VOL2 わ・た・し流

おとぼけな私ですが 好きな本のことや 日常のなにげない事等 また 日々感じたことも書いていきます。

永遠の桃花 感想

2021-08-12 19:58:00 | 永遠の桃花

ツッコミどころ満載ではありましたが・・・

 

 それでも 見るたびに泣けるので

 

もう 目の負担が 半端ないわ・・・

 

 マーク・チャオがね、 うまいなあ・・・というのが感想かな(*^-^*)

 

私の個人的見解なんだけど

 

 墨淵と夜華が並んでも  よく似た 違う人という感じなんです

 

あの感覚 不思議 

 

 そして マーク・チャオの ためた演技 っていうのかなあ

 

感情がこちらに伝わってくる

 

 彼は特に演技の勉強とかはしていない と言っていたと思います

 

多分 あれね 「前世」または 指導霊がくっついているから

 

 そんな感じの人です

 

ドラマのメイキング映像なんかも YouTubeで楽しませてもらいました

 

 現場では ずっこけたり 踊ってたり 吹き出してたり

 

楽しそうで 悪役の人も 演技が終われば おつかれ~~みたいな

 

 偉そうな天帝が 指導を受けている様子は

 

普通のおっさんぽくて笑えた

 

 あと ワイヤーアクションで とどかない~~(´;ω;`)

とかね

 

 今回のネタバレでは 東華帝君と鳳九のエピソードと 

崑崙虚での玄女リケイ 司音の三角関係は

ほとんど はぶいてあります

 

 とにかく マーク・チャオの演じる夜華と墨淵に夢中になりました

GyaO!さん いつも 感謝してます<(_ _)>


永遠の桃花 6(ネタバレ)

2021-08-12 19:41:17 | 永遠の桃花

帰ってきた墨淵

 待ちに待った墨淵の帰還 天に鐘が鳴り響く

弟子たちは 歓喜した

 あの墨淵が 帰ってきた!!!

狐狸洞で目覚めた墨淵は 崑崙虚へと帰るが

その前に 愛しい司音と再会を果たす

師匠は彼女を十七と呼んでいた

白浅のまま 師匠のもとへ行くと 墨淵は呼びかけた

「十七」 と  泣きながら師匠の手を握り師父と呼ぶ白浅

やはり 師父は司音が女性だと知っていたのね・・BY白浅

師父は言う 自分の姿にそっくりな人物を知らないか?と

 折顔は意味ありげに 十七がよく知ってると白浅に振る

恥ずかし気に、言いよどみながら 「天族の皇太子 夜華 彼は私の婚約者です」

 この時 一瞬 墨淵が固まるんですよね・・・

 

うまいわあ マーク・チャオ

 

 墨淵は 夜華が じつは 自分の生まれなかった双子の弟であると明かすのでした

 崑崙虚では 司音が女装して帰ってきたと弟子たちに言われ ちがいます!

と否定する白浅 皇太子と婚約していること

阿離を皆に紹介したり 楽しい日々を送る

師匠と二人になった時 墨淵は 十七の顔についたすすを払い

優しく抱き寄せました

十七 もし 私が死なないでいたら あなたはずっとここで修行しましたか?

もちろんです!師父!

そうか、でも きっと家族が お嫁に行けっていうだろうねえ

 

静かに 墨淵は十七を思いやる

 そこには 無言の愛が・・・墨淵の本当の気持ちを知るのは

折顔のみでした・・・

 

 墨淵が帰還した時 夜華は人間界で天族の罰としての人生を送っていた

神芝草を焼き払い 4頭の獣を殺した罪という名目で・・・

 

 白浅は なんとかして人間夜華に会いたくて 兄に頼み人間界にやってくる

数珠を渡し まだ子供の夜華に、決して私以外の女性と結婚しないでね

 と言いました( *´艸`)

ところが 素錦もやってきて 素素にそっくりな人型を送りこみ

 転生夜華に付き添わせるのでした

それを見た白浅 嫉妬心マックス

 連日酒をあおって大荒れの日々を過ごしたあげく

結魂灯を壊してしまうのでした。

 かけらで 指を刺したその途端

結魂灯から 素素の記憶が生々しくよみがえった

 

 夜華を信じて待つ長い日々、裏切られた思い

天宮でのしいたげられた日々

 素錦のえげつないいじわる

そして 極めつけは 夜華が、夜華が 私の目をえぐって

素錦に与えた・・・

 夢のなにもかも、 光を失って 絶望の日々

素素 私が 素素だった!

