ど根性系障害者は頑張って生きていくぞ!!!~高次脳機能障害その他症状てんこ盛り障害とともに~

交通事故で負わされた高次脳機能障害等とともに3年ぶり復職できたけど、次の目標を探しながらまだまだ頑張る奮闘ブログです。

味覚障害と嗅覚障害のリハビリ方法(自己流ですよ)

2012年06月12日 19時00分35秒 | 日記
 最初に言っておきますけど、これは正解じゃないかもしれないので真剣に読んで
「効果なかったじゃねえかよ!!!」っていうのはナシね(笑)。

 というわけで、僕流のリハビリ方法で~す!

 まず、自分が何を食べようとしているのかをメモリーノートに記録します。
 
 これは、記憶障害のリハビリにもなりますよ。

 たぶん、記憶障害のリハビリはST、OTでもやってるかと思いますが
目の前のお料理を見て、その味を思い出しながら、献立を書き込んでいきます。

 僕が、これをやり始めたのは、入院してた頃ですから、
それが何を意味するものなのか分からないで必死にやってましたね。

 だから最初は、「ごはん、味噌汁、焼き肉、デザート、牛乳」みたいなかんじでした。

 でも、その頃から、「あれ?名前も思い出せないけど、味もにおいも感じないぞ」って気が付いたんです。

 気が付くのが遅すぎるよ!って思うかもしれないけど、
意識が回復したころって、自分がどうしちゃったのかわからなくて
何が何だかわからない毎日なんですよね。

 退院した頃には、「自分が好きだったものを食べてみよう」っていろいろ食べてみました。

 でも、やっぱり、味も匂いもしないんです。

 全くしないわけじゃなくて、何となく感じるんですけど、
自分が思っていた味じゃなくて、美味しく感じないんです。

 だけど、メモリーノートには朝昼夕食のメニューを記録することにしてましたから
記録しながら、その時の感想も記録していきます。

 これがリハビリになるぞって、気が付いたたのは、銚子丸っていう回転寿司のお寿司屋さんです。

 まず、マグロ、エビ、シメサバとか安いものから選んで記録していきます。

 その時感じた味を、その横に〇、△、×で記録していきます。

 最初の頃は、ほとんど×ばっかりでしたが、回を重ねるごとに△が増えてきました。

 そういうことを他の食事のたびにやっていくんです。

 それで、わかったのは、味を想像しながら食べることで、
僕の脳くんが、味やにおいを思い出すんです。

 なんで、これがわかったかっていうと、地元の花火大会があって、
毎年、うちはベランダから見物してたから、その年もベランダで
ビールとか、おつまみといっしょに夕食もとりました。

 だけど、暗くて見えないから、「今日のメニューは、あとで奥さんに聞けばいいや」と思って
見物してたんですけど、さっき食べたばっかりのメニューが思い出せないんです!!

 なんでだ?!と思ったんですけど、良く考えたら、何を食べたのかわからなかったから
僕は、その味も匂いも思い出せずに食べたり飲んだりしてたんですね。

 だから、それからは、メモリーノートにメニューを記録してから食べるようにしています。

 これが、僕の、(自己流)味覚障害、嗅覚障害リハビリです。

 これは、医学的に正解かどうかわからないし、他の人にもできるかどうかわからないけど
朝昼夕食は、お薬を呑むのに必要だし、生きていくのにも絶対に必要だから
一石二鳥的な考えで続けてますけど、僕の場合は、一石なん鳥だ?