための精霊踊りを阿波踊りの起源とみるのが本筋のようです。
本場徳島で阿波おどりを体験したい人は、にわか連で自由に踊れるそうです。阿波おどりを全く知らなくても大丈夫。有名連の手ほどきを受けて、演舞場へ。自由な服装でどなたでも気軽に参加できます。
徳島市中心街 電話:088-622-4010(徳島市観光協会)
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