 絶叫する白浅

 

狐狸洞を飛び出し 素錦のもとへ来た白浅は自分のものを取り返しにきた

 と 素錦をののしり すべては貸し借り

借りは返してもらう!と行って素錦の目をえぐった

 誅仙台の借りは 若水で見張り役となって

翼王が出てくるタイミングを伝えよ!

 

 そう言って 去った

 

宮中は 大騒ぎになった

 白鳳九は白浅の後を追いかけて 叔母を助けようと宮殿にやってきたが

門番に足止めをくっていた

 口のうまい素錦 なんとかして 叔母の正当性を伝えたい

足止めをくっていた鳳九を救ったのは 東華帝君だった

 その時 夜華も人間界で死んで 崑崙虚で目覚めたのだった

墨淵は 金蓮のいわれを話し よく世話をしていた白浅の事も告げて

 そのころから縁があったと夜華に言うのでした

 

天宮に帰ってきた夜華を待っていたのは

 

 素錦の目を白浅がえぐって えらい騒ぎになっています

という 司命星君の報告 夜華はパニックを起こしかけるが、

 司命の話しで我に返り まずは天宮のもめごとを終わらせてから

と人形から作られた素素 天君の第2皇子とその息子を連れてくるよう

司命星君に頼みます

 ここからは まるで 裁判

素錦はだれからも見放されて 若水の見守り役として

 下界へ追放になったのでした

そして 素素が白浅だった事を知った夜華の母は不吉な予感を感じるのでした

 

 狐狸洞の前で 立ち尽くす夜華

大荒れに荒れた白浅は 誰も洞窟に立ち入るなと命令し

 伝令の迷谷は 困り果てていますが

こればかりは 白浅の怒りが収まるのを待つしかありません

何日も立ち尽くす夜華

 もし 母が こんな姿をみたら どんなに白浅を嫌うだろう

なんて 思っちゃう私がおりました・・・

 

 しかし、若水川のほとりでは 異変が起きていました

翼王に目覚めの予兆が現れたのです

 墨淵の魂で封印していたのですが 魂が集まって墨淵が復活したため

封印が破られそうなのでした

 翼王には 秘密があって 自分の3人の子供が死ぬと

自分に力を与えるようにしくんでいたのです

すでに 長男は死に、その魂の持つエネルギーは翼王に吸収されていました

 

次男の現王リケイは 父の魂と対決するべく陣をしいて

自らの血をもって親を成敗しようと考えますが

父のほうが 一枚上手でした

 リケイのエネルギーを吸収し、まさに復活しようというその時

知らせをきいた白浅は洞窟を飛び出します

夜華も慌てて後を追い まさに翼王に向かって飛び立った

白浅に金縛りをかけ 自分が翼王に立ち向かっていったのでした

 戦いは 紙一重の差で夜華がせいしたものの

翼王は自分のエネルギーを 封印されていた東皇鐘に吸収させ

 すべてを焼き尽くそうとしていました

大きくなって真っ赤な口をさらに広げはじめた東皇鐘

 夜華は中心に向かって飛び出していきました

一緒に飛び出して行こうとする白浅を4番目の兄が全力で押さえました

 そして 夜華が ゆっくりと落ちてきました

まさに、あの大戦で翼王を封印した墨淵のように・・・

 

 魂の抜けた白浅は バリアを張って夜華をだいたまま

回りでは 姪の鳳九が泣きながら呼びかけますが すべては無駄なこと

 

 やがて 知らせをきいた墨淵が到着し 白浅を説得します

狐狸洞に夜華と閉じこもった白浅ですが やってきた天族の人たちと

 対面し 夜華の遺体を整えて渡しました

 

