セミの大合唱に梅雨明けを思わせる朝、曇り 時々 晴れ、最高気温32℃(0)、洗濯指数70残念!厚手のものは乾きにくい、との予報。
たっぷりの日差しに、ぐんぐん気温が上がり、真夏日の33℃越え、梅雨明けが発表されたようですが、まだ湿気の多い蒸し暑い一日となった北摂。
午前は1か月1度の眼科定期診察に、少し出血はあるそうですがそれほど問題ではないでしょうと言うことでまた来月、眼科まで往復2000歩がしんどく、帰って1時間ほど横になりました。
梅雨が明けて暑くてもカラッとしてくれると少しは体調も回復するのではと、楽しみにしているのですが…。
今日の1枚の写真は、またまたお土産にいただいた、秩父岩田屋の「しゃくし菜のわさび漬け」です。
しゃくし菜は、正式名称は「雪白体菜(せっぱくたいさい)」という野菜です。
「飯じゃくし(しゃもじ)」に似ていることから秩父地方では「しゃくし菜」と呼ばれています。
しゃもじな、おたまな、へらな、たいな、ゆりな等々、様々な呼称があります。
漬物にすると歯切れがよく、乳酸発酵が進み、古漬けになるとべっこう色になって、風味がより増します。
油で炒めてよし、まんじゅうやおやきのあんにもぴったり。
淡白な味なので、色々な料理レシピの素材としても大活躍!
秩父地方では冬の寒さが厳しい典型的な内陸気候で、土壌が粘土質や石間のため長大根の生育が難しく、その代わりに、しゃくし菜が盛んに栽培されるようになりました。
寒さが厳しい秩父谷に適した野菜で保存食として、昔から秩父の女衆は、家族が一冬中食べられるだけのし ゃくし菜を清水で洗い、大きな樽に漬け込んだものです。
それぞれの家庭でしゃくしな漬を作るのが秩父の晩秋の風物詩で、それぞれの家庭の味があります。
そして、しゃくし菜が漬けあがり、町のあちらこちらから秩父屋台囃子が聞こえてくるようになると、秩父っ子たちは夜祭の準備をはじめ、祭の喧騒が静まると、秩父地方は本格的な冬を迎えるのです。
しゃくし菜(雪白体菜)はチンゲンサイに似た姿で、背丈50~80センチに育ちます。
明治初期に中国から国内に入ったとされ、秩父では長大根に代わって栽培され、伝統的農産物となりました。
種まき後55日前後、10月末から12月上旬にかけて収穫、大半が漬物生産者向けに出荷されます。
寒くなり軽く霜にあたると味がのり、株本の白い部分が厚く柔らかいのが優良品だそうです。
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
明日7月25日(癸亥 みずのとい 仏滅)
●「最高気温記念日」
1933(昭和8)年のこの日、日本の気象観測史上で最も高い気温が記録されたことにちなみ設けられた日です。山形県の山形測候所で観測されたその気温は40.8度。盆地特有のフェーン現象によるものでした。
ところで2007年8月16日、岐阜県・多治見と埼玉県・熊谷で40.9度を記録し国内最高記録を作りました。となると、最高記念日は8月16日に変わるのでしょうか?
ちなみに世界最高気温はイラク・バスラで記録された58.8度とか。
●「夏氷の日(かき氷の日)」
かき氷のことを夏氷(なつごおり)と呼び、「な(7)つ(2)ご(5)おり」の語呂合わせと、1933(昭和8)年のこの日、フェーン現象によって、山形市で日本最高気温の40.8度が記録されたことにちなんで、かき氷を食べるのにふさわしい日として日本かき氷協会が制定しました。
●「うま味調味料の日(味の素の日)」
1908(明治41)年、東京帝国大学(東京大学)の池田菊苗博士が昆布だしのおいしさの素がグルタミン酸あることを突き止め、この味を「うま味」と名付けました。
これを家庭でも手軽に使えるようにしたのがうま味調味料で、記念日を制定したのは日本うま味調味料協会です。
うま味についての正しい理解とその調味料の普及を目的としています。
日付は博士が「グルタミン酸塩を主成分とする調味料製造法」で特許を取得した1908年7月25日にちなんでいます。
この発明は翌年に鈴木製薬所(現在の味の素株式会社)により工業化され、新調味料は「味の素」と名付けられました。
●「ルービック・キューブ発売記念日」
1980(昭和55)年の今日は、日本で最初にルービック・キューブが発売されました。ハンガリーのルービックさんの考案だそうです。
●「はんだ付けの日」
「はんだ」と呼ばれる合金を熱で溶かして固めることで、電気的にを接合する技術のはんだ付け。
その素晴らしい技術を広く認知してもらうことを目的に「NPO日本はんだ付け協会」が制定しました。
日付は「はんだ」の7つの成分元素、Sn(錫)、Pb(パラジウム)、In(インジウム)、Ag(銀)、Cd(カドミウム)、Bi(ビスマス)、Sb(アンチモン)と、最適な合金属を形成する温度の250度から。
●「大阪 水都祭 天神祭奉納花火」
大阪のど真ん中・大川で大阪の夏を象徴する千年の歴史ある、日本三大祭のひとつ「天神祭」を祝います。川崎公園から乱発される花火の迫力はまさに圧巻!!大川を100艘に迫る舟も手伝い、すごく賑やかなお祭りです。
打ち上げは、約5,000発です。
●「鹿ケ谷かぼちゃ供養」
京都市左京区鹿ケ谷の安楽寺では、毎年7月25日に、午前9時から午後3時まで「中風まじない鹿ケ谷カボチャ供養」が行われます。
この日、安楽寺に参拝された方々に煮炊きした鹿ケ谷カボチャを振る舞い、中風にならないように祈願する行事で、京都の夏の風物詩のひとつに数えられています。
鹿ケ谷かぼちゃは、江戸末期より、鹿ケ谷で伝統的に作られている、「京の伝統野菜」のひとつで、ひょうたんの形をしているユニークなカボチャです。
安楽寺の真空益随(えきずい)上人が、夏の土用に鹿ヶ谷南瓜を食すれば中風にかからないとのお告げを受け、仏前で供養をして振る舞ったのが始まりという。
当日は寺宝(掛軸)も一般公開され、10時と15時からその絵解きが行われます。
住蓮山安楽寺 京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町21 TEL&FAX 075-771-5360
●「成合春日神社の虫干し」
高槻市成合の春日神社では毎年7月25日に、「雨乞い神事」の祭具一式とか神宮寺悉曇寺の霊宝「大般若経六百巻」や神楽面などの祭具類の虫干しが行われます。この祭具を一年に一度拝見できるのが、この時だけです。
虫干しすることの許可を願う祈りと、御祓いで身を清めたのち、宝物庫より虫干しの品を運び出します。
市内北東に位置する、春日神社の創建は不詳ですが15世紀頃には、成合・安満・古曽部の75郷にある春日社の本社として、住民の尊敬も厚く大いに栄えたそうです。
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