31日投票の総選挙。前回は立憲民主党がダメだと書きました。しかし市民団体や共産党、社民党、れいわも含めた政党と20項目の合意をおこない、野党共闘が成立しました。腐った労働組合＝連合の妨害にもめげず、共闘を成立させた枝野さんはブレながらも合意に持って行ったことに賛辞を送りたい。連合と市民感覚のズレが大きくなって市民の意見を聞いておかないと政党としてはダメと判断されたのでしょう。共産党も99年刊の結党以来初めてという政権協力になります。2年前。「志位和夫、この男が本気になれば日本が変わる」と言ったのは自民党重鎮の亀井静香。今、まさにその本気が政権合意という形で成立しています。
合意した20項目の中身はスゴイ。モリカケ問題や桜を再調査。憲法を守る。辺野古基地を作らせない。原発停止。石炭火力の増設を認めない。金持ちに税金を重くし、消費税を５％に戻す。ジェンダー平等の実現。この中の数項目でさえ実現できたら今までと違う日本になるという期待はあります。
告示日、コープ前で演説していた立憲民主党の今泉まおさんがＯＴＴＯに「お騒がせしました」と入ってこられました。残念ながら僕は居ませんでしたが出会いたかったなあ。
長く続いて日本政治をダメにした安倍・管政権を引き継ぐ岸田さんでは日本の資本主義は変わらないと思うのです。
前回の民主党政権では「原発推進」、「消費税率引き上げ」「沖縄基地持続」など、自民党と変わらないというかそれ以上の悪政も進めて結局瓦解した苦い経験があります。しかし今回は市民と野党との合意があるので勝手に覆すわけにはいかない縛りができました。頑固でブレない共産党が閣外協力という形でついています。「大臣ポストが欲しくて政治をやっているわけではない」･･･カッコ良すぎではないの(^O^)。
金持ちがなおさら金持ちになり、貧乏人がさらに貧乏人になった安倍・管政権をひっくり返すチャンスがこの選挙なんです。みんなで投票に行こうぜ！