それから 3年、 心の傷も癒えぬながら なんとか日常をとりもどした白浅

 夢の中では いつも夜華と一緒 それが夢なのか 現実なのか

さだかではない朦朧とした日々を過ごしていました

 

 そして ある日 天に異変が現れます

皇太子夜華の復活の予兆でした

 

 夜華は内在に父神からのエネルギーを持っていたのでした

そのため 昏睡状態に陥っていただけだったのです

 

 夜華は帰ってきました

 

桃林で 夜華が呼びかけます

 「浅浅 おいで」

 

 

 

 

 

 

 

 


永遠の桃花 5(ネタバレ)

2021-08-12 17:14:40 | 永遠の桃花

白浅は夜華から結魂灯を受け取る前に

 4番目の兄からの指摘で ようやく自分が夜華に恋していると気づいた。

結魂灯を渡すから来て と言われ、夜華のいる部屋を尋ねた白浅は

 お酒のカラ瓶が4~5個も転がっているのに内心驚いた

阿離の一件で アルコールに弱いのは 父譲りと聞いていたから

 夜華がこんなに飲んでいるとは・・・?

結魂灯への感謝を述べ、白浅はお返しに何が望みか教えてほしい

 と 夜華に尋ねるが 夜華は何もないといった

それでは 失礼します と白浅が帰ろうとしたとき

 突然ドアがしまり、夜華が白浅を抱きかかえた。

私が欲しいただ一つのものは・・・貴女だ

 

 (ここは ホント 一番のハイライトシーンです)

夜華は白浅を抱きながら 思う これが最後かもしれない

 4頭の獣との死闘、丹薬を作るときに使う自身の力

果たして命はあるのか?でも なんとしてでも 白浅

 あなたの願いは私がかなえる!

白浅が目覚めると そこは 白浅の部屋だった

 結魂灯がともっている

この結魂灯のもとで 白浅は不思議な夢を見るようになった

 それは 実は 素素の記憶だったのだが・・・

白浅は 夜華のもとへ急いだが 夜華はすでにいなかった

 その後の顛末が 実は神芝草を取って 丹薬を作ったのは

夜華だった・・・

 

 白浅は急ぎ天宮へ向かった。

白浅の前で 夜華は極力なんでもないふりをしていたが

 白浅にはそれはたまらない事だった。しかし

夜華の努力を無にしてはならない

 白浅も極力平静を装って 夜華の心使いに答えようときめる

片腕が動かない夜華のために つきそう決心をした白浅は

 ようやく 夜華に 愛してる、心から愛してるとつげるのだった

 

・・ねえ・・これで物語が終わってくれたらいいのにねえ

まだまだ引っ張ります・・・ 


永遠の桃花 4(ネタバレ)

2021-08-12 16:41:26 | 永遠の桃花

崑崙虚の一番弟子 ビエフォンは西海国の第2皇子だった。

 その兄が 長年病に苦しみ 症状が悪化してきたというので

折顔上神が呼ばれた

 折顔がその場で見たものは・・・

墨淵の魂の欠片だった。

 墨淵が いよいよ復活しようとしている!

一番に白浅に言いに行く と言った折顔に

 白浅の4番目の兄が釘をさす

まずは 夜華に言うべきだ・・・

 夜華は先ごろの玄女の言葉が引っかかっていて

あちこちに 司音と墨淵の関係についてリサーチしていたところだった

 白浅が司音であったことをその前に知った夜華だったが

かまをかけても 白浅からははぐらかされていた

 (夜華の対応に 私としては 涙が止まらなかったです)

今の状態では 墨淵の復活まで 7~8千年かかるという折顔に

 夜華は問う・・・白浅の7万年の夢です。少しでも早く目覚めるには

どうしたら?

