帰ってきた墨淵
待ちに待った墨淵の帰還 天に鐘が鳴り響く
弟子たちは 歓喜した
あの墨淵が 帰ってきた!!!
狐狸洞で目覚めた墨淵は 崑崙虚へと帰るが
その前に 愛しい司音と再会を果たす
師匠は彼女を十七と呼んでいた
白浅のまま 師匠のもとへ行くと 墨淵は呼びかけた
「十七」 と 泣きながら師匠の手を握り師父と呼ぶ白浅
やはり 師父は司音が女性だと知っていたのね・・BY白浅
師父は言う 自分の姿にそっくりな人物を知らないか?と
折顔は意味ありげに 十七がよく知ってると白浅に振る
恥ずかし気に、言いよどみながら 「天族の皇太子 夜華 彼は私の婚約者です」
この時 一瞬 墨淵が固まるんですよね・・・
うまいわあ マーク・チャオ
墨淵は 夜華が じつは 自分の生まれなかった双子の弟であると明かすのでした
崑崙虚では 司音が女装して帰ってきたと弟子たちに言われ ちがいます!
と否定する白浅 皇太子と婚約していること
阿離を皆に紹介したり 楽しい日々を送る
師匠と二人になった時 墨淵は 十七の顔についたすすを払い
優しく抱き寄せました
十七 もし 私が死なないでいたら あなたはずっとここで修行しましたか?
もちろんです!師父!
そうか、でも きっと家族が お嫁に行けっていうだろうねえ
静かに 墨淵は十七を思いやる
そこには 無言の愛が・・・墨淵の本当の気持ちを知るのは
折顔のみでした・・・
墨淵が帰還した時 夜華は人間界で天族の罰としての人生を送っていた
神芝草を焼き払い 4頭の獣を殺した罪という名目で・・・
白浅は なんとかして人間夜華に会いたくて 兄に頼み人間界にやってくる
数珠を渡し まだ子供の夜華に、決して私以外の女性と結婚しないでね
と言いました( *´艸`)
ところが 素錦もやってきて 素素にそっくりな人型を送りこみ
転生夜華に付き添わせるのでした
それを見た白浅 嫉妬心マックス
連日酒をあおって大荒れの日々を過ごしたあげく
結魂灯を壊してしまうのでした。
かけらで 指を刺したその途端
結魂灯から 素素の記憶が生々しくよみがえった
夜華を信じて待つ長い日々、裏切られた思い
天宮でのしいたげられた日々
素錦のえげつないいじわる
そして 極めつけは 夜華が、夜華が 私の目をえぐって
素錦に与えた・・・
夢のなにもかも、 光を失って 絶望の日々
素素 私が 素素だった!
絶叫する白浅
狐狸洞を飛び出し 素錦のもとへ来た白浅は自分のものを取り返しにきた
と 素錦をののしり すべては貸し借り
借りは返してもらう!と行って素錦の目をえぐった
誅仙台の借りは 若水で見張り役となって
翼王が出てくるタイミングを伝えよ!
そう言って 去った
宮中は 大騒ぎになった
白鳳九は白浅の後を追いかけて 叔母を助けようと宮殿にやってきたが
門番に足止めをくっていた
口のうまい素錦 なんとかして 叔母の正当性を伝えたい
足止めをくっていた鳳九を救ったのは 東華帝君だった
その時 夜華も人間界で死んで 崑崙虚で目覚めたのだった
墨淵は 金蓮のいわれを話し よく世話をしていた白浅の事も告げて
そのころから縁があったと夜華に言うのでした
天宮に帰ってきた夜華を待っていたのは
素錦の目を白浅がえぐって えらい騒ぎになっています
という 司命星君の報告 夜華はパニックを起こしかけるが、
司命の話しで我に返り まずは天宮のもめごとを終わらせてから
と人形から作られた素素 天君の第2皇子とその息子を連れてくるよう
司命星君に頼みます
ここからは まるで 裁判
素錦はだれからも見放されて 若水の見守り役として
下界へ追放になったのでした
そして 素素が白浅だった事を知った夜華の母は不吉な予感を感じるのでした
狐狸洞の前で 立ち尽くす夜華
大荒れに荒れた白浅は 誰も洞窟に立ち入るなと命令し
伝令の迷谷は 困り果てていますが
こればかりは 白浅の怒りが収まるのを待つしかありません
何日も立ち尽くす夜華
もし 母が こんな姿をみたら どんなに白浅を嫌うだろう
なんて 思っちゃう私がおりました・・・
しかし、若水川のほとりでは 異変が起きていました
翼王に目覚めの予兆が現れたのです
墨淵の魂で封印していたのですが 魂が集まって墨淵が復活したため
封印が破られそうなのでした
翼王には 秘密があって 自分の3人の子供が死ぬと
自分に力を与えるようにしくんでいたのです
すでに 長男は死に、その魂の持つエネルギーは翼王に吸収されていました
次男の現王リケイは 父の魂と対決するべく陣をしいて
自らの血をもって親を成敗しようと考えますが
父のほうが 一枚上手でした
リケイのエネルギーを吸収し、まさに復活しようというその時
知らせをきいた白浅は洞窟を飛び出します
夜華も慌てて後を追い まさに翼王に向かって飛び立った
白浅に金縛りをかけ 自分が翼王に立ち向かっていったのでした
戦いは 紙一重の差で夜華がせいしたものの
翼王は自分のエネルギーを 封印されていた東皇鐘に吸収させ
すべてを焼き尽くそうとしていました
大きくなって真っ赤な口をさらに広げはじめた東皇鐘
夜華は中心に向かって飛び出していきました
一緒に飛び出して行こうとする白浅を4番目の兄が全力で押さえました
そして 夜華が ゆっくりと落ちてきました
まさに、あの大戦で翼王を封印した墨淵のように・・・
魂の抜けた白浅は バリアを張って夜華をだいたまま
回りでは 姪の鳳九が泣きながら呼びかけますが すべては無駄なこと
やがて 知らせをきいた墨淵が到着し 白浅を説得します
狐狸洞に夜華と閉じこもった白浅ですが やってきた天族の人たちと
対面し 夜華の遺体を整えて渡しました
それから 3年、 心の傷も癒えぬながら なんとか日常をとりもどした白浅
夢の中では いつも夜華と一緒 それが夢なのか 現実なのか
さだかではない朦朧とした日々を過ごしていました
そして ある日 天に異変が現れます
皇太子夜華の復活の予兆でした
夜華は内在に父神からのエネルギーを持っていたのでした
そのため 昏睡状態に陥っていただけだったのです
夜華は帰ってきました
桃林で 夜華が呼びかけます
「浅浅 おいで」