9月30日 中村亮太
今日で9月も終り、明日からは10月です。
2013年も1年の3/4が過ぎてしまいました。
僕も明日からはまた学校が始まります。
時間が過ぎるのは早いと感じます。
今日は紹介したいものがあります。
「君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひぬるかな」
これは百人一首の一つで藤原義孝(よしたか)が書いた歌です。
藤原義孝(以下義孝)は自分の心に素直に過ごしていたそうです。
「いつ死んでも自分の人生に悔いがなかったといえるように生きたい」と心に決めていた様です。噂では「今人生に悔いがないのだからいつでも死ぬ位の覚悟はできている」とまでいったということ・・・。
その義孝がある日、死にかける事件が起こったのですが、ここでは省略。
(その事件も面白い話だから読んでみてね!!!)
死にかけた義孝はその時に好きな人を思い出したそうです。
「好きな人に気持ちを伝えられないまま死ねない」と思った義孝はその後にすぐにその人のところへ気持ちを伝えにいったといいます。
その時に義孝が書いたのが上の歌です。
直訳は、「君のためなら、死んでもいいと思っていた人生も、今は少しでも長くなってくれればと願っている」
感動しました。その後義孝は21歳の若さで死んでしまいました。
なんともロマンチックな話になってしまいましたが、僕がいいたいのは
「自分の人生に悔いがない人生を長く楽しんでほしい」ということです。
いつ死ぬかは誰にも分かりません。交通事故や病気、今の世界には死ぬ原因なんて山ほどあります。そんないつ終わるか分からない人生に悔いが無いようになんて難しいことかも知れませんね。僕は今となっては反省することばかりの人生です。失敗もします。
失敗したことは反省したらいいんです。ですが「やらなかったこと」は後悔しても遅いんですよ。後悔してばかりの人生なんて嫌だと思いませんか?
僕は嫌ですよ。だって振り返ったときに楽しい思い出ややりきった思い出の多い人生のほうがいいじゃないですか。長くなっちゃいましたね。
皆さんのこれからの活躍と笑顔を期待しています。頑張ってください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます