本日の茨城新聞のスポーツ面は、「鹿島 上々の船出」 「交代策的中 鈴木、決勝ヘッド」。そして、「植田、鉄壁の守備」の見出し。確かに優勝候補
相手のアウェー戦では上々と言える試合内容でした。アントラーズはガンバ対策には自信を持ち始めているのではないでしょうか?昨年のナビスコ決勝
で宇佐美とパトリックを完全に押さえ込んだ記憶が残っているのかもしれません。
ガンバ関係のブログを読んでいたら、宇佐美の出来は悪かったと。確かに動きが悪くて精彩がなかったですね。ガンバにしてみれば、できたばかりの市
立吹田スタジアムでずっと勝ち続けたかったでしょうから、最初に叩いておいたのは大きかったと思います。このホームでは負けない、などという変な自
信を植え付けさせないことは大切です。それにしてもこのスタジアムは素晴らしいですが、観客席が近すぎるせいもあって、選手間の声が聞こえないとい
う欠点もあるようですね。
ガンバにしてみれば、前半に丹羽が負傷で交代したのが誤算でした。鎖骨骨折らしいですが、あの落ち方は鎖骨をやるんですね。私も二回鎖骨骨折
をしたことがあって、すごく折れやすい部分です。しかし、交代で入った井手口が良かったのに、むしろ問題だったのは全く攻撃ができなかった宇佐美
だったのかもしれません。練習の時からあまり良くなかったのかも・・・・・。それに対して、病気明けのはずの柴崎がいつもと変わらないのには驚きまし
た。柴崎は全体練習に参加したのは試合の2日前だったらしいですが、それを感じさせませんでしたね。金崎も同様に昨年同様の闘志剥き出しのプ
レー。イエローをもらったプレーはなんだったのでしょう?ちょっと審判に抗議したくらいにしか見えませんでしたが・・・・。
チームでイエロー五枚というのはかなり多いですが、それだけアントラーズが激しく行っていたということでしょう。石井監督は、(イエロー五枚は)フェア
プレーの観点から見ると多いが、サッカーではあり得ること。アグレッシブな戦い方は続けたい、とコメントしていますが、試合を通して、アントラーズのプ
レスは厳しくて、強い気持ちが前面に出ていたのは良かったと思います。
昌子は足を怪我していたようですが、まったくそれを感じさせず、植田との連係も素晴らしかったです。足元もハイボールも二人は勝っていましたね。
全体として守備では隙なくガンバの攻撃を封じていました。攻撃面では何と言ってもカイオの素晴らしい崩しからのクロスと、優磨君のヘディングシュート
ですが、宇佐美が入った直後に入れたのが良かったですね。カイオの動きのせいで宇佐美が全く持ち味を出せませんでした。あの時間帯に入ってくるカ
イオはなかなか止められません。ヘアースタイルも変わったし、昨年よりパワーアップしましたね。
開幕戦にしては仕上がりは良かったと思います。ここ数試合を負け無しでいって、ファーストステージを制して欲しいと思います。
あとセレッソの山村は得点したようですね^^良かったです!