 結魂灯をともして魂の欠片を集め 神芝草と人の修為の気を入れた

丹薬を飲ませ さらに修為を分け与える・・

 夜華は白浅の心にいるのは 師匠である墨淵だと思い込んでいた

白浅にしてみれば 崑崙虚の弟子ならば 師匠のために命を懸けるのは

 当たり前のことで 恋愛の対象では全然なかったのだが

夜華にはそこがわからなかった。

 夜華は白浅に結魂灯を渡し、自身は 天帝に願い出て

別の名目をたてて 一人神芝草を取りに向かう

 神芝草は 4頭の凶暴な魔物に守られたきのこだ

実は 玄女も 義妹に言われて 死産した子供に命を与えるべく

 そこに来ていた。義妹のエンジは 翼界に生まれながら

性格が良く 人を思いやることのできる人物で

 この物語の中で おそらく一番人間性が良いと私は勝手に思っている

 

リケイもまた部下とともにエンジを守ろうとやってきた

 そして 崑崙虚の16番弟子ズーランもまた・・・

ズーランは 司音とともに弟子入りした人物で 司音をずっとさがして

 全国を旅していたが エンジと出会って 始めは 翼族の動きを探るため

エンジを見張っていたが

 その人柄にふれ いつしか恋心が芽生えたのだった

 

死闘が始まった。夜華の戦いで 4頭の凶暴な獣をしりぞけ

 神芝草を取って 残りをやきはらったが

気のふれた玄女の邪魔が入って 夜華は片腕をもぎとられてしまう

 神芝草の始末と 獣を皆殺しにして 残った力を振り絞り

夜華は丹薬を作ると 折顔にとどけ、決して白浅には

 夜華が作ったと言わないようお願いするのだった。

なぜなら もし 夜華がかかわったと知ったら それを受け取らない

 それが 白浅の性格だから・・・と

玄女は死に リケイは 初めて 玄女のあわれを知って己の心持ちを振り返る

 ズーランは 玄女の死んだ子供を抱いたエンジを陰ながら警護しつつ

翼界へと送り、だが 決してその境界は超えてはならないと

 強く自分に言い聞かせて 去った

丹薬を手に入れた白浅は 少し違和感を感じながらも治療にあたり

 やがて 墨淵の仙気が力を増して ついに 墨淵復活直前へと

こぎつけた。

 そして その気を感じようと皇子の気根をのぞいた白浅は

そこに 夜華の仙気を感じて涙するのだった


永遠の桃花 3(ネタバレ)

2021-08-12 15:21:54 | 永遠の桃花

お盆休みで 外出もできない世の中だから こんな事してます( *´艸`)

 

 さて、東海国の祝宴へ行った白浅 皇太子の許婚は14万歳の老大母

 

という雑談を耳にして うんざりし、ホールに入らず裏庭へ

 

 そこで一生懸命庭を掘る子供を見かける

 

うっかり 破雲扇という神器を子供に貸してしまったため

 

 大風が巻き起こり 目の弱い白浅への心配りだった明かりの覆いが吹き飛んでしまった

 

 目に現れた白綾の目隠しを見た子供は 「母上」と叫んで白浅に抱き着いてきた

「母上!なぜ 阿離と父上を捨てて行ってしまったのですか?」

「人違いよ」という白浅だが 子供は抱き着いて離れない

 

その時 阿離をさがして夜華がやってきた。

 

 白浅を見て呆然とする夜華 素素!と叫んで白浅に手を伸ばしたが

 

無礼者!と一喝した白浅に 手を払われてひどく落胆する

 

 阿離を引っ張ってその場を去る夜華だったが

阿離の「父上、洗悟宮にある母上の絵姿にそっくりです」

 というセリフをきいた白浅は その人が 婚約者夜華であると知る

二人が去って 道に迷った白浅だったが 今日の宴会に白浅が来るときいて

 白浅をさがしていた小辛がやってくる

 

小辛と結婚できた第2皇子もこの祝宴に呼ばれていた。

 小辛は 白浅の元を黙って去った恩知らずの自分を許してほしいと頼み込むが、白浅の返事はつれなかった

しかし、結婚のお祝いとして 貴女の願いを一つきいてあげると約束し

 破雲扇を渡す

 

その様子を 物陰から見ていた夜華は その女性が自分の婚約者 白浅であること、素素の仕草にそっくりなこと

 素素が天宮で火傷した後が同じところにある事を知って驚愕する

 

白浅の元へ行くと 夜華は言う

「夜華は知りませんでした。貴女が青丘女帝白浅上神だったとは」と

 

これも 後でまた出てくるが 貴女とは 素素の事なのだった

 

 白浅が記憶を無くしている事を知った夜華は以後 涙ぐましい努力をする事になる

 

夜華は狐狸洞に公務の書籍を持ち込んで そこで公務を行うように手配し

 料理もできない白浅のために料理をし、散歩や囲碁をともにした

雨あられのごとく愛情を注いだが

 残念なことに 白浅はそういう男女の微妙な心理を全く理解できない女性だった!

