バイクと音楽を楽しむ前期高齢者

ロイヤルエンフィールドとグループサウンズ、カワサキWシリーズとグランドファンクをこよなく愛しています。 

エンフィールドで日本半周 6月3日 福島阿武隈高地めぐり

2014-07-01 08:29:22 | バイク

 6月3日、橋を通る車の音で何度も目覚め、4時半に本格起床。昨夜、高規格キャンプ場で寝だめできてるので睡眠不足感はありません?5時、山から朝日が昇ってきました。お湯を沸かして即席味噌汁と野菜の朝食をとり、6時半出発。

 

 

阿武隈高地満喫の一日

 

 東館からR349を北へ。今日は阿武隈高地めぐりです。ツーリングマップルが「R349をフォローすれば阿武隈高地の世界が見えてくる」というので、これは楽しみだ。

 往復1.5車線の狭い国道ですが、交通量がないので快適です。そして農村風景が素晴らしい。日本昔話・・・日本の原風景を見るようです。

 でも休耕田になっていたり、牧草地になっていたりここにも農業問題が横たわっているようです。

 政府が進めようとしているTPPに加入すればこんな原風景など木っ端みじんに吹っ飛ぶでしょう。

走ってるだけでもいい

  流鏑馬(やぶさめ)の八幡神社とか強滝(こわだき)とか爺スギ媼スギ(じじすぎばばすぎ)とか、マップルには掲載されていないようなちっこい観光施設はありますが、左翼・・・R349は走っているだけで十分な観光価値がありました。(そうとは感じない人もおられることと思います。特に4輪の人)

 小野町から小川町までの25キロ区間は磐越東線と交差しながら夏井川渓谷沿いを進みます。とりたててどうの・・・ということはない景色ですが、これもR349同様、走ってるだけで気持ちがホンワカする、そんな道路でした。

 

  小川町からはマップルが「阿武隈体感ルートという」R399を北上。阿武隈山地ってでっかいんだな。それに急峻な道路でもない。阿武隈は全体的にゆったりとした山地という印象でした。

島の現実 川内村を超え、都路へ入ると爆発事故を起こした福島第1原発と同緯度。放射性物質のため、これ以上の北上は(無論東進も)不可能でした。原発から直線距離で20キロ以上離れているというのに、事故は収束どころか、拡大している印象です。道路沿いを除染して放射性物質の付着した泥などを袋詰めにしています。しかし持って行き場所がない。道端に放置するしかないのでしょうか?南の無人島の事となると目の色を変える人も多いが、福島のこの現実にもっと目を向けるべきだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 路←なぜかうまく変換してくれません・・・みやこじ街道を西へ20キロほど走ればR349と再会。北上します。相変わらず交通量はわずか。ゆるやかなアップダウン、往復2車線快適路です。

 丸森町で酒食の調達をし、不動尊公園キャンプ場(¥1.100)には15:30に到着してしまいました。沢というにはちょっと水量が多い川沿いの昔風のキャンプ場。現代風なオートキャンプ場とは全然違います。バイクは乗り入れ禁止の立て札がありましたが、管理人さんは乗り入れOKと言ってくれました。

 温泉は国民宿舎阿武隈荘の日帰り湯(¥500)を利用できます。今日もお一人様なので3日分の洗濯をしました。でも手絞りでは朝までに乾かないんだなあ。