Landscape diary ランスケ・ ダイアリー

ランドスケープ ・ダイアリー。
山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景…
視線の先にあるの風景の記憶を綴ります。

東北 on the road / しまなみ海道~尾道

2014-07-21 | 自転車

 

旅の初日は、何時も段取りが悪い。

自転車への荷物の積載で手間取った。

そして出発して、すぐにハンドルが重くてバランスが悪いことに気付く。

前輪のバックは荷物を軽くしたつもりだったが。

また荷物の仕分けをやり直し。

益々、後輪の荷物が重くなってペダルが重い。

これは、また何処かで余分な荷物を宅急便で送り返すことになりそうだ。

今日は山越えがないので楽な行程だと思っていたのにね。

 

 

中国四国地方の梅雨明けが告げられ、

朝から容赦ない陽射しが降り注ぐ。

今治のしまなみ海道入口まで海沿いの国道196号線を走る。

11時に、しまなみ海道入口のサイクリングターミナル(サンライズ糸山)で菅さんと待ち合わせ。

一緒にランチを食べて旅立ちを見送ってくれる。

橋を渡り旅立つ瞬間も、菅さんに撮ってもらった。

いつも変わらぬ友情に感謝、感謝。

「では、行って来ま~す」

手を振り、海の上に架かる遥かな高みへとペダルを漕ぎ出す。

吹き渡る海風、青い海原の大展望。

これは病みつきになりそうな風景だ。

 

風を切りながら、ひたすら走った。

橋を渡ると島に降り、

海沿いのサイクリングロードを走る。

そして、また橋へ上り、渡りきると島へ下る。

最後の尾道へは、自転車は渡し船を使うことになる。

やっぱり尾道へは、こんな懐かしい海からの風景が似合う。

一日走り続けて、汗びっしょり。

今日は尾道駅近くのビジネスホテルに宿泊。

本日の走行距離、133.55km

 

 


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6 コメント

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色々な事にクロスロード (ホッホ)
2014-07-21 23:45:50
バイクで事故をして大変なおもいもして、でも一番自分が行きたかった東北への自転車旅。
スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学卒業式式辞
で卒業生や聴衆に贈った言葉「ハングリーであれ・愚か者であれ」そのものです。

ランスケさんが写真に惹かれた原点ロバート・フランクhttp://www.atgetphotography.com/Japan/PhotographersJ/Frank.html
私も大好きな写真集です。

そして、ライ・クーダーの「流れ者の物語」
http://www.youtube.com/watch?v=IuUNcLif_6k
を聴いてお休みなさい。

お疲れ様でした。
明日からもお気をつけて、これからがながいですね。
返信する
旅人のDNA (ランスケ)
2014-07-22 05:27:57
おはようございます。

今朝の尾道は、曇っています。
午前中の涼しい内に距離を稼いでおきましょう。
今日も厳しい暑さになりそうです。

ホッホさん、確かに私は、岐路に立つと悩み続けます。
いつも最善の選択が出来るわけじゃないけれど、
答えを求めるための努力は厭いません。

さぁ、今回の選択は如何でしょうか?
唯、私は定住者よりも旅人の血を色濃く引き継いでいることは間違いなさそうです(笑)
返信する
祝!旅立ち (鬼城)
2014-07-22 08:22:39
しまなみからですか?素敵な出会いと新しい経験と・・・素晴らしい旅となることを祈念しています。
返信する
トラブルの連鎖 (ランスケ)
2014-07-22 19:32:41
鬼城さん、ありがとうございます。

今日は、トラブルの連続。
尾道を朝、出発して12キロ地点から、
ほとんど前に進めませんでした。
見事な負の連鎖でした。

進退窮まって駆け込んだGSが救ってくれました。
そして三次市の自転車屋さんも。

現在、江の川河畔にてテン泊中。
中国地方一の大河は好いですね。
豊かな川の側で過ごす時間は癒されます。

苦難を乗り越えた後には、なんとも云えない充足感があります。
また明日も頑張れそうです。
返信する
生涯現役 (MUGAKU)
2014-07-23 23:41:04
ランスケさん
君の行く道は  果てしなく遠い  だのになぜ  歯をくいしばり  君は行くのか  そんなにしてまで・・・
ランスケさんの、このページに目を通していると、若い頃に聞いた、この歌が、何故か頭を過りました。・・・
この歌は、「ひと」の生きる道を暗示し、応援しているように思います。・・・生涯現役であれ・前を見よう・・・
旧ソ連時代の「自然改造計画」では、東北地方にほぼ近い広さであった「アラル海」が福島県くらいとなり、その結果、塩害や様々な公害が発生し、地域の生活を破壊しています。
わが国も、「治山治水」の名の下に、全国の河川をコンクリートで固めました。その結果は、白砂青松の海岸線はやせ細り、テトラポットの山です。さらに、ローカルの目に付きにくい地域には、札束による「原発」です。
これらの実情は、放置してはイケないと思います。
ランスケさんの「確かな目」は、何かを捉え・何かを生み・何かを伝えてくれると確信しています。
この「暑さ」には、くれぐれも気を付けてください。!!

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今日から日本海沿いを北上 (ランスケ)
2014-07-24 06:15:08
おはようございます。
旅の4日目の朝です。

昨夜は江津郊外の国道9号線沿いの宿に泊まりました。
広い湯船で身体を伸ばし旅の疲れをとり、
溜まった洗濯もしました。
日本海の美味しい海も幸に麦酒も美味しい(笑)

ブログ更新は、一眠りした深夜に終えました。
時間が足りないので、どうも文章が雑になってしまいます。
これも、その内、旅の記録の要領を得るようになるでしょう?

MUGAKUさん、旅のエールありがとうございます。

江の川は四万十川を思わせる美しい川でした。
こんな川は開発から取り残された辺鄙な場所にしか存在しません。
その川を河口まで下る旅は、本当に心躍る時間でした。

実は、もう一泊河原でテン泊したい景観が美しくて、
ちょうど、その場所の手前にコンビニがあるという絶好の場所がありました。
なんとも後ろ髪を引かれる思いでした(笑)

今日からは、日本海沿いを北上し続けます。
さぁ、東北まで、どんな出会いと風景が待っているのでしょうね。
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