けやきと見る夢~殿ヶ谷十二支はやし連ブログ~

東京都立川市西砂町で活動する 重松流・殿ヶ谷十二支はやし連の公認ブログです

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重松会議

2015年10月31日 | 行事!


昨晩、市内某所に
立川の重松流囃子5団体の代表者が集まり、会議を行いました。

11月3日の立川おはやし大会では「特別講演」という企画があり、今年は、市内の4つの流派(神田、目黒、船橋、重松)の紹介をします。
その内容は、各流派ごとで決めるということで、昨日の会議が開かれたわけです。

ちょうど5団体なので、一人ずつ出してコラボ演奏しましょうということになり、担当を決め、段取りを練りました。
同じ流派といっても、伝来ルートが異なるので、いろいろと違う点があるのが分かり、非常に面白い会議となりました。

菅生一座公演を見てきました

2015年10月12日 | その他
10月11日(日)、あきる野市の菅生一座公演を見に行ってきました。

この日の公演は、「菅生一座野口邸公演」というタイトルで、
開催場所は菅生高校近くの「野口邸」という個人宅の庭先でした。



この地区の名主さんの家です。すごい門構えですね。


明治22年に建てられた母屋の、座敷の縁側をせり出して舞台にしています。下手側には花道もあります。

周辺に飲食店やコンビニはありませんので、会場内には臨時の売店が営業中。飲み物や豚汁のほか、地元の野菜も販売されてました。

この日のプログラムは、12時から始まり、菅生高校吹奏楽部も出演しました。
私は、1時過ぎにに到着しまして、13:20からの子供歌舞伎「白浪五人男・稲瀬川勢揃の場」から見学しました。



花道に5人のチビっ子が登場して、一人ずつ口上を述べます。


捕り方に囲まれ、最後の大見得を切ると、拍手喝采でおひねりも飛び、幕となりました。

つづいての出し物は、爆笑時代劇「水戸黄門漫遊記~菅生村イノシシ騒動の巻」。
菅生一座さんでは、歌舞伎公演のほかに、オリジナル脚本による水戸黄門の劇を毎年行っています。「イオンモール」「西多摩霊園」「細谷火工」などなど、地元ネタのアドリブ連発で、楽しい劇でございました。

畑を荒らすイノシシ役は、座長の野口氏。70代とは思えないキレのある動きで、アドリブの「菅生の畑ランキング」のネタには爆笑でした。

つづく演目は「大黒舞」。こども座員たちがお菓子撒きをしました。

最後は歌舞伎公演「佐倉義民伝~印旛沼渡小屋の場」でございました。このお芝居は、下総国の佐倉惣五郎が藩主の圧政と領民の窮状を、四代将軍家綱に直訴した史実をもとにしたものです。


最後は、役者・裏方勢揃いでご挨拶。
「シャンシャンシャン、シャシャシャン、シャン」の七つで締める、その名も「歌舞伎締め」で締めくくりでした。この手締めは、秩父歌舞伎「正和会」さんから教わったものだそうです。

農家の庭先で、一杯やりながら芝居を見る。

あの雰囲気は、初めて体験する人には、ものすごいカルチャーショックだと思います。

あれだけの大所帯をまとめて、運営していくのは本当にたいへんだと思いますが、
ぜひ、次の世代へと継承していっていただきたいです。

菅生一座さんの次回公演は、来年1月9日、羽村市生涯学習センターゆとろぎで行われます。

殿ヶ谷一座の打上げ

2015年10月11日 | 西砂・阿豆佐味天神社祭り
10月10日(土)午後6時より、某カラオケ飲食店にて、
殿ヶ谷一座の公演打上げが、盛大に行われました。

芝居の感想や、お客さんの反響、テレビ放送のこと、などなど・・・

ひとしきり語り合った後は、いつもの大カラオケ大会に突入しました。


はやし連会長による森進一の歌マネに爆笑する座員たち。


第30回殿ヶ谷まつりの記録~本祭の後編~

2015年10月10日 | 西砂・阿豆佐味天神社祭り
前記事のつづきです。

午前10:00に予定通り、宮出しとなりまして、


最初の休憩場所の殿ヶ谷公会堂では、演奏を止めずに、みなさんにお囃子を披露しました。


殿ヶ谷一座の榎本座長もお面をつけて飛び入り参加。(写真右)


五日市街道を巡行中。


途中、立川一絆はやし連の方にも、山車に上がっていただきました。


七中にて。



最後は親子狐で宮入。
ほぼ予定通りに無事に巡行を終えることができました。

巡行後は休憩をはさんでから、中里ふるさとまつりの会場に移動し、中里神明囃子連さんと「西砂囃子の競演」を行いました。

中里の会場もたくさんの模擬店が並び、大勢の人で賑わっておりました。


中里から、さらに移動し、最後は宮沢地区のお祭り会場である諏訪神社(西砂町)へお邪魔して、奉納囃子を披露しました。
宮沢でも今年、神社氏子で半纏を制作しました。背中に「諏」と大きく入ったカッコいい半纏です。
(すいません、写真を撮り忘れました。残念)

昨年の本祭は台風のために中止となったため、2年ぶりの渡御・巡行となりました。
天候に恵まれ、多くの住民の方が参加して、近年にないほどの盛り上がりでした。

この流れを来年につなげるため、アイデアを出し合い、稽古に励み、
さらに頑張っていきたいと思います。

殿ヶ谷まつりに参加された、すべてのみなさま、おつかれさまでした!

そしてご来場いただいた皆様、ありがとうございました。