 

天族に知られてはならない師匠墨淵の秘密をひた隠しにかくして

 夜華をけん制しながらの生活だったが

あるとき 翼族の皇后に墨淵のことがばれてしまい

 墨淵の身体と息子阿離が翼族の手に落ちてしまう

皇后は元狐狸族の玄女という女で 白浅にとってはいとこにあたる

 玄女はかつて 親から押し付けられた結婚にあらがって家出し

崑崙虚に匿ってもらっていた。

 その時 実は 白浅に求婚していた翼族の第2皇子リケイを横恋慕して

奪い、苦肉の計を持って墨淵の陣法図を盗んだのだった

そのせいで 墨淵は死に 多くの犠牲者がでる大戦となったのだった

 皇后になった玄女だったが リケイの愛は得られず、産んだ子は死産だった

 その子をよみがえらせようと 妖術に傾倒し、墨淵の身体で丹薬を作る魂胆だった

 玄女はかつて白浅の顔をうらやみ 変顔術を使って 小時間だけなら

白浅の顔になれるように折顔上神からほどこしてもらっていた。もちろん

白浅の同意を得てのこと

 それを巧みに利用し、今回の事件を起こした

怒り心頭の白浅は 翼界に単身乗り込むが 目の事を知った玄女に

 強烈な光を当てられて大いに苦戦することになる

知らせをきいた夜華はようやくに間に合った。

 無事 墨淵と阿離を取り戻して 休んでいる白浅に 夜華は

愛していると告白するが 白浅は取り合わなかった。

 こんなおばあちゃんの婚約者を押し付けられた貴方が気の毒

と言い、若い側室を必ず用意するなどど言ってのける。

 夜華は「愛しているのは貴女だけだ。他の誰も愛さない」

しかし その言葉に困惑するしかない白浅だった。

 

玄女と戦った際に 玄女が放った一言を 夜華は忘れられない

 こんな女狐を寵愛するとはね。知らないでしょう?この女と師匠は・・・

最後まで聞かず 夜華は気玉を放って玄女を吹き飛ばした

 

 天宮の温泉に 傷を治してほしいと白浅を招いた夜華

ここでまたひと悶着

 温泉に浸かりながら酒をたしなんだ白浅だったが

阿離にもお酒をのませたのがトラブルのもと

 アルコール耐性の弱い阿離が いつまでも目を覚まさない

男の子だもの ほっといても大丈夫よ という白浅に

目くじらをたてた夜華

「君は この子を自分で育てていないからそんな事が言えるんだ。

もし自分の子として育てていたら そんな事は言えない!」

この言葉にカチンときた白浅

 癒しにきたはずなのにこの不快感!

その他にも 夜華がやきもちを焼いてほしくて 自分に媚薬を盛ろうとした侍女の始末を白浅に投げかけたが

 他人事のような白浅の態度に 夜華は大きく失望する

そして その失望を隠そうとしなかった

 

 また、天宮の侍女たちの心無い言葉にも 白浅は大きく傷ついたのだった

 

そして夜華の美しい側室 例の素錦と渡り合って彼女を見下し、

 少しは溜飲を下げたが

侍女から 過去素素が自殺したことに素錦が関係したこと

 素錦の策略によって 素素の目が奪われた事を知る

夜華がどんなに素素を愛していたのかも・・・

のちに 白浅が夜華を心から愛していると自分の気持ちに気づくとき

 この素素の存在が 自身を傷つける・・

また 素素が自分だった記憶を呼び戻した時に

 もっと傷つく事になるのだった